雨天と低温が続いて異常気象だった8月の天候が、植物の生育に影響を及ぼしている。京都府立植物園(京都市左京区)では9月に開花するはずの草木が8月から咲くなどしており、園は「9月以降、通常通りの天候であってほしい」と願っている。
京都地方気象台によると、京都市では8月、平年と比べて、雨量は487ミリで3・7倍。日照時間は96・1時間と半分程度で、平均気温も27・5度と0・7度低かった。
園では、例年9月上旬に開花するスズムシバナが8月上旬に開花。キツネノカミソリも10日ほど早く8月20日ごろ咲いた。このほか、キンミズヒキやカリガネソウなど、園では20種以上が早く咲いているという。
秋咲きの植物は通常、夏の高温が過ぎ、気温が下がり始めると開花を準備する。植物園によると、8月に平均気温や最高気温が7月よりも低い日が多かったことから、「高温の峠は越した」と、秋の到来と勘違いして早くも咲き始めた可能性があるという。
雨天と低温が続いて異常気象だった8月の天候が、植物の生育に影響を及ぼしている。京都府立植物園(京都市左京区)では9月に開花するはずの草木が8月から咲くなどしており、園は「9月以降、通常通りの天候であってほしい」と願っている。
京都地方気象台によると、京都市では8月、平年と比べて、雨量は487ミリで3・7倍。日照時間は96・1時間と半分程度で、平均気温も27・5度と0・7度低かった。
園では、例年9月上旬に開花するスズムシバナが8月上旬に開花。キツネノカミソリも10日ほど早く8月20日ごろ咲いた。このほか、キンミズヒキやカリガネソウなど、園では20種以上が早く咲いているという。
秋咲きの植物は通常、夏の高温が過ぎ、気温が下がり始めると開花を準備する。植物園によると、8月に平均気温や最高気温が7月よりも低い日が多かったことから、「高温の峠は越した」と、秋の到来と勘違いして早くも咲き始めた可能性があるという。
長澤淳一園長は「今後咲く植物を注視するとともに、秋のこれからの天候がどうなるかを見ていきたい。紅葉に影響しないかも心配だ」と話している。
長澤淳一園長は「今後咲く植物を注視するとともに、秋のこれからの天候がどうなるかを見ていきたい。紅葉に影響しないかも心配だ」と話している。
出典:京都新聞
本日、気象庁が8月は30年に一度の異常気象であったと発表したようです。
植物は日の長さや気温の変化などを敏感に感じ取り季節を感じています。
カレンダーを見ている人間は、「9月だからそろそろ秋だな」なんて思いますが、植物はもちろんそんなことはないわけで・・・。だから、植物こそ正直に季節を感じているといえるのではないでしょうか。
そんな植物が例年と違う反応をしているということは、間違いなく気象に何かがあったという証ですね。
もうなんとなく忘れていましたが、今年の7月は暑かったですね。そして、8月は各地で大雨が降りました。これが温暖化の影響なのか、何が影響しているのか詳しいことは専門家でもわかっていないそうです。
いずれにしろ、人類は地球環境に少なくない影響を与えていることは明らかでしょう。
季節に季節のお花を楽しむことができるようにするためにも、地球を大切にしないといけませんね。