生花とプリザーブドフラワーの贈り物。どちらが喜ばれるかについては、もちろんケースバイケースです。
最近ではプリザーブドフラワーの贈り物も一般化してきましたので、ほとんどのシーンで贈ることは可能です。喜ばれるプレゼントをするためにも、TPOに合わせて選択したいですね。
ボリュームを大切にしたいときは生花。
同じ金額でお花を贈るなら、華やかさやボリュームではプリザーブドフラワーは生花にかないません。プリザーブドフラワーは生花を加工しているお花なので、どうしても生花よりは手間がかかっています。だから、生花よりは高価です。
ここ一番、記憶に残るような演出がしたい場面では、プリザーブドフラワーは生花のパワーに勝つことはできないと思います。
開店、開業、発表会、コンサートなどなど、ここ一番で目立たさなければならない場面では生花が一般的。
私どもはプリザーブドフラワーを生業にしていますが、もともとが街のお花屋さんですので、生花の素晴らしさをよく知っています。
継続的にプレゼントするなら生花かな?
極端に言えば、毎日プレゼントをする、毎週プレゼントするという場合には生花がいいかもしれません。
プリザーブドフラワーは少なくとも数年はきれいなままです。毎週のようにプレゼントされていたら、どんどんたまってしまって飾る場所に困ります。一ヶ月に一回の記念日にというのであれば、増えていく楽しさもあるかもしれませんが・・・。
生花は長くても一ヶ月くらい、夏場だと数日でしおれて枯れてしまうので、次のプレゼントが楽しみになります。
プリザーブドフラワーは基本的にはバラがメインですが、生花ならその季節の旬のお花をプレゼントすることもできます。いつも違う表情を見せてくれるということも生花のうれしいところです。
小さなプリザーブドフラワーを記念日に一つずつ贈るものおすすめです。毎年少しずつ増えていく楽しさはプリザーブドフラワーならではといえます。
お互いの関係性も重要。
プレゼントって何をいただくかというより、誰からもらうかというのも大切かなと思います。
いいものをいただいても、うれしくない時ってあります。苦手な方から高価な物をいただいても、なんだか恐縮してしまうだけだったり、大好きな人からは、ほんのちょっとした物をいただいてもとてもうれしく感じたりします。
ギフト、プレゼントはモノを贈ることが多いですが、モノに乗せて何を伝えたいかということの方が大事。気持ちが入っているのかということが大切ですね。
だから、普段からの人間関係が良くないと、何を贈っても喜んでいただけません。下心があって、急にモノで釣ろうと思ってもうまくいきませんしね。
好きな人からもらえれば、生花でもプリザーブドフラワーでもうれしいということになります。
記念に残したいならプリザーブドフラワー。
お付き合いしている彼女や奥様へのプレゼントで記念にしたい場合はプリザーブドフラワーの方がいいですよね。生花だったら、小さいものをもっと気軽に贈ってもいいですし。
気心の知れたお友達への誕生日プレゼントなんかも、きっとうれしいと思います。
ずっと楽しんでいただけるのと、プリザーブドフラワーのプレミアム感で喜んでいただけるものと思います。
開店祝い、開業祝い、開院祝いなど特別な時な贈り物にも、プリザーブドフラワーは最適。
大きな祝花も一般的ですが、プリザーブドフラワーなら場所を取らない割に高級感がありますし、開店の時期が過ぎてもずっとインテリアとして飾っていただけます。開店当初は装飾なども必要ですので、実用品としてもお喜びいただけますね。
お花に詳しくない人へはプリザーブドフラワーがいいかも♪
お花をいただくというのは、ほとんどの人がうれしいと思ってくれると思います。(たまに花が嫌いだ!という方もいらっしゃいますのでその点はご注意!)でも、お花を飾ったことや、お花を育てたことがない方も多いですよね。花瓶を持っていないという人もめずらしくはありません。
そんな人は、生花や鉢花をいただくと枯らしてはいけないということをプレッシャーに感じてしまうかもしれません。
プリザーブドフラワーなら、水をあげるような手間も手入れも必要ありません。ただ飾るだけ。とても楽ちんです。
仕事ができる人になりたければプリザーブドフラワーかも?!
開店、開業などのお祝いには華やかでボリュームがあって生花がいいよというお話は先程しましたが、逆に考えるとプリザーブドフラワーのメリットも大きいです。
開店花、スタンド花などは華やかでいただいた瞬間はとても喜んでいただけると思います。でも、開店セールも落ち着き、しばらく経つとお花はみんな枯れてなくなってしまいます。そんなとき残るのはプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーはしばらく飾っていただけますので、誰から贈られたものかというのを長期間にわたって意識します。人は忘れる生き物ですので、大きく華やかな生花を贈ったとしても、時間が経てば忘れてしまうかもしれません。
あなたが営業さんで、お取引先の開店にお花を贈ろうと思った場合、どちらを贈ったら次の発注をいただけると思いますか?記憶は時間とともに薄れてしまいますが、モノは手元に残ります。
『はな物語』なら名入れ彫刻ができる商品も多数取り揃えております。
会社名や電話番号を刻印して、ノベルティのギフトにするのもおすすめです。
受け取る人による。
最終的にはここが一番大事です。当たり前ですが・・・。
生花好きの方へは生花を贈った方が喜ばれますし、そもそもお花が好きではない人に贈るのであれば、生花でもプリザーブドフラワーでも喜ばれません。
プレゼントやギフトで大切なことはお仕着せではなく、相手が何を望んでいるのかということをよく考えることだと思います。色んな角度から考えてみて、「これなら喜ばれそうかな」ということを思うのがプレゼントの楽しさでもあります。
いろいろと考えてみて、それでもプレゼントやギフトに迷ったら、お気軽にご相談ください。状況をお伺いして率直にお応えさせていただきますよ。