浮いてない? 結婚式につけていくコサージュのマナー総まとめ

結婚式に招待されたら、どんなおしゃれをして行こうか考えるのってわくわくしますよね。

ドレスや和装など、出席者の服装のデザインもどんどんバリエーションが増えています。

でも、何を着ていくにしても大切なのは、結婚式にふさわしい装いであること。友人や親族の晴れの日ですから、しっかりマナーは抑えて出席したいですよね。

一方、服装には気を遣うのに、アクセサリーのマナーについてはあまり知らないという人は多いのではないでしょうか。

中でも「コサージュ」は存在感が大きく、シンプルなワンピースやスーツに合わせる人も多いでしょう。

でも、せっかく選んでみてもマナー違反になっていたり、会場で浮いてしまったりしてはガッカリです。つけている本人だけではなく、新郎新婦に失礼になってしまうかもしれません。

この記事では、厳かで華やかな結婚式にふさわしいコサージュのマナーと選び方についてご紹介します。結婚式に招待されたゲストは、最適な服装やコサージュで出席することが求められています。

しきたりや縁起、暗黙のマナーを確認して、適切なコサージュ選び参考にしてみてくださいね。

1章 結婚式用のコサージュのマナー

服装のマナーに比べ、意外と見落としがちなコサージュのマナー。最初にしっかりと確認しましょう。

1章では、NGな色や、つける位置など、基本情報を紹介します。

黒と白はNG

コサージュの色は難しく考える必要はなく、服装に合う色でOKです。

ただ、黒のコサージュは喪中を思わせるので、結婚式のようなおめでたい席ではわざわざ付けるのは失礼ですし、悪意さえ感じますから絶対にやめましょう。

また、白は主役である花嫁の色とも言われていますから、コサージュといえども、ゲストは避けたほうが無難です。

コサージュ一つでガラリとイメージが変わりますから、ぜひとも素敵なデザインのコサージュをつけたいですね。

生花は?

生花もダメです。花嫁よりも華やかな装飾で目立つことは全般的にマナー違反と心得ておきましょう。

結婚式につけていくのにふさわしいコサージュは、一般的に造花で作られたものが多いです。造花ときくと、色や形がやや雑に作られたものをイメージする人もいるかもしれませんね。

でも最近は生花と見間違えるような、精巧にできたものもあります。

また、ブリザーブドフラワーで作られたコサージュも素敵です。ブリザーブドフラワーとは、生花を特殊液につけて加工した花のこと。生花と同じような、美しい色と形を保っています。

つける位置

コサージュをつける位置は胸のやや高い位置が良いでしょう。コサージュの位置が顔に近いほうがパっと華やいで見えます。右でも左でも好きな方で良いのですが、一般的に左胸につける人が多いですね。

髪飾りにコサージュはOK?

いくら美しいコサージュがあったからといっても、髪飾りとして大きなコサージュを頭につけるのはやめましょう。

本来、結婚式で髪に花をつけるのは花嫁だけという暗黙のマナーがあります。
ただし、ショートヘアなどでどうしても髪にコサージュをつけたいという場合には、耳の上やうなじの低めのところにあまり派手ではない小さめの物をつけると素敵です。

そして、あまり花のモチーフであることが分からないデザインのものをおすすめします。くれぐれも花嫁より目立ってひんしゅくを買わないよう要注意です。

コサージュ選びのポイント

どんな色、デザイン、大きさのコサージュを選ぶにしても、大切なのは花嫁より目立たないこと。

せっかくのお祝いだと気合を入れておしゃれして行く人は多いでしょう。
でも、それで過剰に着飾るのはNG。結婚式の主役は新郎新婦ということを念頭におきましょう。

2章 華やかさを演出してくれるコサージュ選びのポイント

コサージュは素材もデザインも装飾も多種多様にあります。大きさも目立つものから小ぶりなものまで、どんなコサージュを選べばいいのかお店で悩んでしまいますね。

もちろん、基本的なマナーさえ守っていればあとは自分の好みで選べばよいのです。選ぶ基本は、まず使いやすい色であることが大切です。

そして、控えめな大きさであること。装飾が派手すぎず、上品な美しさであることなどが大切です。

主張しすぎず服装に華を添えてくれる上質なコサージュを選ぶ際のポイントをお教えします。

2-1、おすすめの色は?

定番カラーはベーシュ

人気なのは明るめのベージュ系です。定番カラーで、洋服とのコーディネートがしやすく、どんなシーンでも主張しすぎずに柔らかな雰囲気を演出することができます。

基本的に淡いペールトーンにすると、いろんな洋服の色に合わせやすいですし、パっと明るい印象になります。

ペールトーンのピンク、ブルー、オレンジ、イエローなどがおめでたい席にはピッタリですね。

シックな雰囲気ならネイビー

派手でもなく、地味でもないネイビーも合わせやすい色です。

特に、ネイビーのドレスには、同系のネイビーのコサージュも人気のようです。ネイビーでもオーガンジーのような素材なら重苦しくなく美しいですし、そこにパールなどの装飾があればさらに華やかで素敵なワンポイントとなってくれます。

シックな装いを得意とする大人の女性にはネイビーはぜひ挑戦してほしいです。

赤は難易度が高い

赤も素敵です。ただし、赤の大きいコサージュを選んでしまうと、上品なイメージとはやや遠くなってしまうかもしれません。

特に、原色の真っ赤なコサージュを付けると、悪目立ちしてしまう可能性もあります。

赤と一口に言っても、茶色っぽい赤から、オレンジがかった赤、紫が混じったような赤まであります。

赤を付けたいのであれば、原色は避けて落ち着いた色合いの赤を選びましょう。

2-2、デザイン選びのポイントは品の良さ

コサージュのデザインを選ぶ際、大切なのは品があること。
特にパールなどをあしらったコサージュは、華やかでありながら大人の雰囲気も演出できます。

生地ならオーガンジーやシルク、レースなどの繊細で軽やかなものが◎。これらの素材にパールやビジュー(宝石)の装飾のデザインはとても上品で優雅です。

バラやジャスミン、ダリア、椿など、季節ごとの花をモチーフとして選ぶのも良いですね。特に椿は世界的なデザイナー、ココ・シャネルが生涯愛した花でありモチーフであり、とても気品にあふれた花です。落ち着いた雰囲気を好む女性にピッタリですね。

パールやビジューの数が増えるとゴージャスさも増します。リボンなどがついているとさらに華やかですね。リボンは太めのものより、細いものにすると、より落ち着いた印象になります。

持っている洋服との相性と、出席する結婚式の雰囲気に合わせたものを選びましょう。

2-3、髪型や他のアクセサリーとのバランスが大切

コサージュを付ける際は洋服だけではなく、髪型やアクセサリーとのバランスもとても大切です。

あっさりとシンプル系でいくか、キュート系なのか、エレガント系なのか。トータルコーディネートができていないとなんだかちぐはぐな感じになってしまいます。

また、コサージュを胸元だけではなく髪にもつけるのはやりすぎ感が否めません。さらにネックレスやピアスなど、他のアクセサリー類をつけてしまうのも要注意。おしゃれどころか、逆に野暮ったく見えてしまいます。

やはりおしゃれは引き算。華やかな花やラインストーンなどでアレンジしたコサージュをつけるのであれば、ネックレスやピアスを小さめのパールなどにしましょう。

他のアクセサリーを控えめにしてこそ、コサージュもより引き立ちますよ。

髪もあまり飾りをつけないようにして全体をまとめたほうがコサージュの存在感がグッと増します。どこにポイントを置くのかを最初に決めてしまうとコーディネートも楽になりますね。

3章 最後に

コサージュについて選び方やマナーなどを紹介してきました。参考になりましたか?

小さな飾りではあるけれど、あるとないとでは全体の雰囲気を全く違った印象にしてくれるコサージュ。

少し地味目な服装でも、コサージュのおかげで明るい装いに見せてくれますから、心強いアイテムですよね。

結婚式に着ていく服が決まったら、その服の印象や色を参考にして、ぜひあなたを素敵に見せるコサージュを選んでみてくださいね。

提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

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コサージュ選びの一助になれば幸いです。

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