和歌山県すさみ町 キイジョウロウホトトギス見頃 堀野さん手作り園地を開放 | プリザーブドフラワーの誕生日プレゼント はな物語

和歌山県すさみ町 キイジョウロウホトトギス見頃 堀野さん手作り園地を開放

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 和歌山県すさみ町太間川の園地で、キイジョウロウホトトギスが見頃を迎えた。近くに住む堀野光男さん(81)が10年かけて造った園地で、約6千株を大切に育てている。県外から団体客が訪れるほどの人気スポットになっており、今年は11~13日に一般公開する。

 町内で縫製業を営んでいた堀野さんは68歳で退職した後、2001年から太間川沿いの斜面を切り開き、キイジョウロウホトトギス園を造った。総延長約200メートルの石垣や、花が地面に付かないように支えるパイプ、木漏れ日が差すようにした木の日よけなど、すべて1人で造った。向かいの山には2万リットルの貯水タンクを設置して水を引き、十分に水を与えている。

 開園した11年は台風12号の被害を受けて花は少なかったが、翌年から多くの花をつけるようになり、訪れる人も口コミで増えていった。昨年は初めて、園地の公開に合わせて地域の人が産品などを販売。公開日の3日間を中心に開花期間中、延べ約1250人が訪れたという。

 今年は昨年より3日ほど早く、9月下旬に咲き始めた。花の数も例年より多い。11~13日の公開時間は午前9時半~午後4時。入場は無料。地区内に案内看板を設置し、園地の近くにはマイクロバスが止められる駐車場もある。期間中は地元の女性団体がさんまずしや芋餅、こんにゃく、金山寺みそなどを販売し、堀野さんが苗を販売する。

 昨年と同様、期間中は県外から、マイクロバスで団体客が訪れる予定。堀野さんは「年数がたつにつれ栽培の難しさを感じると同時に、奥が深くて楽しい。これがあるから自分は健康なのだと思う。ここは限界集落だが、活気のある限界集落にしたい」と話している。

出典:紀伊民報

たった一人で10年もの歳月をかけて、しかも様々な努力を重ねられているところが、とても感動します。

そして、花の力がたくさんの方々の心を惹きつけて、山里にこれだけの盛り上がりをもたらすという奇跡にまた感動します。

僕も人生の最後まで、何かに情熱をかたむけて生きていけたら幸せだなと思いました。

記事カテゴリー 花で季節を感じる
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