定番から変わり種まで!母の日には感謝を込めて花を贈ろう

母の日に贈る定番の花と言えば、赤いカーネーション。
しかし、最近ではカーネーションにこだわらず、他の花やいろいろな花のアレンジメントを贈る方も多くなってきています。

今年の母の日は、いつもとは違うお花を贈り、日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

この記事では、母の日に贈ると喜ばれる花や選ぶ時のポイントを紹介していきます。

母の日のお花を選ぶときに、ぜひ参考にしてくださいね。

1章 花を選ぶポイント


母の日に贈る花を選ぶ時に最も大切なのは、お母さんが喜んでくれること。
しかし、種類もたくさんある上、予算が限られた中で花を選ぶのって大変ですよね。

この章では、価格や日持ちなど、花を選ぶポイントを紹介していきます。

1-1、価格

花には絶対の価格が定められていません。季節や品質のよって異なります。
花束やアレンジメントは3000~5000円くらい。

少し大きなものや華やかな花を使用しているものは、~10000円くらいのものが多いようです。
一輪挿しから大きな花束まで、値段も異なります。予算に合った花を選びたいですね。

1-2、日持ち

花はいずれ枯れてしまうもの。ですが、できるだけ長い間きれいに咲いていて欲しいですよね。

以下のような工夫をすると、長持ちしますよ。
・涼しいところに置く
・茎を初めに斜めにカットし、そのあとに水に入れたまま、さらに斜めにカットする
・茎や小さなつぼみを摘み取る
・花瓶の中に入ってしまう茎や葉を取り除く
・枯れてしまった花を摘み取る
・水を一日一回取り換えるようにする

長く楽しみたいならプリザーブドフラワー

枯れない花、プリザーブドフラワーをご存知ですか?
母の日に生花をプレゼントしても、いずれは枯れてしまいます。しかもお世話をするのも大変ですよね。

そんな方にお勧めなのが、プリザーブドフラワーです。

プリザーブドフラワーは、生花のみずみずしさや美しさをそのまま残し、半永久的に楽しむことのできる花です。

枯れることもなく、水やりの必要もありません。また、アレンジメントも多数取り揃えているので母の日の花にぴったりですよ。

はな物語でも母の日特集をしていますので、ぜひご覧になってくださいね。

1-3、華やかさ重視

母の日に華やかな花を贈りたいのなら、ボリューム感の出る花束がいいでしょう。
さまざまな種類を使った色鮮やかな花束にすれば、更に華やかさが増します。

また、紫や青などの寒色よりも、ピンクや赤などの暖色を使った花の方が一層可憐で賑やかに見えますよ。

1-4、マンネリ化回避には新品種の花を

新品種の花を贈れば、マンネリ化回避にもなります。
普通の花よりも少し値段が張りますが、いつもより特別な母の日にすることが出来ますよ。

沢山ある中から、いくつか紹介しましょう。

・フロリアーヌ
クリームイエローにピンクの縁取りが優しい色合いのカーネーションです。
いつも優しいお母さんに、感謝の気持ちを添えて贈りたいですね。

・バンビーノ
咲きはじめの淡いピンクがだんだん白へと変化していく2色咲きが特徴のカーネーションです。見た目だけでなく、ソフトクリームのような甘いバニラの香りも楽しめます。

・万華鏡
万華鏡のように、小さな花びらが何重にも重なって咲く美しいアジサイです。色ははじめピンクやブルーなのですが、時間が経つにつれて白っぽく変化していく姿はとても美しいですよ。
希少価値が高く、人気の品種なので、早めに予約をしておくことをお勧めします。

・KEIKO
咲きはじめは、ピンクの縁取りが入り、咲き進んでいくと花びら全体が淡いピンク色に変わっていく、新種のアジサイです。

何故、「ケイコ」という名前なのか気になる方もいらっしゃるでしょう。実は、このアジサイの開発者の奥さんの名前なんですよ。命名のエピソードも素敵ですよね。
お母さんへ贈る際は、こんなエピソードを添えてもいいかもしれません。

1-5、花にあまり興味がないお母さん向け

花にあまり興味のないお母さんには、シンプルな一本挿しがおすすめです。
インテリアとしてリビングやキッチンに飾ることができますし、お世話の手間暇も比較的簡単ですよ。

ギフトセットとして、ケーキやハンドクリームと花がセットになっている商品もあります。お母さんが気に入ってくれそうなお花を探してみましょう。

1-6、長く育てたいなら鉢植え

母の日にプレゼントする花を鉢植えにすると、花そのものだけでなく育てる楽しみを感じることができます。

定番のカーネーションは虫が付きやすく、咲き終わった花をそのままにしておくと病気になることもあり、育てるのは少し難しいです。ガーデニングが好きなお母さんに贈りましょう。暑さにも寒さにも弱く、根気よくお世話をすれば初冬までは持つと言われています。

最近人気のアジサイは、寒さにも強く丈夫で育てやすい品種です。外でも管理できるので、翌年も花を咲かせるかもしれません。

1-7、天国のお母さんに贈る

天国のお母さんには、白い花を贈りましょう。
母の日は、亡くなったお母さんに白いカーネーションを贈ったことから始まりました。
白いカーネーションの花言葉は、「純粋な愛」と「私の愛は生きています」です。

最近では、カーネーションだけでなく、白いユリや蘭のアレンジメントも購入することができます。

感謝の気持ちを忘れずに、真っ白な花を贈りましょう。きっと、天国のお母さんも喜んでくれるはずですよ。

2章 贈る花を選ぼう


では実際にはどのような種類の花があるのでしょうか。

定番のカーネーションから変わり種まで、紹介していきます。

2-1、定番のカーネーション

母の日と言えば、定番の赤いカーネーションですよね。最近では様々な花を贈るようになりましたが、いまだ根強い人気があります。

カーネーションは、現在は3000以上の品種があると言われています。また、色もピンクやオレンジなど様々。中にはレインボーのカーネーションもあるんですよ。

カーネーションの花言葉は色によっても異なります。普段は照れくさくて言えない気持ちをカーネーションの花言葉に託して贈ってみてもいいかもしれません。

2-2、人気上昇中のアジサイ

最近カーネーションと並んで母の日に贈る花として人気上昇中なのがアジサイです。豊富な色や種類の中から選ぶことが出来るだけでなく、お世話が簡単なところも人気の理由。

鉢植えでプレゼントすれば、花が咲きだすところから散るところまで余すことなく楽しむことができますよ。

2-3、豪華さならバラ

男女問わずプレゼントに人気な花といえば、やはりバラですよね。
毎日忙しいお母さんにバラの花をプレゼントすれば、その美しさだけでなく香りも癒しを与えてくれるはずです。

また、母の日の前後はカーネーションの値段が高騰してしまうことが多く、カーネーションよりも安価でバラが手に入ることもあるようです。

バラは、女性の永遠の憧れ。母の日に贈れば、きっと喜ばれるでしょう。

2-4、香りを楽しむなら芍薬

香水としても楽しまれている芍薬の花を贈れば、部屋中で香りを楽しむことができますよ。
芍薬の香りというとあまりピンと来ないかもしれませんが、バラの香りに似ていると言われています。

芍薬といえば「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人を花に例えた言葉があります。すらりと伸びた茎の先端に咲く可憐な花びらは、お母さんを優雅な気持ちにしてくれることでしょう。

また、高貴な美しさを持つ芍薬を、ヨーロッパでは「5月のバラ」と呼んでいます。
母の日は、5月の第2日曜日。贈る時期もぴったりなんですよ。

2-5、園芸好きのお母さんには蘭

温度管理に気を使えば、2か月は花が持つと言われている蘭。園芸好きなお母さんにぴったりですね。さらに、花が落ちてしまってもちゃんと管理さえすれば、何度でも花を楽しむことができるのです。

蘭は元々、お祝いごとに贈る花としてよく利用される花。
カーネーションなどの定番の花に比べて少し高めのお値段ですが、特別な母の日に贈る花に最適です。

2-6、こんな花もあり!

人気の花以外にも、母の日に贈る花としてお勧めの花は沢山ありますよ。

ベゴニアは、バラのように花びらが重なって咲き、一輪ずつに存在感があります。とても育てやすい花なので、鉢植えでプレゼントするといいでしょう。

また、高級なイメージのあるクレマチスもおすすめです。「つる性植物の女王」と呼ばれているほど花が大きく、見栄えもいいので喜ばれるでしょう。また、多年草であるため、来年以降も花が咲きます。

お母さんがガーデニング好きな人なら、考えてみてはいかがでしょうか。

3章 花言葉から花を選ぼう


お母さんに対する感謝の気持ちを花言葉に託して贈るのも、粋な計らいですよね。
花の一つ一つに花言葉があることをご存知の人は多いでしょう。しかし、花の色によっても花言葉が異なるのはご存知ですか?

自分の気持ちにぴったりの花言葉を、お母さんに贈りましょう。

3-1、「無垢で深い愛」(カーネーション)

カーネーションの共通の花言葉は、「無垢で深い愛」です。
母の日にはぴったりの花言葉ですよね。

しかし実は、色ごとに異なった花言葉があります。

まずは母の日にふさわしい花言葉を持つ色を紹介します。

母の愛、母への愛、愛を信じる、純粋な愛

ピンク

感謝、美しい仕草、温かい心、上品、熱愛

誇り、気品

永遠の幸福

でも実は、カーネーションの中には、母の日に贈る時にあまりふさわしくない花言葉を持った色もあります。

黄色

軽蔑、嫉妬、愛情の揺らぎ、美、友情

オレンジ

清らかな慕情、純粋な愛情、熱愛

濃い赤

欲望、心に悲しみを

また白いカーネーションは、「尊敬」や「純粋な愛」などの素敵な花言葉を持っていますが、本来は亡くなったお母さんに贈る花。「私の愛は生きています」という花言葉も持っています。存命のお母さんに贈るのは、避けましょう。

3-2、「元気な女性」「一家団欒」「辛抱強い愛情」(アジサイ)

アジサイの花言葉は、「元気な女性」「一家団欒」「辛抱強い愛情」です。
しかし、これはポジティブなイメージの花言葉。

アジサイの色が七変化していくことから、「移り気」「浮気」「ほらふき」「変節」「無情」「冷淡」「高慢」といった意味も合わせもっています。

またアジサイも色によって花言葉が異なります。

忍耐強い愛

ピンク

元気な女性

気の迷い、寛容

ガクアジサイ

謙虚

ガクアジサイとは、中心に小さい花、その周りを取り囲むよう大きな花をつける種類のアジサイです。

3-3、「愛」「美」(バラ)

バラの花言葉は、「愛」「美」です。高貴なバラのイメージにぴったりですね。
バラの色別の花言葉も見ていきましょう。

情熱、愛情、貞節、美、模範的

ピンク

しとやか、温かい心、満足、愛を持つ、恋の誓い、幸福、感謝

黄色

献身、美、さわやか、平和

オレンジ

愛嬌、信頼、絆、さわやか、健やか、魅力

心からの尊敬、無邪気、約束を守る

誇り、気品、尊敬、上品

3-4、「精神の美」(クレマチス)

「精神の美」という花言葉を持つのは、クレマチスです。
これは、茎がとても細いのに対して花が大きく鮮やかなことが由来しています。

また、「旅人の喜び」という花言葉も持っています。これは、旅人が快適に一夜を過ごせるよう、宿の玄関にクレマチスを植えて出迎えていたことに由来しています。

この2つのポジティブな意味の花言葉に対して、「策略」という花言葉もあります。
これは、フランスの乞食がクレマチスの葉を使って皮膚を傷つけ、通行人から同情を誘ったことが由来していると言われています。

3-5、「華麗」「優雅」「気品」(ダリア)

[華麗」「優雅」「気品」、この花言葉を持つのはダリアです。
華やかなダリアの花をそのまま表現したような花言葉で、素敵ですね。

また、「感謝」と「裏切り」という真逆の花言葉も持ってます。これは、ダリアがフランス革命後の情勢不安定な中で流行ったことに由来していると言われています。

ダリアは色によって花言葉が異なっています。

栄華、華麗

感謝、豊かな愛情

栄華、優美

3-6、「感謝」(カンパニュラ)

カンパニュラの花言葉は、「感謝」「誠実な愛」「共感」「節操」「思いを告げる」などです。カンパニュラの花の形は、教会の鐘に似ていることから、その花言葉も教会の教えにちなむと言われています。

その清楚で凛とした雰囲気や花言葉からも、普段からお世話になっているお母さんに贈る花にぴったりですよね。

また、現在は300種以上もの種類があると言われています。お気に入りのカンパニュラを見つけて感謝の気持ちと一緒にプレゼントしたいですね。

3-7、「美しい淑女」(蘭)

一般的な蘭の花言葉は、「美しい淑女」「優雅」です。美しさや気品を連想させる独特な形の花の姿に由来すると言われています。
色とりどりの花を持つ蘭は、種類によってもさまざまな花言葉を持ちます。

胡蝶蘭

幸福が飛んでくる

胡蝶蘭の花びらの形がなんとなく羽に似ているので、蝶のようにひらひらと幸せが舞い込んでくることで、この花言葉が付けられたそうです。

カトレア

優美な貴婦人

シンビジウム

飾らない心、素朴、高貴な美人

アングレカム

祈り、いつまでもあなたと一緒

3-8、「感謝」(カスミソウ)

小さな白い花が可愛らしいカスミソウは、「感謝」「清らかな心」「幸福」という花言葉を持っています。

カスミソウと言えば、あまり目立たない存在や脇役という印象を持たれている方が多いかと思います。しかし、花束には欠かせない存在。どんな花も魅力を引き立たせる素敵な花なんですよ。

カスミソウの花言葉である「感謝」に合わせて、メインの花を選んでみてもいいでしょう。より一層感謝の気持ちが伝わるはずです。

3-9、「感謝」(ピンクのガーベラ)

ピンクのガーベラは「感謝」という意味を持つ優しい花。
結婚式や花束によく使われるガーベラ。その全体の花言葉は、「希望」と「常に前進」です。

部屋に飾っておくだけでもポジティブになれそうですよね。

赤や黄色、カラフルなガーベラで愛らしいブーケを作れば、きっとお母さんも前向きで明るい気持ちになるはずです。

3-10、「尊敬」(ゼラニウム)

コスモスや彼岸花と並んで秋を代表するゼラニウムの花言葉は「尊敬」「信頼」です。
秋のイメージを持たれている方が多くいらっしゃいますが、実は春先から秋の終わりまで長期間楽しむことができるのです。母の日のプレゼントの際には、鉢植えで贈りましょう。

また、ヨーロッパではゼラニウムを窓際に飾る風習があります。それは、ゼラニウムの香りに虫よけ効果があり、災厄から家を守るという意味があるからだそうです。

いつも家族を支えてくれるお母さん。感謝と尊敬の意味を込めて、ゼラニウムを贈るのもおすすめです。

4章 最後に

母の日に贈る花を紹介していきました。参考になりましたか?

定番の赤いカーネーションもいいですが、アジサイや蘭も素敵ですよね。
母の日に必要なのは大きな花束でも、値段の高い鉢植えでもなく、お母さんへの感謝の気持ちです。

たくさんある花の中から、毎日の感謝が伝わる花を選びたいですね。

提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

母の日に花を選ぶ際の一助になれば幸いです。

もし母の日に花のプレゼントお考えでしたら、手間が少なく、美しい姿を長くとどめるプリザーブドフラワーもおすすめです。

「はな物語」では母の日のプレゼント用プリザーブドフラワーをそろえております。

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