古希祝いのプレゼントは長寿の願いを込めて 厳選18品ご紹介

こんにちは。プリザーブドフラワーのギフト通販専門店、「はな物語」店長の古河です。

古希祝いとは、数え年で70歳になった おじいちゃん&おばあちゃんを祝うイベントです。もともとは中国で始まった習慣で、日本に伝わって広がり始めたのは室町時代とされています。

このお祝いは普段言えないような感謝の言葉や、長寿を願う気持ちをおじいちゃん&おばあちゃんに伝える良い機会ですよね。

「はな物語」にとっても、古希祝いはよくご利用いただくイベントの1つです。食べ物や実用品は人によって好みが分かれるところですが、花を贈られて嬉しくない、という人はいないのではないでしょうか。

古希を象徴する色が紫なので、紫色の花を選ばれるお客様も多いです。落ち着いた色で、男女問わず人気の色なんですよ。

でも、古希祝いって若い人には少し馴染みがないかもしれません。どんなプレゼントを贈ればいいかわからない、という人も多いでしょう。まして、おじいちゃん&おばあちゃんの年代の人が好むものがわからない、という人もいますよね。

この記事では「長寿を願う気持ちが伝わるプレゼント選びのポイント」を紹介します。
定番品から男女別に好む品、NGな品、熨斗(のし)の表書きまでまとめています。

おじいちゃん&おばあちゃんが喜ぶプレゼント選びの参考にしてみてくださいね。

 

古希のお祝いにふさわしいプレゼント。どんなものが喜んでもらえるのか、また、どんなプレゼントがあるのか、悩みますよね。

では、実際にどんなプレゼントがあるのか、実際の例を交えながら、「古希祝いに喜ばれるプレゼントと選び方のポイント」をご紹介します。

古希を迎える方に何を贈ろうか迷っている、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1章 相場は?

古希祝いのプレゼントを選ぼうとしたとき、まず気になるのが予算ですよね。

どれくらいの価格帯で選んだらいいのか、一般的な商品の例をあげながら、みてみましょう。

1-1、まずは金額の相場をチェック

金額の相場は、古希を迎えられる方との関係により、変わってきます。

だいたいの平均的な相場は、以下の通りです。

  • 両親・・・20,000~50,000円
  • 祖父母・・・10,000~30,000円
  • 親類・・・5,000~20,000円

ただ、一般的な相場なので、あまり値段を張ってしまうと、反対に相手に気を使わせてしまうこともあります。無理のない範囲で、「感謝とお祝いの心を伝えること」が大切です。

1-2、予算別、プレゼント候補一覧

では、実際に予算別には、どんなプレゼントがあるのか例を挙げてみましょう。

5,000~10,000円

  • 花束

プレゼントの定番といえば花。古花屋さんによっては、古希祝い用のアレンジメントや花束を提案しているところもあります。ユリ、カサブランカ、胡蝶蘭、バラなどゴージャス感のある花で、お祝いムードを演出しましょう。

  • 和食器

使用頻度の高い、湯飲みやお茶碗、お箸など。毎日使う人なら、その消耗度も高いはず。色褪せたり、欠けたりした器やお箸がないか見てみましょう。

上質な漆喰のお椀などもいいですね。

  • カタログギフト

ご自身で選んでいただける失敗なしの贈り物。
オールマイティに選べるものから、グルメカタログ、日用品カタログ、旅行カタログなど、内容がひとつに特化したものもあります。

何を喜んでくれるかわからない、という場合に心強いプレゼントですね。

  • フォトフレーム

記念の写真やメッセージを添えて。

家族みんなで記念写真と撮ってもいいし、おじいちゃん&おばあちゃんだけで撮るのもいいですね。

その写真を日付やメッセージの入った特注のフォトフレームに入れて贈ると◎。

10,000~30,000円

  • お酒

ワイン、ウェイスキー、ビール、日本酒、焼酎などから相手の嗜好に合ったものを贈りましょう。希少性のあるものや、お取り寄せ、海外のお酒もいいですね。
ボトルのラベルに名前やメッセージを入れてくれるサービスもあります。お酒が好きな方には、たまらないプレゼントですね。

  • 名前の詩

相手の名前にちなんだ詩。名前の1文字1文字を使ってプロがオリジナルの詩を作ってくれます。

  • メッセージ時計

オリジナルのメッセージと写真が入った時計。掛け時計と置時計があります。

メッセージ入りなんて逆に使いにくいのでは?と思う人もいるかもしれませんね。
でも、大きな文字でメッセージが書かれているわけではなく、英語などで小さく書かれているものもあります。

スタイリッシュで、その時計にもともと書かれていたように馴染んでいます。

  • 似顔絵

自分の似顔絵を描いてもらったことのある人は少ないのではないでしょうか?

古希のお祝いに描いてもらえば、いつまでも飾っておきたい記念になりますね。
写実的なものから、ややアニメチックにしたものまであるので、どんなテイストがいいかおじいちゃん&おばあちゃんに聞いてみましょう。

  • プリザーブドフラワーのアレンジメント

プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液体につけて加工した花です。水槍の必要もなく、長持ちするのが特徴。

園芸に特に興味がない、という人にも負担のない贈り物となるでしょう。

30,000~50,000円

  • 旅行

日頃の疲れを癒やせる温泉めぐりなどの旅行をプレゼントするのもいいですね。

おじいちゃん&おばあちゃんの体力も考えて1泊、または近場の日帰りでもいいでしょう。いつまでも思い出に残る旅行にしたいですね。

  • 腕時計

普段身につけるものは、愛着が沸くものです。特にプレゼントされた腕時計は、一層愛着が沸き、目に映るたび、嬉しくなりますよね。

2章 古希祝いの人気定番プレゼント

この章では、古希祝いに贈られる定番のプレゼントを紹介します。
「何を贈ればいいかわからない」という人は、まず定番をおさえましょう。

2-1、日用雑貨

オリジナルの名前やメッセージ入り食器

名前入りの湯飲みやお茶碗、箸など毎日使うものに名前やメッセージ入れれば、特別感もアップします。

見るたび使うたびに、心が通うプレゼントです。お値段もお手頃な価格から探せます。
予算3,500円~。

生年月日と名前の入ったぬいぐるみ

伝統的な古希の衣装をまとった、愛らしいぬいぐるみをプレゼント。

お孫さんからの贈り物としても、ぴったりですね。自分なりのメッセージを入れることもできます。
予算5,000円~。

名前や,エッセージ入り、振り子時計

名前やメッセージが書かれた、高級感のある振り子時計。木製やガラス製など、お好みの雰囲気で選べます。

毎日目にするものだからこそ、名前やメッセージが書かれていると、嬉しいですよね。
予算25,000~

2-2、食品

お米

毎日食べるお米は、いくらあってもうれしいですね。
化粧箱や、お祝いメッセージが入った古希祝い用のギフト包装をしてくれるところもあります。
予算4,000円~

お酒

お酒が好きな方であれば、必ず喜ばれるギフトですよね。ラベルに写真やメッセージ加工を施してくれるサービスなども充実しています。

また、ワインであれば、70年もののワインなども人気です。
予算10,000円~

写真入りケーキ

お好きな写真がプリントされた、見た目も楽しく、美味しいケーキ。箱を開けた瞬間の反応が楽しみですね。
予算6号5,000円~

2-3、食事

お祝い会をする際のお食事。どんなところを予約したらいいのか、作ったらいいのか、悩みますよね。地域によっても、異なりますが、一般的な例を紹介します。

外食

古希祝いプランのあるレストランも増えてきているので、そういったプランを利用するのもおすすめです。また個室のあるレストランなら、落ち着いてお祝いができ、小さいお子さんが居ても安心です。

古希祝いということで、和食レストランを選ぶ方が多いですが、お祝いをする相手の方の好みに合わせて、フレンチレストランや中華レストランを選んでも構いません。

インターネットで探す場合は、「古希祝い お食事」と検索、またはレストランの検索サイトなどを利用するのもいいですよ。

自宅

小さなお子さんがいたる場合や、寒い季節や脚が悪い方がいらっしゃる場合など、外出が難しいときは、自宅でお祝いするのが一番です。

お家で、ゆっくりするなら、料亭のお料理が味わえるお祝い膳がおすすめです。
インターネットで気軽に注文ができるので、是非試してみてください。お祝いにちなんだ食材が入っていて、見た目も豪華です。

お料理を作る際は、お祝い料理であれば、特に決まりはありません。
和食であれば、鯛や海老、お赤飯やお寿司など。洋食であれば、唐揚げやローストビーフなどのオードブル。ケーキなども用意すると、華やかになりますよ。

2-4、旅行

身の回りのものが揃っている方も多いので、ものよりも、思い出をプレゼントできる旅行も喜ばれます。夫婦での旅行をプレゼントしたり、家族や親族などで旅行に連れて行ったり、いろいろな贈り方があります。

プランも、さまざま。温泉巡りや舞台鑑賞、観光地巡り。または、相手の方の思い出の地や、行ってみたい場所などを巡るプランを考えて、オリジナルの旅行を贈るのも素敵ですね。

また、どこに行くか計画を立てるところから楽しんでもらえるカタログギフトで旅行をプレゼントするのもおすすめです。予算は、だいたい3万円のコースから選ぶことが出来ます。

3章 男女別に考えるプレゼント候補

男性と女性、好みや必要なものも、違ってきますよね。
ここでは、男女別に、また共通で好まれるプレゼントをご紹介します。

3-1、男性編

紫のニットベストやカーディガン

古希のお祝いにちなんだ紫色の贈り物。カシミヤなどの上質な素材を選べば、暖かく長く愛用できます。

予算13,000円~

グラスや酒器

江戸切り子や九谷焼きなど、ひとつひとつ丁寧に作られた伝統あるグラスやとっくりは、美味しいお酒を楽しんでもらえます。

眺めているだけでも美しく、お酒好きな方にはたまらない贈り物ですね。

予算8,000円~

焼酎サーバー

焼酎好きには、たまらないプレゼントです。陶器の中で焼酎を保存することで、味わいが増し、なめらかになります。プレゼント用に、名前やメッセージを入れてくれるお店もあります。

予算5,000円~

名前、イニシャル入りゴルフグローブ

いつまでも健康で趣味の時間を楽しんでほしい、という気持ちを込めて、相手の趣味に関連した贈り物もいいですね。

予算は、5,000円~

革製品

使い込むほどに味が出る革製品。ベルトやお財布、携帯ケースなど、身につけてもらえるものを選ぶのがおすすめです。

3-2、女性編

お菓子とお花のセット

お菓子とお花は、どちらも、特に女性の好むものですよね。お手紙などを添えると、さらに心が伝わります。

予算も3,000円~

アクセサリー

いくつになっても、おしゃれが好きな女性。古希のテーマカラーの紫は、大人の女性の気品が感じられる色なので、ストールやジェリーなどにぴったりです。

贈る方の雰囲気に合わせて、紫の濃淡や素材を選ぶとぴったりのものを見つけやすいですよ。

予算5,000円~

花束

その場が華やぐ、お祝いには欠かせないプレゼントの花束。古希の「紫」色にちなんで、紫色の花束を贈るのも素敵ですね。女性が好むピンクなどと合わせても、非常に素敵です。

その季節ならではのお花や、花言葉にも想いを込めて贈るのもおすすめです。また、お手入れの要らない、長く楽しめるプリザーブドフラワーも人気です。

古希祝いに最適なプリザーブドフラワーをご紹介しましょう。

3-3、共通編

名前の詩

オリジナル性の高いプレゼントで、喜んでもらいたいですよね。古希を迎えられる方の名前や性格、その方への想いを伝えるだけで、明るく楽しいイラストとともに、名前にちなんだ詩を書いてくれます。

予算8,000円~

メッセージ時計

せっかくの貴重なお祝いに、オリジナルのメッセージと写真がデザインされた、世界にたったひとつの時計をプレゼントしてみては、いかがでしょうか。きっと眺めるたびに笑顔になってくれますね。

予算10,000円~

似顔絵

写真は、沢山取っていても、似顔絵を描いてもらう機会、なかなかないですよね。似顔絵作家さんが、一枚一枚心をこめて描いてくれる、心のこもった贈り物。古希のお祝いとしても、人気なプレゼントです。

予算3,000円~

お誕生日新聞

お生まれになった日付の新聞を贈るのは、いかがでしょうか。なかなか自分の生まれた日の新聞を読んだことがある方も、少ないのではないでしょうか。

懐かしい出来事や、当時の風景が蘇ります。

予算5,000円~

4章 古希祝いにNGプレゼント

せっかくならば、一生懸命選んだものを喜んでもらいたいですよね。
最近は、贈り物のマナーなども、だんだんとゆるくなってきましたが、最低限押さえておくとよいポイントをまとめました。

4-1、年齢を強調したもの

長寿のお祝いといっても、まだまだ元気な方が多くいらっしゃるので、年齢を強調した贈り物は、気を落とさせてしまうことや、不愉快に感じさせてしまうこともあります。
老眼鏡や杖、あまりにも地味な色目のものは、避けた方がいいでしょう。

4-2、お茶

弔事によく使われる日本茶は、お祝いごとには、不適切とされていますので気をつけましょう。

4-3、その他、注意点

ハンカチ

ハンカチは、漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、別れを連想させるため、避けたほうがいいでしょう。

「苦」「死」を連想させるため、縁起が悪いとされています。
一見、女性への贈りものとして候補に挙がりそうですが、避けた方がよいでしょう。

5章 古希お祝いの由来と注意点

ここでは、簡単に古希の由来などについて説明します。「古希」について、理解を深めましょう。

5-1、古希とは?

古希とは、中国の唐時代の詩人、杜甫が「70歳まで生きることは稀である」と詠んだことに由来しています。

日本では、室町時代の頃から「古希」をお祝いするようになったといわれています。その頃に比べ、平均寿命も伸びている昨今では、70歳でも現役で活躍されている方が多くいらっしゃるため、古希の意味合いは、変わりつつあります。

現代では、「古希」といっても、長寿をお祝いするというよりも、ますますの健康を祈るような、明るく、たのしいお祝いの仕方やプレゼントが好まれています。

それから、古希祝いには、一般的に「紫色」のものを贈る風習があります。還暦祝いの際は、赤色のちゃんちゃんこや座布団でお祝いしますよね。

古希祝いの紫色には、古くから、紫色は身分の高い人だけが身につける色とされ、崇められていたという由来があります。最近では、こういった慣例も薄れつつありますが、なるべく紫色の入ったものを選びたいですね。

5-2、のし袋の書き方

古希祝の会に招待された際に、プレゼントではなく、ご祝儀を贈ることもあります。

その場合の「のし」の表書きは、「古希御祝」「祝古希」「御古希御祝」と書きましょう。また、水引は、何度でもお祝いしたいことなので、紅白、または金・銀の蝶結びにします。

また、当日に参加しない場合は、遅くても会の前日までには届くようにしましょう。

5-3、お祝いスピーチのポイント

どんなときでも、スピーチを頼まれると、どのようなことを話したらいいのか、頭を悩ませますよね。

スピーチといっても、あまり難しく考えず、古希を迎えられた方へ、感謝と尊敬の気持ちをお伝えすることが重要です。

体裁にこだわらず、ありのままの気持ちを言葉にしましょう。主役の方の功績を讃え、今後のご健勝をお祈りするとともに、家族であれば、少し顔が綻ぶようなエピソードを交えてみるのもいいですね。

また、忌み言葉である、別れを意味するような「去る」「退く」や、終わりを意味するような「散る」「枯れる」「割れる」「絶つ」などは、避けるようにしましょう。

6章 古希祝いにプリザーブドフラワーを贈ろう

古希祝いはおじいちゃん&おばあちゃんの健康長寿を願う、歴史のある行事です。プレゼントを贈って、長寿を祝う気持ちをしっかりと伝えられたらいいですよね。

お花をお考えでしたら、プリザーブドフラワーをおすすめします。プリザーブドフラワーと生花の大きな違いは、日持ちとお手入れの手間にあります。

生花はもっても1週間程度、しかも水やりが必要ですよね。おじいちゃんやおばあちゃんにとって、生花の世話は意外と手間な部分があります。

でもプリザーブドフラワーは、平均で1~2年はきれいな状態を保ちます。しかも、水やりがいりません。アレンジメントを贈ればすぐに飾って楽しむこともできます。

ですので、贈る相手の手間を考えても、プリザーブドフラワーは最適な贈り物なんですよ。

「はな物語」では花器に日付やメッセージを入れるサービスを行っています。また、フォトフレームだと、プリザーブドフラワーの隣にお好きな写真を入れて贈ることもできます。家族みんなで撮った写真を入れれば、古希祝いの記念になりますよ。

プリザーブドフラワーが入った時計も人気です。節目となるお祝いには、「新しい日々を生きる」という意味を込めて、時計を選ぶ方は多いようですね。また、時計は実用性が高い、という点も人気の理由になっています。

おじいちゃん&おばあちゃんの顔に笑顔が広がるお祝いにしてくださいね。

ぜひ、サイトもご覧になってみてください。
プリザーブドフラワーで伝えるあなたの気持ち はな物語