赤以外もOK? 母の日のカーネーション選びは品種、色、花言葉がカギ

作成日:2019.04.11

最終更新日:2019年5月9日

カテゴリー:行事やとくべつな日の贈りもの

母の日に贈る定番といえば赤いカーネーションですよね。毎年母の日には、とりあえずカーネーションだけは贈る、という人も多いのではないでしょうか。

そんなカーネーション、品種改良が繰り返され、現在では様々なタイプや色が販売されています。

また、色によっても花言葉が異なるって知っていましたか?色によってはネガティブな意味の花言葉もあります。自分が知らなかったばかりに、悪い花言葉で相手を傷つけてしまうことも。

この記事では母の日に贈るカーネーションの選び方や注意点、花言葉の意味、さらにカーネーションを贈るようになった理由を紹介します。

日頃の感謝を伝えるために、母の日のカーネーション選びの参考にしてくださいね。

1章 カーネーションの選び方

カーネーションはナデシコ科ナデシコ属、3月から5月に最盛期を迎える春の花です。

花持ちは切り花の場合、短くても10日、長いと20日以上と長期間楽しめます。

しかし、水やりのときに花や蕾に水がかかると傷んで病気になる、高温多湿に弱い、日照不足で変色するなど、環境に左右されやすいデリケートさも持ち合わせています。

カーネーションには、花自体の形状や色、さらにプレゼントの形式など、選択肢が豊富に存在します。

お母さんの好みや贈った後のことも考えて、選んでみてくださいね。

1-1、形状

プレゼント用のカーネーションには大きく2つのタイプがあります。

スタンダードタイプ

一本の茎にひとつの花がついているタイプで、カーネーションといえばこちらをイメージする人も多いはず。

八重咲きの大きな花を咲かせ、比較的日持ちがするのが特徴。

スプレータイプ

一本の茎に多くの花や蕾があるタイプ。日本での栽培数が多いのはこちらです。

ほとんどが八重咲きで、花の大きさもスタンダードタイプに比べると3分の1から6分の1程度。

一本でも華やかさを出すことができます。

1-2、品種

品種によって、毎年花が咲くものと、1回咲いて終わってしまうものがあります。ラベルに表記してあることもありますから、確認しましょう。

一季咲き性品種

4月から6月に一度だけ花を咲かせる品種。花は大きめで、昔からある品種です。

カーネーションは毎年プレゼントするし、季節感のあるうちだけ楽しみたいのならば一季咲き性品種でもOK。

四季咲き性品種

品種改良で生まれた、条件が揃えば花を咲かせる品種。うまく夏を越せれば秋に花を咲かせることも。

プレゼントされた花を長く楽しみたいのならばこちらがベター。

1-3、プレゼントの形式

どんな形でカーネーションを贈るかも重要なポイントですよ。

花束

花を使ったプレゼントといえば花束。華やかさが最も強く伝わります。

組み合わせも、色の違いや別の花との組み合わせで、ほぼ無限大といえるでしょう。予算に合わせて柔軟に対応しやすいのも◎。

ただ、鉢植えに比べれば枯れやすいのがデメリットです。

鉢植え

切り花である花束に比べると長持ちしますし、うまく育てられれば複数回花を咲かせます。

園芸が趣味のお母さんにおすすめ。

逆に園芸に知識がないとすぐに枯らしてしまうので、注意が必要です。

プリザーブドフラワー

生花の質感があり、栽培の手間が無く、長期保存のできることから、人気が高まっています。

本物の花と遜色ない、花束や鉢植えタイプのフラワーアレンジメントもいいですし、時計、あるいは額縁に入れて飾っておけるのもプリザーブドフラワーならではでしょう。

「はな物語」でも母の日特集をしていますので、ぜひご覧になってくださいね。

1-4、色

母の日のプレゼントで候補になるカーネーションの色を紹介します。

母の日のカーネーションといえば赤ですよね。

普段なかなか感謝を口に出せない人こそ、母の日の代名詞である赤いカーネーションでストレートに感謝を表現してみては?

存在感があるので、お酒やスイーツに一輪添えるだけでも、母の日らしさを演出できます。

ピンク

赤よりも視覚的に柔らかい印象を与えるので、優しさを出すにはぴったり。淡い色が温かみを感じさせてくれます。

上品でシックな色使いが、プレゼントをより大人な印象に。

派手さや可愛らしさを敬遠しがちなお母さんでも、喜んで受け取ってくれるでしょう。

品種改良によって生まれた新しい色のカーネーション。人とは違う色合いが好きな方に。

青ばかりだと印象が少し重くなってしまうので、他の色や別の花とセットにしてアレンジすると綺麗に仕上がりますよ。

 2章 カーネーションの色別花言葉

カーネーション全体としては「無垢で深い愛」「愛情」。

母の日にはぴったりの花言葉ですよね。

ただカーネーションは色の種類が豊富で、それぞれの色に合わせた花言葉もあります。

ここからは、色別の花言葉をお教えします。

2-1、ふさわしい花言葉を持つ色

感謝や幸福に関係する花言葉を持つ色です。

単色ではもちろん、フラワーアレンジメントでたくさんの色を使うときも、以下の色をメインにすると良いでしょう。

母の愛、母への愛、愛を信じる、純粋な愛

ピンク

感謝、美しい仕草、温かい心、上品、熱愛

誇り、気品

永遠の幸福

2-2、避けたい花言葉を持つ色

母の日に贈るカーネーションにはあまりふさわしくない色もあります。

ネガティブな意味の花言葉や、恋人向けの花言葉を持つというのが理由です。

ただ、気にしない人ももちろんいますし、色彩としてあった方が映える場合もあります。

あくまで花言葉の観点からですから、それ以外の観点、例えば風水的に良い色だからとプレゼントに用いても大丈夫ですよ。

母を偲ぶ、尊敬、私の愛は生きています

黄色

軽蔑、嫉妬、愛情の揺らぎ、美、友情

オレンジ

清らかな慕情、純粋な愛情、熱愛

濃い赤

欲望、心に悲しみを

3章 白いカーネーションはOK?その意味は?


2章で紹介したカーネーションの色の中で、最も避けるべきとされているのは白。

これは、白のカーネーションには、亡くなった母に贈るという歴史があるからです。詳しくは6章で解説しましょう。

日本へ母の日にカーネーションを贈るという風習が入ってきた当初も、やはり母親が存命の場合は赤、亡くなっている場合は白とされていました。

その後、赤と白で使い分けをしなくてもいいのではないか、という意見が出始め、のちに統一されました。しかし、年配の方を中心に未だにこの認識が残っている人もいます。

白のカーネーションの花言葉を知っているお母さんには避けるべきですし、気にしないという人でも、白単体で贈らずに、他の色のカーネーションと組み合わせて贈るのが無難でしょう。

4章 カーネーションを買う際の注意点

カーネーションを買うときに注意したいことがあります。それは購入時期です。

母の日が近くなると、全国的にカーネーションの需要が急増します。

花屋側もそれを見越してはいますが、それでも対応しきれない事態になれば、早期に注文を締めきってしまう場合も。

店頭で販売されているカーネーションも、当日には売り切れている可能性があります。

また、母の日に合わせて大量に花が用意されるため、当日に近づくにつれて質が玉石混交になってしまっても不思議ではありません。

ラッピングや配送などの手間や時間を考慮すれば、母の日の約1ヶ月前に注文をすると安心できますよ。

もし店頭で購入する場合は、カーネーションの茎に注目しましょう。

太い方が水の吸い上げがよく、長持ちします。カーネーションは折れやすい花ですから、曲がりにくい固い茎だとなお良いでしょう。

通販サイトで花を購入する場合も早めの予約を心がけましょう。母の日の前日などに注文しても、実際に届くのが数日後では間に合いません。

5章 カーネーションに合う花

他の花と合わせてみるのも表現に幅が出るので試す価値アリ。

見た目はもちろん、「感謝」や「愛情」などの花言葉を持つという選び方でもいいですね。

バラやトルコキキョウは、花言葉もよく、母の日近辺は質の高いものが手に入りやすいので、カーネーションとの組み合わせとしてお馴染みです。

おすすめの花と色、その花言葉を紹介します。

バラ(ピンク)

感謝、幸福

ガーベラ(ピンク)

感謝、思いやり

ダリア

感謝、威厳、豊かな愛情

カスミ草

清らかな心、感謝、相思相愛

カンパニュラ

感謝、誠実

トルコキキョウ

美しさ、優美、希望

ユリ

純真、無垢

アジサイ(白)

寛容、団結、強い愛情

6章 母の日にカーネーションを贈る理由

母の日にカーネーションを贈るようになったのは、亡くなった母を想う娘の行いがきっかけでした。

南北戦争時代のアメリカ・ウエストバージニア州に、アン・ジャービスという女性がいました。

彼女は早くに牧師である夫を亡くし、8人いた子どもたちも戦争や病気で娘を2人残すのみという、厳しい現実に直面します。

しかし、そのような中でも社会活動を続けました。

アンは南北どちらでもない中立を宣言し、南北両兵士の衛生状態改善に努め、貧しい人への寄付活動も行います。

女性の地位が低かった当時のアメリカにおいては、社会的にも大きな意味を持つ活動だったのです。

アンの死から2年後の1907年5月の第2日曜日、娘のアンナは母を偲んで記念会を開きます。

参列した人たちにアンナが配ったのは、アンが好きだったという白いカーネーション。

そこには、母親への感謝と、世の母親たちの社会への貢献を記念する意味もあったそうです。

アンナの行動がきっかけとなり、1910年にはウエストバージニア州で5月の第2日曜日が母の日に。さらに1914年にはアメリカ連邦議会で5月の第2日曜日が母に感謝する日と決まり、翌年、世界で初めて母の日が祝日となりました。

同じ頃、日本にも伝わり、アンナのメッセージを受けた青山学院のアレクサンダー女史をはじめ、女性宣教師たちが母の日の普及を始めます。

当時は大日本連合婦人会の結成に合わせて、皇后の誕生日である3月6日が母の日とされていたんですよ。

その後1937年、森永製菓を中心に、諸団体が協力して「第1回森永・母の日大会」が開かれ、大々的に母の日がアピールされるようになります。戦後の1949年、アメリカと同じく、5月の第2日曜日が母の日となりました。

元々、カーネーションは贈る花ではなく、母親への感謝を示すために身に付ける花でした。

しかし、母親を亡くしている人ばかりではないと、白いカーネーションは母親を亡くした人が身に付け、母親が存命ならば赤いカーネーションを付けるように変わっていきました。

これは、アンナの提案であったそうです。

そして時代が進むに連れ、母親への感謝を示すため、カーネーションを贈るようになりました。

7章 最後に

日本で母の日が浸透し始めたのは戦後です。当時のカーネーションに比べれば、今は色も品種も増えました。

赤が定番ではありますが、お母さんの好きな色を選ぶのもいいですね。

また、生花でも造花でもないプリザーブドフラワーの登場で、いつまでも形に残しておくこともできます。

最も大切なのは、お母さんへの感謝の気持ちが伝わること。盛大な花束やプレゼントがなくても、感謝を伝えようとする気持ちだけでお母さんは十分喜んでくれますよ。

提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

母の日に贈るカーネーション選びの一助になれば幸いです。

母の日に贈る花は、せっかくなら長く楽しめるものにしたいとお考えの方にはプリザーブドフラワーがおすすめ。特殊な液体で加工された生花は、美しい姿を長く保ちます。

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