はな物語について | 花と言葉の贈り物 はな物語

はな物語について

はな物語の歴史

■趣味は盆栽

はな物語の歴史11979年、趣味が高じて“さつき”のお店を開いたことがことのはじまりです。

 

はな物語の歴史3ハウスとトタンで作られたほぼ手作りのお店。台風がくると屋根が飛んでゆきました。

 

はな物語の歴史2しかし、1970年代流行した盆栽ブームも、1980年前半には落ち着き、商売は非常に難しかったそうです。

■ファミリー園芸ショップ ふるかわ誕生

そんなこんなで、その後、園芸店として再出発。
おもに鉢物、苗もの、土や肥料といった園芸資材を販売していました。

■仕入先の勧めで生花を扱うことになりました。

はな物語の歴史4フローリスト ふるかわに店名も変更。鉢物や苗ものは大きく場所を取ります。その上とても重たく、その割には販売は芳しくありませんでした。

ちょうどそのとき、資材を仕入れていた業者から、生花(切り花)の販売を勧められたのです。はじめは一日に一万円売れればやっていけると教えられ販売を開始したのでした。

■何事も差別化が必要!

当店の近くにもすでに数店の生花店がありました。
単に生花を売るだけでは、なかなかうまくゆきません。他店にない販売、そして店主の特徴をいかした販売を考えなければ・・・。
そこで出た一つの答えは、いいもの嗜好。品質重視でデザイン重視!今もはな物語の基本姿勢です。

■10年以上の努力が実り、国家検定資格取得。

デザインでも差別化をしなければならないと努力を続けていた末、二つの権威ある資格を取得。
・国家検定厚生労働大臣公認「1級フラワー装飾技能士」
・文部科学省公認「日本フラワーデザイナー協会講師」
経営も軌道に乗りました。

■店舗リニューアルを期にフラワーデザインスクールを開校。

はな物語の歴史5はな物語の誕生です。
お店の改装を期に、店舗二階にフラワーデザインスクールを開校しました。
どうせならおしゃれな店名をということで、字画をいろいろ調べまして「はな物語」に変えました。1992年のことです。

■バブル景気にも乗り大繁盛!

デザインスクールの生徒も数十人規模になりました。
品質重視でデザイン重視にご支持をいただきまして、お店もデザインスクールも好調でした。
バブル景気も背中を押し、休む暇もないくらいの毎日です。

■フラワーギフトならはな物語

人にあげるものには誰もが気を遣うもの。
品質の良いお花の販売で認知していただいたはな物語、いつしか主力商品はフラワーギフトとなっていました。

■時は流れ、気が付けばはな物語も8年。

時代は不景気、ギフトは生活必需品。
運営の主軸がフラワーギフトとなって数年、不景気の荒波はギフトの需要も変えてしまいました。
ギフトといえば、食べるもの、消耗品、使えるもの・・・。
はな物語の経営も不安定でグラグラです。

■販路拡大!全国のみなさんとつながりたくてインターネット店開始。

はな物語の歴史6夢と希望に胸を躍らせるものの受注は一件(^_^;)
「インターネットってすばらしい!」
新聞もテレビもみんなが騒いでいたころ、素人の技術をフル回転ではな物語インターネット店を開店。
全国各地からひっきりなしにご注文いただけるものと、思い描いていた夢もむなしく、初年度はなんと受注一件。

■努力を続けて母の日で大ブレイク!止まらない注文に恐怖感さえ覚える。

何をやってもうんともすんとも言わない受注システム。新商品を追加しても、どなたからのリアクションもない。暗い夜の海をがむしゃらに泳いでいるような毎日でした。
そして、満を持して迎えた母の日。期待はしていたものの、予想をはるかに超える大ブレイク!受注処理をしたそばから受注。止まらないご注文にありがたくもその責任から、背筋が凍るような恐怖感を覚えました。

■二兎を追う者は一兎をも得ず。店舗閉店、インターネット専業へ。

23年同じ場所に店舗を構え、商売させていただいておりましたが、時代は流れ街の様相も変わり、人の流れも嗜好も変わりました。
芳しくない店舗の経営を立て直し、新規の事業も運営することは並大抵のことではありません。
大きな決断でしたが、ここはインターネット事業へ注力するべく、店舗を閉店することにしました。
世間では倒産による閉店や、やむなく事業から撤退するお店も多い中、幸いなことに前向きな閉店をすることができました。
思い出はありますので、少し寂しかったですが、みんな笑顔の閉店でした。

■インターネットでも差別化は必要!

おかげさまで毎日毎日、全国よりたくさんのご注文をいただけるようになりました。しかし、インターネットでの買い物が当たり前となっり、他とは違う特徴を持つということがすごく大切です。
特にお花屋さんは商材の性質から、インターネットでのギフト販売が盛んです。しかし、生きているものを扱うわけですから、デザインや配送、品質に特徴を持たせるのはとても大変なことなのです。一歩間違えると、お客様を裏切ることにもなりかねません。

■夢の商材、プリザーブドフラワー。

はな物語の歴史10そんな時、私どもはプリザーブドフラワーに出会いました。はな物語のポリシーでもある、品質重視でデザイン重視にもってこいの商材です。独創的なデザインが可能なこと、生活に受け入れやすい耐久性などは、はな物語がめざす「生活の中にお花を!」の精神に一番合った商材だと思いました。

■プリザーブドフラワー専門店へ。

数ヶ月の研究期間を経て、プリザーブドフラワー専門店としてリニューアルオープンしました。
今までの経験を踏まえ、本当にお客様のためになるサービスとは何か、改めて考え直しサービスの内容も一新しました。

■敬老の日、大失敗もありました。

はな物語の歴史82008年のことです。もっともっとたくさん販売したい!!
そんな気持ちで某◯天市場にて大々的なキャンペーンを試みました。
数百万円の広告費をかけて、敬老の日に七福神の人形焼きセット数千個の販売計画です。
そして、見事に不発・・・。
売れ残った山積みの人形焼きに途方に暮れて、1000万円の借金が残りました。
一人一人のお客様を大切にして、コツコツがんばるのが一番だと反省した『はな物語』一番の大事件でした。

■贈り物に徹底的にこだわったサービスの追求!

はな物語の歴史7早いものでプリザーブドフラワー専門店になり10年の月日が経ちました。
専門店になりたての頃はめずらしかったプリザーブドフラワーも、今では贈り物のスタンダードとしてすっかり定着しました。
プリザーブドフラワー専門店も巷に溢れましたが、もともとフラワーギフトのエキスパートでこの分野で老舗とも言える当店です。
私どものお役目はいつも変わらず、一点一点丁寧に心を込めて日々運営しております。

■そして、これから・・・

常に進化を続けて、成長してきたはな物語ですが、これからも当店のポリシーとお客様の求めるサービスを追求して参ります。
今後とも変わらぬご愛好をよろしくお願いいたします。

記事カテゴリー コラム
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