父の日のプレゼント選びは実用性がポイント!
こんにちは。プリザーブドフラワーのギフト通販専門店、「はな物語」店長の古河です。
6月の第3日曜日は父の日。いつも頑張っているお父さんに感謝の気持ちを伝える日です。
母の日に比べるとやや影の薄いイベントですが、近年は花屋などによる盛り上げ効果で、広く根付いてきています。
父の日に贈る花といえば、黄色いバラが定番化しつつあります。ただ、黄色が父の日のイメージカラーになっていることから、黄色い花全般のアレンジメントを用意する花屋も多いようですね。
「はな物語」でも、父の日のシーズンには黄色いバラのご注文を多くいただいています。
でも、花以外のプレゼントに悩む人は多いようです。特に女性では、お父さん世代の男性の好みが全くわからない、という声もよく聞かれます。確かに、お店に行っても、女性向けのギフト商品ほど男性ものは選択肢がないですよね。
今回は、確実にお父さんが喜んでくれるプレゼントの選びのポイントをご紹介します。お父さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら読んでくださいね。
1章 相場は?
プレゼントを選ぶ前に金額の相場をおさえておきましょう。
1-1、金額の相場は
父の日のプレゼントの金額の相場は一般的にどのくらいなのでしょう。
ある調査によると、3,000円から5,000円が最も多いそうです。
贈る側にとっても出しやすい金額で、受け取る側にとっても気持ちの負担が少ない価格帯といえます。
金額よりも気持ちが大切ですから、少ない予算でも心をこめて選びたいですね。
1-2、予算別、ギフト候補一覧
では、予算別でどのようなプレゼント候補があるか、みてみましょう。
1,000~3,000円
・ハンカチ
素敵なハンカチはおしゃれには欠かせないアイテムです。
デザインの良さはもちろん、良質な素材を使った製品がおすすめです。
イニシャルを刺繍できるハンカチは、特別感の演出にも◎。
また、デザインはフォーマルにも適している落ち着いたものがいいでしょう。
吸水性に優れているコットン100%のガーゼハンカチ、ふんわりとした肌触りのタオルハンカチなどの他、デザイン性の高いブランドのハンカチもやはり人気です。
・肌着、靴下
これも何枚あっても困らないですよね。最近人気の吸水性や速乾性、保温性など機能面で優れた肌着類はお父さんも喜ぶアイテムです。
靴下も消耗の激しいものですから、ブランド物のちょっと高めな靴下の贈り物は喜ばれます。
ビジネス用と普段用のちょっと色柄の違うタイプをセットにしてプレゼントするのもいいですね。
・コーヒー
お父さんがコーヒー好きならコーヒー豆もいいですね。普段なら絶対に買わないような高価なものを少量か、定番人気の豆を何種類かセットにするのも確実に喜んでもらえます。
大手カフェチェーンでも、店舗で数種類の豆を販売しています。選ぶのも楽しいですね。
メジャースプーンや豆用のジャーなどのコーヒー雑貨もセットにするといいかもしれません。
・スイーツ
甘いものが好きなスイーツ男子なお父さんには、有名店や全国各地のお取り寄せスイーツを贈ってみましょう。
ただし、お父さんにとって馴染みのあるスイーツがよさそうです。有名ブランド店の横文字名のスイーツだと、なんのケーキなのかよくわからない、というお父さんの声もあります。
大福、カステラ、もなか、どらやき、酒粕チーズケーキなど、普段から食べているスイーツの、ワンランク上のものを贈るのも◎。
気持ちをより伝えたいなら、メッセージが書かれたおせんべいなどはどうでしょうか。お父さんも笑顔になりますね。
3,000~5,000円
・お酒
お酒が好きなお父さんなら、普段は自分では買わないようなちょっとイイお酒をプレゼントするととても喜んでくれるはずです。
全国の蔵元から日本酒を取り寄せるのもよし。たり、ブランデーやウイスキー、ワインなど世界の銘酒、焼酎やクラフトビールの飲み比べセットなども良いですね。
お酒をプレゼントして、お父さんと晩酌するとさらに喜ばれるでしょう。
・水筒
スリムタイプのステンレスボトルはビジネス用のバッグにもすっと収まりよく入ります。外出先にお気に入りの飲み物を持っていけば、お父さんのお小遣い節約にも一役買うかもしれません。
ただし、一口に水筒といっても、いろいろなデザインがあります。小さい子ども向けのものから、スタイリッシュなものまでそろっています。
大人のお父さんには、シンプルなものがよいでしょう。入る量や重さにも注意したいところです。
・グルメ
それほど高価ではないけれど、買う機会のほとんどないようなグルメ商品。たとえば、肉や海産物、フルーツなどはどうでしょう。こだわりの生ハムや燻製などもおすすめです。また、全国各地のラーメンセットなどもいいかもしれませんね。
・iPadケース
iPadを持っているお父さんなら、専用ケースもおすすめです。
素材はレザー、フェルト、プラスチック、オイルペーパーなど様々なタイプがあります。デザイン性もありますので、お父さんの好きなものを選びましょう。
5,000円~10,000円
・ネクタイ
こちらも定番ですが、ビジネスマンのお父さんにとってネクタイは重要なアイテムです。
あまり派手なものや個性的なデザインではなく、ネイビーなどのベーシックな色にドットや小紋などのシンプルな柄が使いやすいでしょう。
・革製品
上質な革製品は長く使うほど味が出ます。ブランド品となると、財布は予算的に難しいかもしれませんが、キーケースやカードケース、名刺入れなどは予算内で良い品が買えます。
・バッグ
休日にお父さんが持ち歩くバッグとして、アウトドアブランドやカジュアルブランドの普段づかいしやすいバッグやバックパックなどはどうでしょう?
小さめで黒やネイビー、カーキなどの色が持ちやすいでしょうね。
・ボールペン
輸入文房具店で扱っているボールペンもおすすめです。万年筆よりも活用頻度が高く、何よりも抜群の書き味ですし見た目も特別感があります。
いつもは手ごろな値段のボールペンを使い捨てているお父さんに、上質で長く使えるものをプレゼントしましょう。
・コーヒーマシン
コーヒー豆を買うほどではないけれど、毎日コーヒーを気軽に飲みたいというお父さんに。
飲料メーカーなどが出しているコーヒーマシンは、簡単においしいコーヒーを飲むことができるのでおすすめです。
2章 はずれなしの定番品はこれ!
絶対にお父さんが喜んでくれるプレゼントをジャンルごとに選んでみました。
2-1、食品
肉
ブランド牛のA5ランクの肉などをプレゼントして、すき焼きを作ってあげるのも◎。
高級焼き肉店などのお食事券を贈るのもいいですね。
海産物
産地直送のカニやウニ、いくらなども喜ばれそうですね。旬のものを選んで高級海鮮丼を作ってあげるのも面白いかも?
セットになった鰻のかば焼き、大粒のホタテなども喜ばれそうです。
チーズ
お酒が好きなお父さんには、おつまみにチーズも良いかもしれません。種類が多すぎてどんなチーズがいいのかわからないという方は、専門店で選んでもらうといいですね。
食べたことのないような、世界のチーズの詰め合わせもおもしろいでしょう。珍しいものも買えます。
チーズに合うワインとセットにしたらなお◎。
お酒
ワイン、焼酎、日本酒、ビールなど、お父さんの好きなお酒を選びましょう。せっかくのイベントなので、希少性のあるものを選ぶとよいでしょう。
ビールでは、地ビールや世界各国のビール詰め合わせなどを贈ってもいいですね。
2-2、ファッション
ネクタイ
フェアファクスなどは日本製でハンドメイドにこだわるシャツメーカーのものが1万円以内で購入できます。シンプルで使いやすいデザインも魅力ですよ。
もし1万円以内の予算を出せるのであれば、ネクタイ専門のブランドもチェックしてみるとよいでしょう。
また、せっかく贈るのなら生地にもこだわりたいところ。シルク、サテンだと光沢があり、高級感も抜群です。
季節感を演出したいのであれば、冬用ならフェルト、ウールのもの。
夏用ならニット、麻、コットンなどもおすすめです。
カジュアルシャツ
スーツはたくさんあるけれど、あまり私服を持っていないというお父さんも多いのではないでしょうか?
カジュアルブランドのシャツをプレゼントしてみましょう。洋服は選ぶのが難しいですから、一緒に買いに行くのがベター。
または、店員さんにお父さんの写真を見せて色やデザイン選びのアドバイスをもらうのも良いかもしれませんね。
ベルト
これも確実に必要なものですから、プレゼントに最適ですよね。見た時に質の良さが分かるような品を選びたいですね。
ハンカチやコインケースとのセットなどもよくあります。色を合わせて贈れば、見栄えも◎。
2-3、日用品
扇子
夏の必需品ですね。プレゼントとしてピッタリです。上質な雰囲気の絵柄の扇子をプレゼントすればきっと愛用してくれますよ。
枕
寝つきが悪いという悩みがある場合や、夜中によく目がさめてしまうというお父さんに枕のプレゼントなんてどうでしょうか。
枕を変えてみたらちゃんと熟睡できるかもしれません。
品質の良い枕を贈ってお父さんの安眠の手伝いができるといいですね。
傘
傘は自分ではあまりお金をかけない物の一つだと思います。
でも、傘をブランド物にするだけでグっとおしゃれ度が上がりますよね。
また、皇族や政治家などVIP用の高級ビニール傘も透明度が高く、風に強いので実用的ですし、面白がってくれそうです。
パジャマ
家の中で着るものは一番後回しになりがちです。
プレゼントで新しくてステキなデザインのパジャマをもらえたら嬉しいですよね。
ナチュラルな色の肌触りの良いパジャマを贈ってみましょう。
2-4、花
バラ
父の日には黄色いバラを贈るのが日本の定番です。
黄色いバラが定番となったきっかけは、日本ファザーズデイ委員会のキャンペーンに由来します。
この委員会は「父の日」を国民的行事として定着させることを目的に、1981年に設立されました。
キャンペーンの一環として、「父の日黄色いリボンキャンペーン」を行っています。それをきっかけに父の日のイメージカラーが黄色として定着し、バラと合わさっていきました。
その結果、父の日には黄色いバラを贈ることが定着したようです。
でも、最近では青いバラもありますから、男性向けには青いバラも良いかもしれませんね。
蘭
花を育てることに喜びを感じるお父さんの場合、育てるのが難しい花を贈るとやる気が増して活き活きしてくるかもしれませんね。
蘭は大切に世話をしなければいけない難しい花です。
こだわりの植物男子であるお父さんにぜひ蘭を贈ってみてください。
2-5、こんなものもあり編
ドライブレコーダー
車の運転をするお父さんには、事故や駐車場トラブルに備えてドライブレコーダーもおすすめです。
低価格で高機能、取り付けも簡単な商品が数多く販売されています。
1万円以内の製品でも十分に高画質な映像を録画できます。
ラジコンヘリコプター
永遠の少年であるお父さんにラジコンヘリはどうでしょう?
最近はドローンが話題ですが、周囲を気にせず気軽に遊べる商品がたくさんあります。
特に超小型ヘリコプターのラジコンは室内専用で、リビングや書斎など限られたスペースでも簡単に飛ばせます。ちょっとした気分転換になるグッズです。
天体望遠鏡
お父さんの少年の心をさらにくすぐるには天体望遠鏡なんてどうでしょう?今は天体望遠鏡も気軽に買える価格が多く、1万円以内で買えるものもあります。
子供時代の好奇心を取り戻すとアンチエイジング効果もありそうです。家族で天体観測をすれば楽しい思い出も増えますね。
3章 年代別に考えるギフト
年代によってお父さんが好むものや、必要とするものも変わってきます。年齢を考慮して選びましょう。
3-1、40~50代
まだ現役バリバリの世代です。仕事に趣味に忙しいお父さんを助ける品を選びましょう。
ワイシャツ
仕事で毎日ワイシャツを着るお父さんにとっては、ワイシャツのプレゼントは喜ばれること間違いなし。
また、仕事でワイシャツを着ないお父さんでも、休日の外出時に着る人も多いでしょう。
サイズが違うと困るのでお仕立て券を贈って後日ゆっくり採寸して作ってもらうのも良いですね。
お仕立て券は大手スーパーだと1万円以内でありますし、百貨店でも1万円から販売しています。
シューケア用品
いつもピカピカな靴を履いている、かっこいいお父さんでいてほしい、という願いを込めて。
お手入れ用品も高級感のある素敵なものがあります。かっこいい缶入りのセットや、重厚で高級感あふれる木箱に入ったセットなど、ギフトとしてもピッタリな商品です。
自分で木箱に好きなものを選んで詰められるお店もあるので、予算に合ったセットにできます。
おすすめブランド
- ・サフィール
- ・エムモゥブレィ
- ・コロンブス
3-2、60~70代
仕事も引退し、第2の人生を謳歌中のお父さんが多いのではないでしょうか。
タブレット端末
スマホに比べてちょっと大きめのタブレット端末のプレゼントも良いのではないでしょうか。
電子書籍専用の端末も便利です。無料で読める作品も多いですから、とても喜ばれると思います。
海外メーカーですが、どちらも1万円以内で購入できる機種があります。
ルーペ
これも、高齢のお父さんにとっては嬉しいグッズですね。
やはり文字が見えづらくなっているお父さんには必須です。
今は洗練されたデザインのものも多く出ています。
夜でも見やすいライト付きのものがいいですね。
旅行
夫婦で行ける温泉などがいいですよね。
予算内で収めたい場合は、近場へのバスツアーや日帰りプランなどが良いのではないでしょうか。
豪華な昼食を食べて一日楽しく過ごし、お土産もついているツアーが人気です。
また、最近はローカル鉄道もお得な旅行商品を販売していますから、風景を楽しむ旅も良いですね。
3-3、80代~
健康が気になる年代なので、日常的に健康のサポートをしてくれるアイテムがより喜ばれそうです。
万歩計
加齢とともに外出が億劫になって運動不足の方も多いですよね。
万歩計をつけていると歩数を意識する生活になるので、自然と運動量が増えてきます。
毎日の散歩で脚力をつけ、いつまでも元気でいてほしいですね。
ステッキ
まさに転ばぬ先の杖です。転倒を防いで快適に外出してほしいですよね。ステッキを持っていれば、安心です。
冬の季節の凍結路でも対応できる金属の爪のパーツに交換できるステッキもあります。雪国に住むお父さんにはこのタイプがおすすめです。
ウォーキングシューズ
いつまでも元気で自分の足で歩いてほしいですよね。お父さんの足にフィットした歩きやすいシューズをプレゼントすると、楽しく散歩に出かけるようになるかもしれません。
日本の高齢者向けに作られている国内スポーツメーカーのものがおすすめです。軽い、歩きやすい、履きやすく脱ぎやすい、と高機能をそなえています。また
また、服装を選ばないデザインを選ぶのもポイントです。
おすすめメーカー
- ・アシックス
- ・ミズノ
- ・PEDALA
4章 要注意!やってしまった失敗例
せっかく選んだのに喜んでもらえなかった、という失敗例を紹介します。何を贈るにしてもお父さんのニーズに合っているか、という点を忘れないようにしましょう。
4-1、父の日を忘れていた
正直、母の日ほどには世間が盛り上がっているとは言えない父の日。
何月なのかさえも、うろ覚えの人も多いですよね。
実家のお父さんへのお祝いを忘れ、「お父さんをないがしろにした」とお母さんが不機嫌になって娘夫婦を無視、後々こじれたという話もあるようです。
4-2、好みではないものをプレゼントしてしまった
お父さんの好みに合わないものを贈っても意味がないですよね。
園芸に興味のないお父さんに観葉植物を贈ってしまった結果、そのグリーンはあっという間に枯れてしまったというお話も。
ファッションテイストの違いも気をつけて選びたいですね。
例えば、アウトドアブランド好きのお父さんに、ハイブランドの小物などはあまり歓迎されないかもしれません。その逆も同じです。
普段からさりげなく好きなものを聞いておけば、最低限「全く興味のないものを贈る」という失敗は避けられそうです。
4-3、ライフスタイルに合っていないものをプレゼントしてしまった
例えば、スーツを着ないお父さんにネクタイをプレゼントしても使ってもらえません。
普段作業着で仕事をしているお父さんになぜかネクタイを贈りたくなってしまい、自己満足でプレゼントしてみたけれど、やはり出番は皆無というエピソードもあります。
また、アウトドアをしないお父さんにバーベキューセットをプレゼントしたという人もいました。一緒に外でバーベキューを楽しみたかったようですが、一度だけ渋々つきあってくれただけだったそうです。
プレゼントは相手が喜ぶものを贈らないと、贈った自分もがっかりしてしまう事態になりかねませんね。
4-4、すでに持っているものをプレゼントしてしまった
高性能な万歩計を贈ったけれど、お父さんはすでに持っていたシンプルな機能の万歩計がお気に入りで、プレゼントしたものは使ってくれていないというケースもあります。
長年の愛用品がある場合は、故障でもしない限り新しいものに替える気にならないかもしれませんね。
いつも安い傘を持っているお父さんにブランド物の傘をプレゼントしたけれど、「もったいないから」という理由で使ってくれず、いまだに古い傘を使い続けているという方もいました。
傘はどこかに忘れてきてしまうことも多いですから、せっかくの贈り物を紛失したくないのかもしれません。
ちょっと残念ですけど、愛用品は古いからといって簡単には捨てられない愛着がありますし、物への考え方は人それぞれですからね。
また、読書好きのお父さんにベストセラー作品をプレゼントしたらすでに持っていたそうです。
これはありがちな失敗ですよね。人気商品などは要注意です。
4-5、気を付けることは?
せっかく贈るのですから、絶対お父さんを喜ばせたいところ。4章で紹介した失敗例を参考にしてみてください。
もうひとつ注意したいのが、父の日の定番である黄色いバラです。
実は、黄色いバラの花言葉には「嫉妬」「薄れゆく愛」など、ネガティブな意味もあります。
気にしてしまいそうなお父さんにはプレゼントしないほうが無難です。
また、白いバラはすでに亡くなっているお父さんに贈るというケースが多いようです。色には注意しましょう。
前述のとおり、今は青いバラもありますから、明るい色よりもシックな色のほうが好きなお父さんには青いバラもおすすめです。
特にバラにこだわらないのであれば、ユリやランやひまわりなど、など落ち着いた雰囲気のある花や、明るい色の花もいいですね。
5章 父の日とは?
父の日が始まったきっかけは何だったのか、知らない人は多いようです。紹介しましょう。
父の日はアメリカ発祥の記念日です。
1909年ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性は、教会で「母の日」の説教を聞いて「父に感謝する日も作るべきです」と牧師に言いました。
彼女のお母さんは、南北戦争にお父さんが招集された後、1人で6人の子供を育て、お父さんの復員後に亡くなりました。
その後、お父さんが男手ひとつでソラノ達兄弟を育てました。彼女は自分たち兄弟を育ててくれた父への感謝の思いから、その提案をしたといわれています。
そして、ソノラは自分の父親の誕生月である6月を父の日にしてくれるように牧師にお願いし、父の日の最初の祝典が1910年6月19日、第3日曜日に開かれました。
人々に親しまれてきた父の日は、1972年にアメリカの「国の記念日」として制定されました。日本も6月の第3日曜日を父の日としていますが、各国によって父の日の日付はバラバラです。
6章 父の日にプリザーブドフラワーを贈ろう
母の日に比べるとどうしても地味になりがちな父の日ですが、感謝の気持ちを伝える絶好の日です。
贈る花では、プリザーブドフラワーを選ばれる方が増えてきているようです。生花と違って平均で1~2年は持ちますので、長く楽しめるんですよ。
そして、水やりの必要がないのも大きな魅力です。特にお父さんの中には、草花の管理に全く不慣れな人も少なくないでしょう。毎日の水やりの必要がなく飾れる花なら、お父さんも気軽に愛でることができますよ。
黄色い花は、1~2本でも十分な彩りがあります。豪華なアレンジメントよりも、やや小ぶりな方がお父さんも受け取りやすいかもしれませんね。
お父さんの喜ぶ笑顔を想像しながらのプレゼント選びは、家族にとっても幸せな時間になるはずです。