和歌山県田辺市中辺路町高原で、秋の七草の一つであるオミナエシ(オミナエシ科)が咲き、黄色い小花が秋らしさを運んでいる。
霧の里休憩所駐車場そばの斜面に咲き、周辺を彩っている。オミナエシは以前、付近の住民が景観保全のため栽培していたが、現在は自然に咲いている。
秋の花として知られるが、高原では7月下旬から開花し始めた。斜面に花の数は多くないが、周辺の民家の庭先にも目立っている。
紅紫色のハギも咲き、稲刈りが始まっている棚田の風景とともに季節感を漂わせている。
休憩所の近くに住み、以前花の世話をしていた西山隆芳さん(79)は「奈良県十津川村から持ってきて栽培していた。温暖化のせいか開花が早くなっている」と話している。
11月ごろまで楽しめるという。
出典:紀伊民報
一人の方が持ってきた花が、自然に増えてあちらこちらで花を咲かせるようになったということですかね。
秋に咲く花は風情があっていいですね。決して派手ではなく、でも人々を楽しませてくれる。それぞれの季節に合った花が咲くというのはおもしろいものです。
温暖化の影響について、花は何を思って咲くのでしょうか。