おしゃれに夏を演出!誰でも作れるサマーリースのレシピ5

夏に最適のインテリア、サマーリースってとてもおしゃれですよね。
グリーン、貝殻、木の実や果物などに彩られたサマーリースが部屋に1つあるだけで、雰囲気も変わります。
生花店にも売られていますが、実は自分でも簡単に作れるんですよ。
この記事では「初めての人でも作れるサマーリースの作り方」を紹介します。
夏を彩るサマーリースの基本とポイントをまとめました。造花を使うので、簡単に作り直しもOK。初めての人でもチャレンジできるレシピです。
ここで紹介する作り方や材料は基本的なものなので、慣れればアレンジは自分次第。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずリースの土台と工具をそろえよう
サマーリース作りに必要な土台となるリースと、工具類をまずそろえましょう。
以降、材料のひとつで土台となるリースは、土台のリースと表します。装飾品としてのリースは、リースとします。
土台となる植物の蔓
植物の蔓で作られたものが一般的です。市販のものなら、ホームセンターや生花店で購入することが可能。サイズもそろっています。
サイズを選ぶ際のポイントは、つけたいオーナメント(装飾品)の大きさで決めること。例えば、ヒイラギの葉をたくさんつけたいとしましょう。ヒイラギの葉は1枚1枚が大きいです。
なので、土台のリースも大きめのものを選んでみてください。小さい土台のリースに大きなヒイラギの葉をたくさんつけるのはアンバランスになります。
自分で作る場合は、身近な植物の蔓を使えばOK。蔓をわっか状にくるくる回していけば完成です。
剪定ばさみ
リース作りに使う材料は枝が太い植物も含まれます。園芸用の枝切ばさみなどもいいですね。
ワイヤー、麻紐
ワイヤーは、植物やオーナメントを土台のリースにくくりつける際、必要となります。ワイヤーには太さの種類があり、しっかりくくりたい場合は太いものを使いましょう。
麻紐は小さいオーナメントをくくるときに便利です。
ペンチ
ワイヤーを切断するときに必要となります。
ボンド
球状など、オーナメントにはワイヤーでくくれない形をしたものがあります。を土台のリースにつける際に必要となります。
その場合はボンドで接着させましょう。
グルーガン
瞬間接着剤。必ずそろえる必要はありませんが、ボンドより素早く、強力に接着させることが可能。
サマーリースのレシピ5
1)貝殻のリース
サマーリースのポイントは、なんといっても涼しげであること。そして夏を演出する小物を使うことです。
リースに貝殻?と思う人もいるかもしれませんね。そもそも、リースには草花をつけるもの、とイメージしている人も多いようです。でも、そんな決まりはありません。リース作りの楽しさは、自由にアレンジできるところにあります。
貝殻は夏を連想するアイテムです。サマーリースにぴったりの材料です。
夏に海に行く機会があれば、貝を拾い集めてみてくださいね。それを使えば、思い出深いリースを作ることができます。
または、貝殻は通信販売でも購入することが可能。40個前後のセットを1000円前後で購入することができます。きれいな形の貝殻や、複数の種類がセットになっています。
材料(直径30cmに対応)
- 土台のリース… 1個
- 貝殻… 40~50個
- リボンにできるレース生地… 60~70cm
作り方
1、バランスを見ながら貝殻をボンドまたはグルーガンで土台のリースに接着していきます。土台のリースが見えないように埋めていくのがポイント。隙間は小さな貝で埋めましょう。
2、レースをリボンに結び、土台のリースの上部につけます。レースは生地が薄く、透明感があるものを使いましょう。
2)グリーンのリース
緑色植物だけを使ったリースです。緑色植物は一般的にグリーンと呼ばれています。種子植物、シダ植物、コケ植物などをさします。ユーカリはよく花束にも入っていますので、見たことがある人も多いでしょう。
グリーンは種類が豊富なので、好きなものを自由に組み合わせるものいいですね。また、一口にグリーンといっても、緑の色合いは様々。濃いものから、黄色がかったものもあります。
生のグリーンは暑さに比較的強いので、サマーリースに適した材料です。一方、でフェイクグリーンもおすすめ。特に生のグリーンの扱いに慣れていない人は、何度でもやり直せるフェイクグリーンがいいでしょう。フェイクグリーンは100均一でも販売されています。
材料(直径30cmに対応)
- 土台のリース… 1個
- グリーン(3~5種類)… 適量
(おすすめグリーン)
- ユーカリ
- アジアンタイム
- シュガーバイン
- フラットグラス
- ローズマリー
- スパニッシュモス
- グリーンネックレス
作り方
各グリーンを4~5本ワイヤーで束ねます。その束を土台のリースにワイヤーでくくりつけていきます。土台のリースが隠れ、もっさりとするぐらいつけるのがポイント。
3)ひまわりのリース
夏の定番の花といえば、ひまわり。造花を使えば手軽にリースに取り入れることが可能です。ただし、ひまわりは黄色が強く、花も比較的大きいのが特徴。土台のリースを埋め尽くすほどつけてしまうと、逆に暑苦しい雰囲気になってしいます。
大ぶりのひまわりを1つだけつけた方が、ナチュラルなそのかわいさも際立ちますよね。グリーンネックレスはフェイクグリーンを使ってもOK。
これだけでは少し物足りない、という人はサンキャッチャーをつけてもかわいく仕上がりますよ。
サンキャッチャーとは、太陽光をプリズムのように屈折させるガラス玉のこと。太陽光が当たるときらきらと輝きます。
窓際に吊るすインテリアとして販売され、デザインも豊富。サンキャッチャーの紐を短く切り、バランスを見て土台のリースにくくりつけてもいいですね。
材料(直径30cmに対応)
- 土台のリース… 1個
- ひまわり(造花)… 1輪
- グリーンネックレス(蔓性のグリーン)… 5~6本
- 水色のリボン… 70~80cm
作り方
1、ひまわりの茎は2~3cmに切り、花首にワイヤーを巻き付けます。そのワイヤーを土台のリースの上部にくくりつけます。
2、リボンを10cmずつに切ります。1本の端と端を重ね、ホチキスでとめましょう。それを数個作ったら、ひまわりのサイドにボンドでつけていきます。ホチキスで止めた端が隠れるよう、重ねてつけます。
3、グリーンネックレスをワイヤーで一束にし、リボンのサイドにくくりつけます。真正面から見たとき、ひまわりの横にリボン、リボンの横にグリーンネックレスが流れていればOK。
4)フルーツのリース
レモンやオレンジなどのフルーツを使ったリースも涼しげですよね。フルーツ類はフェイクを使用すれば、扱いも簡単。色の濃いシュガーバインと組み合わせて彩りを爽やかにしましょう。シュガーバインも、フェイクを使ってもいいですね。
材料(直径30cmに対応)
- 土台のリース… 1個
- レモン、オレンジ、ブルーベリー、ラズベリー… 各3~5個
- シュガーバイン(蔓性のグリーン)
作り方
1、シュガーバインを4~5本、麻紐で束ねます。束を土台のリースにくくりつけていきます。
2、レモンやオレンジはグルーガンかボンドで接着していきます。シュガーバインの上だと不安定なので、土台のリースにつけてシュガーバインで接着部分を隠しましょう。
ブルーベリーやラズベリーは基本的に枝についた状態で販売されています。枝を1~2cmに切り、枝にワイヤーをくくりつけます。レモンやオレンジとのバランスをみて、土台のリースにくくりつけていきます。
5)ハーブのリース
ハーブ類はグリーンが多いですが、ラベンダーなど花もあります。グリーンと花の色合いをうまく組み合わせて作りましょう。
使うハーブはフェイクでもOK。ただし、本物のハーブを使えば、香りも楽しめるリースになりますよ。
また、ハーブはそのままおいておけばドライフラワーになり、長く楽しむことができます。
材料(直径30cmに対応)
- 土台のリース… 1個
- ハーブ類(5~6種類)… 適量
(おすすめのハーブ)
- タイム
- ローズマリー
- カモミール
- ラベンダー
- フェンネル
- キャットニップ
- ロシアンセージ
- ティートリー
- チャイブス
作り方
各ハーブを4~5本、麻紐で束ねます。この際、同じ種類のハーブを一緒に束ねても、ばらばらの種類のハーブを一緒に束ねてもOK。
束を土台のリースにくくりつけていきます。括り付けた部分が隠れるよう、上にどんどん重ねてくくり付けていきます。
ただし、バランスはしっかり見ましょう。一部分だけ盛り上がっている場合や、葉の先端の向きがばらばらに重なってるだけだと粗雑な印象になってしまいます。
最後に
サマーリースの作り方を紹介しました。参考になりましたか?
ここにある作り方や材料はほんの一部です。
アレンジは自在なので、いろんな材料を試してみてくださいね。お部屋や玄関に飾れば、簡単に夏を演出できます。
季節感のある材料を使って、素敵なサマーリースを作ってみてくださいね。
提供・はな物語
こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
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サマーリース作りの一助になれば幸いです。
もし、材料に花をお考えでしたら、美しい姿を長くとどめるプリザーブドフラワーもおすすめです。