値段は?見た目は?造花のフラワーアレンジメント基礎知識

作成日:2016.02.17

最終更新日:2016年2月23日

カテゴリー:草花でできる演出

華やかなフラワーアレンジメント。
街中でもよく見かけますが、最近は造花も多いことを知っていましたか?

造花のフラワーアレンジメントって、いったいどんなものなのでしょうか。
見た目はきれいなのか、値段はどのくらいなのか、ちょっと気になりますよね。

造花のフラワーアレンジメントは安っぽい、という印象を持っている人も多いと思います。

しかし近年、造花づくりの技術はかなり高い水準となっています。
今では生花と見紛う造花も多くあり、造花のフラワーアレンジメントをさまざまなシーンに取り入れる人が増えてきているのです。

この記事では、造花のフラワーアレンジメントの最新事情を紹介し、基本的な知識と適切な使い道を提案していきます。

ふさわしい場面で使えるように、造花の特性を探っていきましょう。

1章 造花フラワーアレンジメントとは?


造花フラワーアレンジメントとは、造花を花器やバスケットなどに飾りつけたものです。
まずはアレンジメントの素材である、造花の特徴を見ていきましょう。

1-1、造花の種類

造花には、大きく分けてふたつの種類があります。
近年は名称の使い分けが曖昧になり、混同されている場面も多くみられますが、基本的には以下のような違いがあります。

頭の片隅に入れておくと、ショップ選びなどで困りませんよ。

1-1-1、シルクフラワー

一般的に流通している造花です。
ポリエステルやプラスチックを素材としており、独特の光沢があります。100円ショップなどで見かける方も多いのではないでしょうか?

安価でかわいい手作りアレンジメントを、気軽に作れる花です。

1-1-2、アートフラワー(アーティフィシャルフラワー)

アーティフィシャルフラワーが正式名称ですが、アートフラワーと呼ばれることが多いです。

絹やビロードなどの上質な布を花びらや葉の形に切り取って、一枚一枚染め上げて作ります。
手間暇かけて作られた高級品で、ギフトにウェディングにとシーンを選ばず活躍できます。

1-2、造花のメリット・デメリット

次に、造花のメリットとデメリットを見ていきましょう。

1-2-1、メリット

・枯れない

なによりまず、最大の利点は枯れないことです。
いつまでもきれいなまま飾っていられるのは、生花にはない造花最大の特徴です。

四季を問わずに、鮮やかな季節の花を飾っておくことができます。
外に出れば寒くて花一つ咲いていない冬でも、造花があれば華やかさを演出することができます。

・手入れが簡単

造花は日々のお手入れも簡単です。
生花に必要な水やりなどの世話が不要ですし、お手入れもほとんど必要ありません。

日常的な掃除のときに、軽く埃を落としてやればいいだけです。

それだけでは落ちない汚れがついた場合も、薄めた中性洗剤を布巾に含ませて、そっと撫でるように拭くだけで済みます。
生花に必要な剪定や水切りなどの手間を省けることは、大きな魅力のひとつです。

・衛生的

造花には虫がつきません。
花は好きだけど花につく虫は苦手、という方も多いのではないでしょうか?

そんな方も、造花なら安心です。
細菌の温床となることもないので、小さなお子さまのいるおうちでも安心して飾ることができます。

また、光触媒という言葉を聞いたことはありませんか?
造花には、この光触媒加工を取り入れているものが多くあります。

これは、光の力を利用して脱臭や空気清浄を行う、環境にやさしい技術です。
太陽光はもちろん、蛍光灯の光でも機能しますので、室内でもその効果を得られるのです。

生花にはない、造花だけのメリットと言えるでしょう。

お部屋のインテリアにはもちろん、お見舞いなどにもうってつけですので、造花のアレンジメントを購入するときには積極的に取り入れていきたい要素です。

・複雑なアレンジメントにも耐えうる丈夫さ

最後に、丈夫さも見過ごせない要素です。
引っ越しなどの環境の変化に耐えられますし、なにより生花には不可能な複雑なアレンジメントが可能なのです。

生花はアレンジメントをしている最中にも弱っていくので、アレンジメントにスピードが要求されます。

しかし造花のアレンジメントであれば、じっくり時間をかけて、丁寧に作品を作っていくことができます。

生花では、花びらや葉が傷ついてしまうためできなかった複雑な形状にアレンジすることも可能です。

こんな素敵なアレンジメント見たことない!と喜んでもらえるサプライズ演出に、造花はぴったりのアイテムなのです。

1-2-2、デメリット

さて、続いてはデメリットです。
さまざまなメリットがある造花ですが、もちろんマイナス面もあります。

・造花を好まない人もいる

まず挙げられるのが、造花に存在するイメージです。
「安っぽい」「しょせん作り物」など、あまりいい印象を持っていない人も少なくありません。

しかしながら、近年の優れた造花には生花と見紛うものも多くあります。
実物を目にすれば、その印象は覆すことができるでしょう。

・品質の差が大きい

品質の差が大きいことも困った点です。
種類の説明で述べましたが、名称の使い分けが曖昧になっていることもあり、一口に「造花」と言ってもその品質はピンキリです。

造花フラワーアレンジメントの入手手段は通信販売が主ですが、「写真ではよかったのに、実物はあからさまに偽物とわかる品質でがっかりした」というケースも散見されます。

そういった失敗を防ぐため、実店舗を構えているショップに行ってみるといいでしょう。
写真だけでなく実際に目で見てみることは、やはり大切です。

近くにないからどうしても通販で、という方には「○日以内なら返品可能」などのサービスを実施しているショップがおすすめです。

お客様都合による返品は受け付けない、というショップが多いですが、イメージ違いの返品を受け付けているショップも存在します。

・ものによっては高額になる

最後に、やはりネックとなるのは金額ではないでしょうか。

品質の差が大きいということは、金額の差が大きいということでもあります。値段と品質は必ずしも比例するものではありませんが、高い品質のものは値段も高価である傾向があります。

相場としては、テーブル用の一般的なサイズなら3,000円~10,000円、エントランス用の大きなものなら10,000円~30,000円と、生花の相場よりやや安いか同程度、場合によっては生花より高額になります。

生花と造花、どちらがより自分のニーズに沿っているのか、双方のメリット・デメリットをよく比較検討して決めるといいでしょう。

2章 造花フラワーアレンジメントに最適な用途


造花を用いたフラワーアレンジメントがどんなシーンに役立つのか紹介していきたいと思います。

生花よりも複雑なアレンジメントができるアートフラワーは、さまざまなシチュエーションで役立ってくれます。

以下で紹介するのは、精巧で高級感のあるアートフラワーアレンジメントがぴったりなシーン4つです。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

2-1、ウェディング

真っ先におすすめしたいのは、ウェディングです。
ウェディングブーケは、アートフラワーアレンジメントの利点を最大限に活かせるアイテムなのです。

ウェディング、それは人生でもっとも華やかで幸福なセレモニー。
一生に一度のことですから、念入りに準備して成功させたい、という意識は多くの人に共通のものでしょう。

また、大切な思い出として記念品をとっておきたいと希望する人も多いでしょう。

アートフラワーのウェディングブーケなら、その想いに完璧に応えてくれます。

かわいいのに丈夫なアートフラワーのブーケは、ウェディングブーケにぴったりです。
また、枯れないアートフラワーのブーケなら、事前の衣装選びのときに、当日と同じブーケを合わせてコーディネートすることができます。

せっかく素敵なドレスやスーツを選んだのに、ブーケと合わなかった……なんて失敗はしたくありませんよね。

そして写真撮影が別日の場合も、式と同じものを使用することができます。幸せな式と同じブーケを持った写真なら、きっと大切な宝物になるはずです。

もちろん、ブーケそのものもずっと大切にとっておくことができます。
明るい新居に結婚式のブーケを飾ることができたら、いつまでもその日の気持ちを忘れずに、幸せな家庭を築くことができるでしょう。

他にも、会場にディスプレイするお花をアートフラワーにしてみるのも魅力的です。

ゲストに一輪ずつ「枯れない幸せの花」としてプレゼントするのも素敵ですし、アレルギー体質のゲストがいらっしゃる場合そのテーブルだけアートフラワーにする、といった気遣いも喜ばれるはずです。

ウェディングのオーダーを受けているショップは、インターネットで簡単に見つけることができます。

2-2、ギフト

贈り物の定番といえば、やはりお花。
しかし、生花を貰ってもちょっと困ることがあります。

「花束を貰ったけど、花瓶がなくて……」
「きれいなアレンジメントを貰ったけど、水やりを忘れて……」

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

その点、アートフラワーのアレンジメントなら大丈夫。
花瓶がなくてもお世話を忘れても、ずっときれいなまま飾っておくことができます。

生花とくらべて持ち運びも容易ですので、渡す前や貰った後の移動も気楽ですね。
メッセージカードを添えてプレゼントすれば、手紙だけ、色紙だけのときよりも、グッと気持ちが伝わりやすくなるはずです。

ただ、ひとつだけ注意してもらいたいことがあります。

この記事で最初に述べたとおり「造花はちょっと……」と感じる人もいます。
気持ちを込めたプレゼントが、喜んで貰えなかったら悲しいですよね。

アートフラワーのアレンジメントをプレゼントするときは、その方が造花を苦手としていないか確認してからの方がよいでしょう。

逆に言えば、そういった確認のできるフランクな間柄のプレゼントとしては、非常に有用だということです。

新居祝いや入学・卒業祝い、さまざまなお祝いに記念となるアレンジメントをプレゼントできたら素敵ですね。

2-3、お見舞い

近年、生花が持ち込み禁止とされている病院が増えていることを知っていますか?
瑞々しく気持ちが朗らかになる生花ですが、虫がつきやすく、細菌が繁殖しやすいという難点があるからです。

また、毎日水をやったり替えたりしなければならない生花は、患者さんご本人やご家族の負担となってしまう場合もあります。

アートフラワーアレンジメントなら、そういった不安要素の一切が省けます。
お見舞いにはうってつけの選択肢なのです。

特に、光触媒加工がなされているアレンジメントなら、衛生面に厳しい病院でも喜んで受け取ってもらえるでしょう。
抗菌、脱臭、空気清浄、と入院中には嬉しい効果ばかりです。

お見舞いの品としてアートフラワーアレンジメントを渡す場合は、光触媒加工のものを選ぶといいかもしれませんね。

ただし、鉢植えの花は「根付く=寝付く」とされてお見舞いには不適切ですので、鉢植えや寄せ植え型でないアレンジメントを選ぶようにしましょう。
造花に根はありませんが、連想させてしまうアレンジメントはよくありません。

そのまま飾れて便利なフラワーボックスなど、そもそも茎の部分がない花だけのアレンジメントを選ぶと失敗がないでしょう。

2-4、インテリア

ご自宅でも会社でも、明るい花が飾られていたら、気持ちも明るく過ごすことができるのではないでしょうか。

オフィスが無機質にならないように、花や観葉植物を飾っているところも多いと思います。
華やかでいいのですが、お世話はやっぱり、ちょっと大変ですよね。
アートフラワーアレンジメントに切り替えれば、その手間を省くことができます。

また、大企業やホテルなどは、エントランスにフラワーアレンジメントを置いているところも多くあります。

エントランス用のアレンジメントはサイズが大きく、季節ごとに花を変える必要もあるため、造花では代替できないと考えられがちです。

そこでおすすめしたいのが、アートフラワーのレンタルショップです。
エントランスに見合ったサイズのアートフラワーアレンジメントを、季節ごとに変えながら提供してくれます。

生花を維持するよりも安価にエントランスを飾れますし、社内のトイレなどをトータルコーディネートしてくれるプランもありますので、非常に便利です。

オフィスだけではなく、もちろんご自宅のインテリアにもおすすめです。

ギフトを選ぶときは贈る相手の好みが大切なので、自分が好きなものを贈ることが、必ずしも正解ではありません。
しかしご自宅のインテリアとしてなら、自分の好きなアレンジメントを自分の好きなように飾ることができます。

アートフラワーアレンジメントは凝った形も作れるので、自分のイメージにぴったり合うよう、オーダーメイドしてみてもいいですね。
お部屋の家具やカーテンに合わせて、トータルコーディネートを楽しめますよ。

3章 手軽な手作りアレンジメント


アートフラワーアレンジメントは魅力的です。
しかし、自宅に飾るには高価すぎると感じた人もいるのではないでしょうか。

そんな人は、もっと安価で気軽に挑戦できる、100円ショップのシルクフラワーを使った手作りアレンジメントに挑戦してみましょう!

以下で紹介する材料は、すべて100円ショップで手に入ります。
DIYコーナーや手芸コーナーを活用して、自分らしいアレンジメントを作りたいですね。

シルクフラワーの品質もあがってきているので、高いお金をかけなくても、かわいいアレンジメントを楽しむことができますよ。

3-1、ミニブーケ

用意するもの

  • お好きな造花
  • お好きなリボン
  • 針金
  • ボンド
  • ハサミ
  • ペンチ

作り方

  1. 造花を手で持ち、形を整える。
  2. 形が崩れないように気を付けながら、針金で固定する。
  3. 針金を隠すようにリボンをくるくる巻いて、ボンドで固定する

たったこれだけです!
造花は5本~10本程度だと見栄えよくまとめることができますよ。

ラメのマニキュアで花びらを塗ったり、お好きな花器の上に置いたりしてもかわいいので、いろいろ工夫してみましょう。

3-2、リース

用意するもの

  • リース本体
  • お好きな造花
  • お好きな飾り(松ぼっくり、ボタン、リボンなど)
  • 針金
  • ボンド
  • ハサミ

作り方

  1. リース本体に造花と飾りをバランスよくボンドで固定する

配置を決めれば、すぐにリースの完成です。

同系色のお花だけで作っても可愛いですし、いろんな飾りをつけても賑やかな雰囲気で素敵です。
小さなぬいぐるみやアクセサリーなど、100円ショップで買えるいろんな小物を試してみてくださいね。

3-3、フラワーボックス

用意するもの

  • 標本箱やコレクションボックス
  • 発泡スチロール
  • お好きな造花

作り方

  1. 箱の中に発泡スチロールを敷く
  2. 発泡スチロールに造花を刺す

華やかなフラワーボックスも、これだけで出来上がりです。
箱自体をペイントしたりレースやリボンを貼ってみたりすると、より高級感のある仕上がりになります。

ペンキやレースなども100円ショップで手に入りますよ。
100円ショップの材料だけで、気軽に作れるシルクフラワーアレンジメント。

ハンドメイドならではの温かみと、自分で作ったという思い入れが、お部屋の素敵なアクセントになるはずです。
世界でたったひとつ、自分だけのフラワーアレンジメントを作ってみませんか?

4章 まとめ

いかがでしたか。
造花フラワーアレンジメントの印象は変わりましたか?

製造技術が向上していくことで、日々造花のクオリティは上がってきています。
枯れずにお手入れ簡単な造花は、日常に彩りを添えてくれる素敵な存在です。

造花のよさも生花のよさも理解して、さまざまなシーンにぴったりの選択をしていきたいですね。

提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

記事の内容は参考になりましたか?
造花のフラワーアレンジメントを知る一助になれば幸いです。

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