父の日のネクタイ 色、柄、年代別に選んで使える1本を贈ろう

父の日に贈る定番のプレゼントといえばネクタイですよね。お父さんの父の日ほしいものランキングでも必ず上位に入っているのではないでしょうか。
仕事で使うものですから、多めに持っていても嬉しいもの。特に、子どもが自分のために選んでくれたとなると、喜びもひとしおです。
でも、お父さんが喜ぶネクタイをしっかり選べる人は少ないのではないでしょうか?特に女性にとっては、男性の仕事着のファッションとなると今一つピンときませんよね。
お店に行くと、色、柄、素材などたくさんのネクタイがあります。「柄がかわいい」「色がきれい」なんて理由だけで選ぶと、お父さんにとっては使えないネクタイかもしれませんよ。
この記事では、父の日に贈るネクタイ選びのポイントを紹介します。色や柄、素材はもちろんのこと、仕事のどのシーンでお父さんに使ってほしいかまで想定して選ぶことが大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1章 ネクタイを選ぶ前にすること
お料理でも下ごしらえが味を左右するように、ネクタイ選びでも下準備が大切です。ネクタイ選びの前に抑えたい、心構え&ポイントを紹介しましょう。
1-1、お父さんはネクタイを使っているか
意外と盲点になりがちですが、仕事でスーツを着用しないお父さんもいます。最近では私服でOKな企業もありますよね。
年間でスーツの着用が数回ならば、ネクタイは数本で足りてしまいます。そのようなお父さんには、ビールや家族旅行券など、他のプレゼントの方が喜ばれるかも知れません。
また、父の日の定番プレゼントである花もいいでしょう。花はイベントを盛り上げる特別感があります。生花ではすぐに枯れてもったいない、という人はプリザーブドフラワーもおすすめ。特殊な加工が施されているので長い間楽しむことができます。
一方、仕事着にスーツが基本のお父さんの場合、ネクタイはとても喜ばれるプレゼントとなる事でしょう。
ただし、「どんなシーンで働く事が多いのか・使って欲しいのか」を事前にイメージしてみましょう。例えば、カジュアル&おしゃれな要素を取り入れたいシーン。大切なミーティング・交渉時など、安心・信頼感をしっかり出したいシーン。営業などで、爽やかさ・親しみや易さが大切なシーンなどです。
「たかがネクタイ、されどネクタイ」。ネクタイ1本の与える印象は、とても大きいものです。
お父さんの職場環境や働き方に注目してみることで、使ってもらえるネクタイ選びができます。お父さんだって、「いつもはそっけないのに、ちゃんと見てくれているんだな」と嬉しく思う事でしょう。
1-2、スーツ、シャツ、ベルトに合わせて選ぶ
普段のお父さんのコーディネートの傾向を抑えて、お父さんが使いやすいネクタイを選んでみましょう。
チェックポイント① スーツ・シャツの色
バランスの良いスーツスタイルにするには、スーツ、ネクタイ、シャツの色調を、色の濃淡で差をつけながら統一することが大事。
そして、色の濃さはスーツの色>ネクタイの色>シャツの色になることが鉄則と言われています。
例えば、濃紺色のスーツ>紺色のネクタイ>薄いブルー色のシャツなどで、色に統一感を持たせるとバランス良く仕上がります。
スーツがグレイ、ネクタイがオレンジ、シャツが水色などではバラバラで落ち着きのない印象になってしまいます。
ただし、オシャレ上級者のお父さんには、敢えてスーツと反対色をチョイスするのも手です。例えば濃紺色のスーツに赤・エンジ系統の色の組み合わせ。欧米では「パワースーツ」と呼ばれ、大切なミーティングの時の定番なのだとか。
チェックポイント② スーツのラペル幅
「スーツのラペル幅」と「ネクタイの一番幅のある部分(大剣幅)」の幅をそろえると、バランス良く見えます。ラぺルとは、下襟の最も幅が広いところをさします。ネクタイ購入前に、スーツのラペル幅をこっそりチェックしてみましょう。
現在主流なスーツのラペル幅は7.5~9.0cmとされています。幅のチェックが難しいという方は、少し太目のものを選べば失敗しにくいでしょう。
チェックポイント③ 「ベルト」が目安!最適なネクタイの長さを知る
仕事使いで最適なネクタイの長さは、「ベルトのバックルに半分かかる位」。短いと、カジュアルになり過ぎ、ベルトより長いとだらしのない印象となってしまいます。
標準的な長さは140cm前後です。身長160センチ位の方の場合は140cm、背の高い方は145cm~150cmを目安として選んでみましょう。
1-3、お父さんの年代別に選ぶ
ネクタイ選びには、お父さんの年代を考えることも大切。
というのも、年代によってその雰囲気に似合う色や柄が変わってくるからです。
例えば新入社員の若い男性がハイブランドのネクタイを付けても、トータルで見ると、アンバランスに映ります。反対に40代、50代の地位のある男性が、若向きブランドのネクタイを付けると、質感や雰囲気がマッチしません。
似合うネクタイの年代別イメージや好まれる傾向を見ていきましょう。年代別おすすめブランドは「2-4、ブランド」を参照にしてみて下さいね。
20代
まだまだ自分に似合うネクタイやスーツを探求すべき年代です。普段使用している好きなファッションブランドやセレクトショップから選べば、好みに合ったネクタイを見つけやすいでしょう。あまり派手すぎるものは避けましょう。
30代
好みの系統やネクタイの質感にもこだわりが出てくる年代です。その為ネクタイ選びは少し難しくなります。
幼い印象を与えてしまうキャラクター模様やチェック柄は避けた方が無難。柄物などは一通り経験してきた30代ですから、品質にこだわった無地のネクタイなどがおすすめです。
40代
色としては深緑・紺系・茶系が人気です。仕事上で責任ある立場になり始めるのがこの年代。人の上に立つ立場として、株を上げる大切な時期でもありますよね。
そんな40代の男性には、悪目立ちするような派手すぎるネクタイはあまり好まれない傾向があります。かといって地味過ぎるのも嫌ですよね。
そんな時には、レジメンタルや小紋柄に少し遊び心をプラスした品をチョイスしてみてはいかがでしょうか。あくまで「注意してみないと分からない」位の遊び心に留めましょう。
50代
こだわりが強い傾向にあります。普段良く使用する色などを事前にチェックしておくと良いでしょう。素材は王道のシルク・茶色や紺色などが好まれる傾向にあるようです。渋めで落ち着きのある雰囲気の1本がおすすめです。
60代~
エンジ・ベージュ・グレー・ブラック・紺色などの落ち着いた色合いが印象にマッチしやすいです。
一方、あまりに落ち着きすぎていると、「おじいさんくさい」と考えるお父さんもいるよう。そのようなお父さんには、エメラルドグリーンや瑠璃色など、落ち着いた雰囲気がありながらも決して地味にはならない色もおすすめです。
2章 ネクタイを選ぶポイント
ネクタイには柄・色・素材、様々なタイプが用意されています。数ある商品の中から、似合うネクタイを選ぶ為のポイントを見ていきましょう。
2-1、色
ネクタイの色1つで、同じ柄でも印象がガラリと変わってしまいます。色の与える印象や、おすすめの使用シーンを紹介しましょう。
赤色・オレンジ色系
積極性、活力、自己主張に相応しい色です。大切なプレゼンテーションなど、自信とやる気を印象付ける必要のあるシーンでは大活躍する事でしょう。
ただし、赤やオレンジは「攻撃性」を示す色でもあります。営業先に行くときつけるネクタイとして贈るのは、やや不向きかもしれません。
紺色・青色
感情を落ち着かせる色。冷静・知的・慎重さ・誠実を示したい時にはピッタリです。紺色や濃いブルーとなると、厳格さ・品格が際立ちます。
濃い青、または黒など暗い色と青の組み合わせは、ひときわ保守的で厳しい印象を与えがちなので、少し注意が必要です。黄色などの明るい色×青を組み合わせる事で、親しみやすい雰囲気となり、第一印象アップにもおすすめ。水色に近くなるほどに爽やかな印象となります。
ピンク色系
女性うけの良い色なので、宝石業界など女性が多くいる業界で働く方にはおすすめです。ただし、好みが分かれる色でもあるので、事前のリサーチが必要。
黄色系
ユーモア・明るさ・冒険心などをイメージさせる色です。営業では第一印象に加え、ユーモアのあるコミュニケーション力も求められますから、フレンドリーな印象を残したい時には効果的です。会食などの席でも良い印象を与える助っ人となるでしょう。
ただし「落ち着きのなさ」を感じさせてしまうケースもあるので、シーンや相手を選んで着用したい色です。カジュアルさが強調されるので、金融業界などの堅い業界では向かないかも知れません。
緑色系
緑は緊張を和らげる色。相手に安心感を与え、柔らかい雰囲気が欲しい時におすすめです。穏やかな雰囲気のあるお父さんにぴったりかも知れません。深緑にすればダンディーさがグッと増しますよ。
紫系
クリエイティブ・芸術性・個性を感じさせる色です。「不安的」「意地悪」「性的」などのネガティブなイメージもある為、固い席での使用よりも、遊び要素のあるシーンで使用しやすい色かも知れません。
少し人を選びますが、スタイリッシュなお父さんであればきっと似合う事でしょう。
茶系
堅実・まじめ・安定・信頼などの印象を与えます。会議など、慎重な意見が求められるシーンで役立ちそうですね。若い方よりもお父さん世代の方が付けると、ダンディーさが際立ちます。
灰色系
エレガント・シック・スタイリッシュな印象を与えます。ダンディーでスタイリッシュなお父さんには、光沢のある素材がおすすめ。
スタイリッシュだけど悪目立ちしない印象を狙うならば、麻など落ち着きのある調和・穏やかさの感じられる素材感のものをチョイスしてみましょう。
黒系
権威・高級感の出る色で、重役の方が付けている事も多いです。
ただし、お葬式で使われる色の為、例え柄物であっても使用すべきでないと考える方も。プレゼントとしては避けた方が無難な色でしょう。
2-2、柄
柄合わせはスーツと逆にするとスマートに決まります。例えば、スーツが大柄ならネクタイは無地か小柄と言った具合です。柄物をスーツスタイルに取り入れる時には、柄のアイテムは2点までが鉄則!
お父さんのお手持ちのスーツやシャツの傾向をチェックして、早速ネクタイの柄選びをしてみましょう。
2-2-1、シーン別オススメのネクタイ柄
ビジネスシーンにおすすめ
無地、ストライプ(レジメンタル)、小紋、ドット、チェック
カジュアルシーンにおすすめ
ストライプ(レジメンタル)、ドット、チェック、クレスト
パーティーなどのお出かけでおすすめ
ドット、ペイズリー、パネル
2-2-2、柄の特徴
無地
無地と言っても、糸使いによって地紋が施された品や、V字形や長方形を縦横に連続して組合わせた「ヘリンボーン」などもあります。人を選ばず、どんなスーツやシャツにも合わせやすいのが最大の利点。
「地味になりがちでは?」と思われますが、素材の選び方次第では、都会的、高級、カジュアルにもなる優れモノなんですよ。好みが大きく分かれたり、嫌な印象を与える事もなく、ビジネスシーンに適したネクタイと言えるでしょう。
ストライプ(レジメンタル)
フレッシュで知的な印象を与える、最もメジャーな柄です。ストライプの線が左から右に上がるタイプは英国式。その反対がアメリカ式と言われています。日本では「右肩下がり」=縁起が悪いと考えられる事もあり、英国式が無難です。
ただし、ストライプの中でも「レジメンタル」は英国軍隊や大学への属性を示すものもあり、外国人を相手にビジネスをしている場合は少し注意が必要です。
ストライプの色は3色まで、4色以上のネクタイの場合は、1色の幅が太くなっているなど、メリハリのある品にするとコーディネートしやすくなります。太い×太いよりも、太い×細いストライプの方がビジネス向きです。
小紋(クレスト柄の一種)
小さな模様を規則正しく配置したデザインです。デザインによっては不規則に配置されている品もあります。小紋柄には三角形、四角形、結晶型、江戸小紋などがあり、キャラクターがモチーフになっている事も。
年代を選ばず、父の日のプレゼントにも選ばれる事の多いネクタイです。
ドット
水玉のサイズによってピンドット(小)・ポルカドット(中)・コインドット(大)、大小の水玉を組み合わせたものはシャワー・スポットと呼ばれます。
涼し気な印象を与え、夏場に持ってこいの柄。ビジネスシーンや上品に決めたい時には、小サイズまでの水玉がおすすめです。水玉が大きくなる程、カジュアルな印象となります。
チェック(格子柄)
一口にチェック柄といっても種類があります。いくつか紹介しましょう。
- ブロック・チェック
- ギンガム・チェック
- ハウンド・トゥース・チェック
- アーガイル・チェック
- タータン・チェック
一般的にチェックはフレンドリーでカジュアルな印象を与えやすい柄とされています。
プレゼントとして選ぶ際には、色は2~3色まで。基本色の面積が広く、落ち着いたチェック柄を選ぶと失敗しにくいです。使用色が多いとやや子どもっぽい雰囲気になるので要注意。
クレスト
クレスト=紋章のことで、前述した小紋柄の他に、ロイヤルクレストなどが挙げられます。カジュアルに使いたい時には、クレストとストライプを交互に配置したロイヤルクレストがおすすめ。
ペイズリー
勾玉を並べたような柄です。小さいと小紋のような印象となりビジネスシーンなどでも使用可能です。大きい程に個性的となり、好みが分かれる柄でもあるので、オシャレ上級者のお父さんにおすすめしたいと思います。
パネル
総柄とは異なり規則性のない、とてもファッショナブルなネクタイです。例えば、不規則な水玉模様、大小の異なるモチーフがプリントされた絵柄などがあります。そのバリエーションは無限大。お値段は高め傾向ですが、個性的なお父さんにはぴったりです。
2-3、素材
ネクタイは素材でも印象が変わります。その素材によって季節感を表現するのもネクタイでできるオシャレの1つ。麻素材なら夏向き、ウールなら冬向きです。一方、シルクは通年で使えます。
幾つか代表的なものを紹介しましょう。
シルク(絹)
軽くてしわになりにくい上、上品な光沢で高級感満載。ビジネス・カジュアル・パーティーとシーンを選ばずに使える、プレゼントに一押しの素材です。父の日のプレゼントには、まずシルク素材を検討してみましょう。
リネン(麻)
夏には涼しげでオシャレです。父の日の時期にはぴったりの素材ですね。
ただし、カジュアルな服装でOKな職場、またはプライベートなシーンでの使用に限ります。
ウール(羊毛)
秋冬にぴったりの素材で、ツイード素材との相性が抜群です。こちらもカジュアルさが強く、堅い職場で働くお父さんには向きません。
また、素材が冬向きなので、父の日の時期にはつけられません。お父さんももらったらすぐに使いたいでしょうから、父の日のプレゼントとしてはあまり向いていないでしょう。
コットン(綿)
かっちり決めない大人カジュアルにおすすめ。オフィスにはあまり向きません。しわになり易く縮みやすいのが難点です。
ポリエステル
お手入れがし易く、比較的安価で購入出来ます。オフィス使いにも多用されます。
2-4、年代別おすすめブランド
柄や色を絞り込んだら、次は喜ばれるブランドを抑えていきましょう。年代別におすすめブランドを紹介します。
ただし、「50代だから、30代向きはNG」という訳ではありません。どれも優良ブランドばかりなので、お父さんの雰囲気や普段の着こなしにしっくり合えば、年代に関係なく喜ばれる事でしょう。
20~30代
・Cricket
国内の老舗ブランドです。英国調のデザインが豊富。
・フェアファクス(FAIRFAX)
日本を代表するネクタイ専門ブランド。オシャレなのにコスパが良く1万円位が予算の方におすすめ。
・ドレイクス(DRAKE’S)
イギリス創業ブランド。英国らしい紳士的な落ち着いたデザインが特徴的。
・ブリューワー(BREUER)
フランスのネクタイブランド。ボリュームのある立体的なネクタイにするべく、肉厚な生地を使っているのが特徴的。美しい色合いのネクタイとしても話題となる事が多いです。
・マタビシ(Mattabisch)
イタリアナポリのブランド。柔らかくハリのはる上質な生地を使用。モダンクラシックなネクタイが揃います。
・Paul Smith Collection
見えない部分の遊び心が何ともオシャレ。ファッショナブルでカラフル。トレンディーな男性におすすめ。
・ジョージオ・アルマーニ(Girgio Armani)
モードな傾向があります。ブランド名やロゴが前面に出ていないので、さりげないオシャレが好きなお父さんにおすすめ。
30~40代
・マリネッラ(Marinella)
世界の著名人、国王や大統領も愛用する、イタリアナポリのブランドです。センスのある小紋柄で特に有名です。
・ブリオーニ(Brioni)
イタリア ローマ創業のブランド。雰囲気はゼニアに近く、綺麗目ネクタイが多いです。
・ステファノ・ビジ(Stefano bigi)
イタリアミラノブランド。クラシックなのに都会的。洗練されたデザインが特徴的です。
・フランコバッシ(FRANCO BASS)
イタリアブランドです。シルクの滑らかな肌触りが特に好評。トレンド感のあるネクタイを手裁断と手縫い製で作り出しています。
・ルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)
イタリアナポリブランドです。独自の製法により、絞めやすく使い勝手の良さを極めたネクタイで、リピーターも多いのだとか。
・タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
日本ブランドです。シンプルで上品な~洒落たデザインまで幅広く取り揃えています。
50~60代
・ラルフローレン
実はネクタイのデザインから始まったブランド。飽きの来ないシンプルデザインで人気。
・グッチ
高級ウール100%使用。落ち着いた色使いでシック・モダンが好きな男性におすすめ。
・セリーヌ
落ち着いたデザインが多く、堅い職業につく方でも使いやすい・スーツを選ばないと人気です。
・HERMES
上司へのプレゼントとして選ばれる事も多いブランド。色使いがシンプルで落ち着いたデザインが多いです。
・ゼニア(ZEGNA)
高級メンズウェアの世界シェア約3分の1を誇る、セレブ御用達のブランド。綺麗目なお品が多いです。
・ステファノ・リッチ(Stefano Ricci)
イタリアフィレンツェブランド。立体感と動きによる印象の変化を楽しめる「プリーツタイ」で有名です。
・アンジェロ・フスコ(ANGELO FUSCO)
イタリアはミラノの一流ブランド。プリントシルクは一切用いず、生地は全てアンジェロ・フスコ氏によりデザインしたジャガード織の布を使用。イタリア国家からの、各国首脳への贈りものとしても選ばれました。
・ダンヒル(dunhill)
イギリス王室御用達ですから、品質はお墨付き。サッカー日本代表のオフィシャルスーツに選ばれ、若い方からの注目も集まっています。派手すぎず、個性的なのに上品。年代を問わず1本は欲しい、「ステータス」的なブランドです。
3章 ネクタイの購入場所
ネクタイの柄や色、素材は数多くあります。特にネクタイを使う機会のない女性にとっては、いきなりお店に行っても選べない可能性も。
その場合、適切なアドバイスをしてくれる店員さんがいる百貨店がおすすめです。百貨店にはファッションのプロがいますから、相談をすればプロ目線のアドバイスをもらえます。特に新しい未知のブランドに挑戦する時など、一番安全な購入場所としては、百貨店がいいですね。
お父さんのスーツやシャツの色、雰囲気などを伝えれば最良の1本を選んでくれるでしょう。
百貨店は店舗ごとに取り扱いブランドは異なります。何社かの優良ネクタイブランドの製品の店舗が入っている事が多く、メンズのネクタイ売り場でも、人気のネクタイブランドが手に入る点でも◎。
確かに、スーツ専門の量販店も品ぞろえ豊富です。ただし、均一的なデザインや色が多いため、意外と選択肢は多くありません。
また、インターネットで購入する手もあります。ただし、色の微妙な違いや質感が分からない為、あまりおすすめできません。
「いつも使っているブランドで、ある程度の情報を持っている・なんとなく予想できる」といった場合には、賢い選択かも知れません。それ以外の場合は、手に取って選ぶのがベター。
4章 最後に
ネクタイには種類がたくさんありますから、選ぶのも一苦労ですよね。でも、使用されるシーンを想定して、色、柄、素材、年代から絞り込めば、そう難しくはありません。
スーツスタイルの際、ネクタイは人の目線が集中しやすいアイテムともいわれています。また、数あるデザインや色の中から選ぶには、それなりのセンスも必要。いつも同じものをつけていたり、適当に選んでいるお父さんにはなおさら素敵な1本を贈りたいですよね。
また、ネクタイを贈る際は「黄色いバラ」を添えてみてはいかがでしょうか。母の日の定番の花はカーネーション、一方で父の日の花は黄色いバラです。
黄色いバラには「献身」という花言葉があり、家庭を支えてくれるお父さんにピッタリのお花です。普段は照れくさくて伝えられない「ありがとう」を、ネクタイと一緒に伝えてみましょう。
末永く愛用してもらえるネクタイ選びの参考にしてみて下さいね。
提供・はな物語
こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
父の日に贈るネクタイ選びの一助になれば幸いです。
ネクタイに添える花をお考えでしたら、プリザーブドフラワーもおすすめです。生花を特殊な液体で加工してあり、長い間楽しむことができます。
「はな物語」では入れ物にメッセージや日付を彫刻するサービスを行っています。