最近同じようなご質問をいただくので、こちらでも回答させていただきます。
当店では昨年の11月より、ドーム型商品、時計商品、フレーム商品とケースに対応しない大型の商品、フラワーリース以外、すべてのアレンジメントをクリアケースにお入れしてお届けしています。
クリアケースの利点は?
プリザーブドフラワーをホコリから守ることができ、劣化の原因となる湿気の変化も少なくなるため、お花の寿命も伸びて、より長くプリザーブドフラワーをお楽しみいただけるようになります。
プリザーブドフラワーは繊細なお花なので、軽く物が当たってしまっても破損する恐れがあります。クリアケースは強度もありますので、そのような不慮の事故からお花を守ってくれます。
また、プリザーブドフラワーを贈る際に、ギフトラッピングとして一般的なセロファンラッピングより、クリアケースに入っていた方が見た目が良いというのも大きな利点です。
クリアケースの欠点は?
クリアケースはアクリル製で下敷きのような素材でできています。透明度はそこそこ高いと思いますが、やはり直接見るよりは多少質感がわかりにくくなることも確かです。
フラワーデザイナーの中には、「せっかくの質感が台無しになるから、クリアケースには入れて欲しくない。」と考える人もいるほどです。
どちらが正解?
もちろん、どちらが正しいということはありません。プリザーブドフラワーを飾られるご用途は様々ですので、ケースバイケースで考えれば大丈夫です。
もともとプリザーブドフラワーはケースに入っていなくても、すぐに劣化してしまうようなことはありません。環境に気をつけて、たまにお手入れをしていただければ、クリアケースに入れている場合とそれほど変わらず長期間観賞いただけると思います。
ホコリの多い場所や、お手入れに気を使いたくない場合は、クリアケースに入れたままお飾りいただければよろしいかと思います。
クリアケースがあるとスペース的に飾れない場所やホコリ等を気にする必要のないダッシュボードの中などに飾られる場合は、ケースから出してお飾りいただければと思います。
クリアケースからお花を出す場合
当店の場合、クリアケースの台座にプリザーブドフラワーを固定するために、はがせるタイプの強力は両面テープを使用しています。ゆっくりはがしていただければ、お花を傷つけることもありません。