市販のロウソクでできる! ボタニカルキャンドルの簡単レシピ

作成日:2016.02.25

最終更新日:2016年2月25日

カテゴリー:草花でできる演出

きれいな草花や木の実が閉じ込められているボタニカルキャンドルは、見ているだけで安らぎますよね。

季節の花をはじめ、果物やハーブが使われているので季節感があり、ただ置いておくだけでもインテリアになります。

そんな自分の好みのキャンドルが自宅で手作りできるって知っていますか?しかも、少ない材料で、とても簡単に作れるんです。

お店でずらりと並ぶキャンドルの中から、お気に入りを探すのも素敵ですが、自分の好みを追求するなら手作りが一番です。

この記事では、初心者の人向けのボタニカルキャンドルの作り方を紹介します。基本的な作り方は2パターンで、どちらも簡単でチャレンジしやすいですよ。

また、季節ごとにおすすめの草花も一緒にまとめました。その季節ごとの草花を取り入れて、風情豊かなキャンドルに仕上げてみてくださいね。

ぜひ、ボタニカルキャンドル作りの参考にしてみてください。

 1章 ボタニカルキャンドルとは?

ボタニカル(botanical)とは、「植物の」という意味。色とりどりの自然の草花、ハーブ、果実などを閉じ込めたキャンドルを、「ボタニカルキャンドル」といいます。

その魅力のひとつは、なんといっても草花を手軽に楽しめることと、見た目の可愛さ。

春には桜やタンポポ、夏なら朝顔やひまわり。秋には木の実や紅葉したもみじ、冬には木の枝やモミ、柊などといった ように、季節を楽しめます。

草花を飾って部屋を演出したい、と思っている人は多いでしょう。でも、花はお手入れが面倒と、なかなか草花に手が出ない人も多いはず。

一方、このボタニカルキャンドルは、作ってしまえばお手入れの必要もなく、季節の草花を愛でることが可能です。

また、ショップで売られているボタニカルキャンドルは、意外に高くてびっくりしたことはありませんか?

高さ8cm程度なら4000円前後はします。15cm程度なら8000円前後と、あまりお手軽な値段ではないですよね。

こんな高いものを、自分で作るなんて無理なんだろうなと思ってしまっている人も多いかもしれません。

でも、実は簡単に手作りできるんですよ。

しかも、手作りならとってもリーズナブル。基本の材料をそろえておけば、あとは季節ごとに、自分の好きな植物を使うだけなのです。

 2章 ボタニカルキャンドルの基本レシピ

さっそく、ボタニカルキャンドルを作ってみましょう。

基本の作り方には2パターンがあります。

ひとつ目は、キャンドルの本体に市販のロウソクをそのまま使って作る方法。2つ目は、市販のロウソクを溶かして作る方法です。

ここでは材料となるキャンドルと、完成品としてのキャンドルの混同を避けるため、材料としてのキャンドルをさす場合は以降「市販のロウソク」と表記します。

まずは、市販のロウソクをそのまま使う方法から紹介しますね。

2-1、押し花を貼るだけ!フレッシュハーブのボタニカルキャンドル

市販のロウソクをそのまま使って作るレシピです。既製品のロウソクの側面に、押し花にしたフレッシュハーブを貼り付けていくだけでできます。

この作り方でできるキャンドルの特徴をみてみましょう。

市販のロウソクを溶かして作るより簡単

市販のロウソクを溶かして作るよりも簡単で、時間もかかりません。でも、仕上がりの可愛さは全く変わらないんですよ。

ボタニカルキャンドル作りが初めての人は、まずこの作り方からチャレンジしてみるといいかもしれませんね。

フレッシュハーブで色鮮やかに

フレッシュハーブとは、ドライにしていない生の状態のハーブをさします。ドライにしたハーブは色褪せているものが少なくありません。でも、このフレッシュハーブなら、きれいな色合いがそのまま残っています。

また、ドライハーブは乾燥しているので、ロウソクの側面につけるときに破けてしまう可能性があります。その点、フレッシュハーブなら扱いか簡単、というメリットもあるんですよ。

ロウソクの大きさはお好み

例えば、大きいサイズの市販のロウソクにしたら、その分たくさんのハーブを貼り付けることができますよね。

または、小さい市販のロウソクなら、小ぶりの花をところどころに貼り付けるだけで、シンプルで上品なキャンドルになります。

使うハーブも、貼り付けるバランスも、アレンジ次第で雰囲気が変わるんですよ。

さっそく作ってみましょう。

【材料】

  • 市販のロウソク… サイズや本数はお好み
  • フレッシュハーブ… お好み

【道具】

  • ピンセット… 1個
  • スプーン… 1本

【作り方】

まずはフレッシュハーブを押し花にする方法から紹介しましょう。

基本の押し花の作り方

植物を裏向きにして並べて、用紙で挟みます。ここで使う用紙ですが、押し花用の吸水紙というものがおすすめです。植物から出た水分をしっかりと吸い取ってくれます。

ネットなどでも簡単に手に入るのでチェックしてみましょう。本の間に挟んだり、重しをのせたりしてもOKです。

押し花が出来上がったら、いよいよキャンドル作りです。

1、ロウソクに押し花にしたハーブをのせます。

2、熱したスプーンをハーブの上からギュッと押し付けます。

この2ステップだけなのです。スプーンから伝わる熱で、ロウソクの表面が溶けてハーブが貼りついてくれるというわけです。

これなら、ちょっと空いた時間にお手軽にできますよね。

2-2、市販のロウソクを融かして作る ドライハーブのボタニカルキャンドル

市販のロウソクを融かして作るレシピです。ロウソクを融かすといっても、難しい作業はありません。

この作り方でできるキャンドルの特徴をみてみましょう。

たくさんの草花をキャンドルの中に入れられる

市販のロウソクの側面に草花を貼る方法だと、ロウソクの面積に応じて貼れる草花の量が決まります。そのため、あまりたくさんは貼れません。

一方、市販のロウソクを融かすこの作り方は、ロウソクの中に草花を入れます。

そのため、ロウソクの側面に貼るよりは比較的多くの草花を使うことができます。

色とりどりの花を入れて鮮やかにすることもできますし、一色で統一して洗練された雰囲気にするのもいいですね。

ドライハーブはストック可能

このレシピで使用するのは、ハーブを乾燥させたドライハーブです。柔らかい生の草花だと、溶かしたロウソクの中で形が崩れる可能性があるからです。

ドライハーブを使うメリットは、まずハーブ自体を長期保存できること。

生の花を使った押し花は、すぐに使用しないとあっという間に枯れてしまいます。

一方、ドライハーブならストックしておくことが可能。

ドライハーブは自分で作ることもできます。生のハーブを吊るして乾燥させるだけなので、いっぺんにたくさん作ってストックしておくのもいいですね。

好きな香りをつけられる

市販のロウソクを融かす作り方は、溶かしたロウソクに好きな香りの精油を入れることができます。

数種類ブレンドしてもいいですね。オリジナルなキャンドルが楽しめます。

ロウソク100gに対して、小さじ1/2が目安です。

【材料】(200mlの紙コップ1個分のキャンドル)

  • 3号サイズのロウソク(1本約12g)… 15本
  • ドライハーブ… 適量
  • カモミールの精油… 小さじ1

【道具】

  • 紙コップ… 4~5個
  • ピンセット… 1本
  • 小鍋… 1個
  • 竹串… 1本
  • 割りばし… 1膳
  • カッター… 1本

*慣れないうちはこぼしてしまったりすることもあるので、紙コップは多めにあれば安心でしょう。

【作り方】

1、鍋にロウソクを入れて火にかけて溶かします。
初心者の方には、IHクッキングヒーターなどがおすすめです。

2、溶けてきたら芯を取り除いてとっておきます。
芯についている余分なロウを取り除いてまっすぐにのばしておきます。ティッシュなどでふき取るだけで簡単にまっすぐに伸びますよ。

3、紙コップを2つ準備します。1つの紙コップの底の真ん中に、竹串で穴を開けます。
開けた穴に、取り除いた芯を通します。穴から芯を約1cmほど出した状態でガムテープや、粘着力強めのセロテープなどでしっかりと固定します。

しっかりと貼りついているのを確認してから、もうひとつの紙コップを上に重ねましょう。

熱い飲みものや、氷を入れた飲みものには、紙コップを2重にして使ったりするものですよね。イメージはあの感じです。

穴の大きさは芯がギリギリ通るくらいの大きさにしておくことがポイントです。注いだロウソクが穴から漏れないようにするためです。また、テープなどで芯を固定する際には、しっかりと固定する、何度もしっかりチェックするように。

4、次に割り箸で芯を挟みます。
割らずにそのままの状態で使用します。

割りばしの間に芯を挟み込んだら、そのままスライドさせて箸の中央まで芯の位置をずらしていきます。目的は、キャンドルの芯をピンとまっすぐに伸ばした状態にすることです。

芯をスライドさせてストップさせる位置は、紙コップの底に空けた穴の真上になるというわけです。少し芯にたるみがある状態で、穴の真上まで芯をスライドさせたら、割りばしをカップの上に置きます。

この際、芯をピンと伸ばすことが大切。割りばしの両端を片手で押さえながら、もう片方の手で割りばしの間から出ている芯の先をキュッと上に引っ張れば、しっかり張った状態になります。

5、溶 かしたロウソクを紙コップに注いでいきます。ゆっくりと静かに注いでいくことがポイント。
すべて入れ終えたら、精油を加えます。静かに竹串で混ぜてください。

6、だんだん、表面に白っぽい膜がはってきます。そして、紙コップの外側から少しずつ固まってきます。
紙コップにロウソクが少しこびりつく程度に固まったら、いったんロウソクを鍋に戻しましょう。

紙コップの内側は、柔らかい状態のロウソクがくっついている状態になっています。そのロウソクの表面に、ドライハーブを貼り付けていきます。

ロウソクはどんどん固まってしまうので、手早く貼り付けることがポイントです。紙コップが変形しない程度の力でギュッと押し付けるように貼っていきましょう。

7、貼り付けが完了したら、残りのロウソクを注いでいきます。
最初に少し流し込み、ロウソクが紙コップ内の側面にいきわたるようにぐるっとコップを揺らします。

型崩れしないようにするのがポイントです。せっかく貼りついたハーブが取れてしまわないように、ロウソクの温度にも注意して、熱すぎないもの(70度くらいが目安です)を流し込んでいきましょう。

8、ロウソクが固まってくると、キャンドルの真ん中部分にくぼみができます。ここで「失敗したかな?」と不安になってしまう人もいるかもしれませんが、心配ご無用です。
これは液体のロウソクが、固まってきているために起こる現象です。

紙コップの底の芯を適度な長さにカットし、仕上げのロウソクをくぼんだ部分にゆっくりと注いでいきます。

完全に固まったら、紙コップを少しずつ破きながらそっと外してください。

このキャンドルは、紙コップの上が底になります。ただし、紙コップの下を底にするキャンドルにしてもOK。

ただし、紙コップの上下どちらをキャンドルの底にするにしても、底になる面をカッターで平らになるよう削りましょう。底が不安定だと、キャンドルが倒れる恐れがあるからです。

 3章 季節のおすすめの草花

基本の作り方で使用したのはハーブですが、慣れてきたらもっといろんな草花を使ってみましょう。

ボタニカルキャンドル作りに使用できる草花はたくさんあります。せっかくなら、その季節の草花をたくさん使ってみるのもいいですね。

季節ごとの草花を使うと、おしゃれ感がぐっとアップします。ドライフラワーにすると色落ちする花は、生のものを押し花にして使うといいですね。

各季節のおすすめの草花を紹介しましょう。

3-1、春におすすめの草花

花がもっとも美しい季節とされているのが春です。

淡いパステルカラーの花も、春らしい色合いが演出できますよ。

  • ガーベラ
  • タンポポ
  • アヤメ
  • ラベンダー
  • テッセン
  • 菜の花
  • ビオラ
  • カミツレ
  • ヤグルマギク
  • シロツメクサ
  • スズラン
  • スイートピー

3-2、夏におすすめの草花

ひまわりに代表される、元気が出るイエロー系の花は夏のイメージにピッタリです。

また、涼しげな印象を与えてくれるブルー系のお花も積極的に使っていきたいところですよね。

  •  アジサイ
  • アサガオ
  • フィーバーフュー
  • アーティチョーク
  • 日日草
  • マーガレット
  • サルビア
  • バーベナ
  • ベニバナ
  • アスター
  • スターチス

春の若々しいグリーンも素敵ですが、夏はみずみずしさたっぷりのグリーンを使うのもおすすめです。

夏の植物は水分を多めに含んでいるので、押し花を作る際にはいつも以上に作成時間が必要になるかもしれません。色味と合わせて水分チェックも忘れずに行っていきましょう。

3-3、秋におすすめの草花

秋におすすめなのは、断然木の実です。どんぐり、松ぼっくりなどをはじめ、コロンと可愛いフォルムの植物が登場します。

  •  アザミ
  • コスモス
  • クジャクソウ
  • フィオリーナ
  • 小菊
  • マリーゴールド
  • サルビア
  • ルリマツリ
  • シオン
  • フウセンカ

また、秋といえば、紅葉を忘れてはいけません。もみじなどは乾燥させると薄く破れやすくなるので取扱いには十分注意しましょう。

こちらは、ロウソクに貼りつける方法で作る方法をおすすめします。

3-4、冬におすすめの草花

冬はいつも以上にキャンドルにも“ほっこり”を求めてしまう季節です。クリスマス、バレンタインなどのイベントも多いので、ホームパーティーなどでもボタニカルキャンドルが、素敵な空間の演出に一役買ってくれるでしょう。

冬に咲く花は少ないのですが、冬にしか咲かない花もあるので、せっかくなら、キャンドルに使ってみたいものですよね。

  •  椿
  • スノードロップ
  • 水仙
  • クリスマスローズ
  • シクラメン
  • ストック
  • キンセンカ

また、冬にはドライフラワーを使った、色味もナチュラルなキャンドルもおすすめ。

ほっこりのイメージにピッタリでおすすめです。ソイワックスなどを使って、心にも体にも優しいキャンドルを作るのも素敵ですよね。

 4章 最後に

ボタニカルキャンドルの作り方を紹介しました。参考になりましたか?

難しそうに見えて、意外と簡単にできるのがボタニカルキャンドルのメリットでもあります。

自分好みに出来上がったキャンドルに火を灯し、ゆったりとした時間を過ごす。これ以上の癒しの時間はないのではないでしょうか。

基本の作り方に慣れたら、友人や家族の誕生日などにプレゼントするのもおすすめです。

ぜひ、オリジナリティにあふれるボタニカルキャンドル作りを楽しんでくださいね。

提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

記事の内容は参考になりましたか?
ボタニカルキャンドル作りの一助になれば幸いです。

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