プリザーブドフラワーはどうやって飾ればいいの?
はじめてプリザーブドフラワーをいただいたり購入した場合、どのように扱っていいものか考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
プリザーブドフラワーは本物のお花を加工していますので、とても繊細で乱暴に扱うと壊れてしまうこともありますが、身構えることはありません。
ポイントさえおさえれば、長期間美しい姿を保ったまま観賞することができますよ。
取り扱いはやさしく丁寧に。
わかりやすい例えかどうかは微妙なところですが(笑)、コンタクトレンズをしている方ならおわかりいただけると思うのですが、コンタクトレンズを力いっぱい握って割ってしまったり破いてしまったりする人はあまりいないと思います。
プリザーブドフラワーもまったく同じで、繊細なものであるとわかってさえいれば、扱いにそれ程気を使うことはありません。
やさしく花びらに触ってみたりする分には、破けてしまったり壊れてしまったりすることはありませんのでご安心ください。
でも、不用意にあまり触ったりしないでくださいね。
気をつけるべきは湿気の変化
プリザーブドフラワーの取扱説明書には、よく『直射日光や湿気を避け』なんて書いてあります。
これはどういう意味かといいますと、湿度の変化に注意ということなのです。
日の光が直接あたるとプリザーブドフラワーの表面は乾きます。梅雨の時季など湿気の多い時は、プリザーブドフラワーも空気中の水分を含みます。
このように、湿度の変化を繰り返すとプリザーブドフラワーは劣化してしまいます。
湿気を含むと花びらが透けてきたり、カラカラに乾くと花びらがひび割れしたりしてしまうのです。
一度や二度このような状況になってもすぐに劣化してしまうわけではないのですが、これらを繰り返すと比較的早い段階で劣化の症状が見られるようになってしまいます。
エアコンの風があたる場所というのも、湿度の変化が激しくなりますので避けた方がいいですね。
ホコリはこまめに吹き飛ばす!
プリザーブドフラワーをお部屋に飾っていると必然的にお花にホコリがついてしまいます。
ホコリが直接お花の劣化に関わるわけではないのですが、ホコリが付いた状態で湿気を吸ってしまうと、ホコリが花びらに定着してしまいます。
湿気に気をつけていれば問題はないのですが、それでもこまめにドライヤーの弱い風や毛先の柔らかい筆などでホコリを落としてあげるといいでしょう。(息でふーふーと吹き飛ばしてもいいですよ。)
ドーム状のアレンジやケースがあれば万全。
ドーム状の器の中にデザインされているアレンジメントは、密閉されていますので、ホコリや湿気が比較的入りにくいですね。
コレクションケースやダッシュボードの中に飾れば、ホコリからお花を守ることができます。
プリザーブドフラワーはお手軽です。
いろいろと注意点をならべましたが、プリザーブドフラワーはとてもお手軽に楽しめるお花です。
湿気に注意して、たまにお手入れさえしていれば、神経質になることなく自由にどこでも飾って楽しめます。
生花や観葉植物などに比べれば、お手入れはほとんど必要ないといっていいのではないでしょうか。
お気軽にプリザーブドフラワーをお楽しみください。