父の日に贈る花 お父さんのイメージ&花言葉から選んでみよう


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母の日の花といえば、カーネーション。では父の日の花といえば?と聞かれてピンとこない人は多いのではないでしょうか。

父の日に贈る花は黄色いバラなんですよ。父の日が近づくと、黄色いバラの予約を受け付ける花屋さんも見かけますよね。

でも、母の日と比べてしまうと地味な印象のある父の日。

母の日が日本で定着し始めたのは1940年代でした。それに対し、父の日が日本に伝わったのも定着したのも母の日よりも遅く、1980年代だといわれています。

母の日のカーネーションのように、贈る花が浸透していないのも、父の日の存在感が薄い理由の1つではないでしょうか。

しかし、母の日のカーネーションほど定番の花が根付いていないのであれば、比較的自由に選んでもOKということ。

この記事では、父の日に贈る花の候補や選び方のポイントを紹介します。

定番の花からちょっと変わり種の花、さらに花言葉から選んでみるのもいいですね。

オリジナルな父の日を演出するための参考にしてみてください。

1章 花選びのポイント

この章では、花を選ぶ際におさえておきたいポイントを紹介します。

1-1、花+αが大事

そもそも、「お父さんって花をもらって嬉しいの?」という疑問を持っている人は多いはず。

実際、男性は実用性の高いものをプレゼントにほしがる傾向にあるようです。そのため、花を積極的にほしがるお父さんは少ないよう。

ですので、父の日に花を贈るポイントは、他の実用的なプレゼントと一緒に贈ること。もちろん、感謝の気持ちを込めて贈られた花を喜ばないお父さんはいないでしょう。

でも、+αで実用性のあるものを贈ると、さらにお父さんの喜びも大きくなるはず。

例えば、お仕事を頑張っているお父さんにはハンカチやネクタイなどの小物類を。

お酒好きのお父さんには、グラスやオリジナルラベルがプリントされたワインなどはいかがでしょうか。

1-2、落ち着いた色を選ぶ

華やかで派手な色の花は、受け取りにくいというお父さんもいます。特に色とりどりの花束などは女性的で、持つのが恥ずかしいという声も聞かれます。

ですので、暖色系の花を控え目にする、色を2~3色に統一するなど、お父さんの好みに合わせてみましょう。

1-3、花の種類は少なめ

花は何種類も合わせず、1~2種類にとどめるのがベター。はりきってバラもひまわりも…とごちゃごちゃにすると、統一感のない印象になってしまいます。

また、花の種類が多くなると派手な印象になりがち。お父さんが受け取りやすい、落ち着いた雰囲気の花束にするためには、やはり種類は抑えましょう。

1-4、丸みのない花束にする

花束が横に広がっているものは女性的なイメージを与えます。これは、花嫁のブーケを連想してしまうため。父の日のプレゼント向きではありませんよね。

包装や装飾も、赤やオレンジではなく、白や青などの寒色系にすると、よりスタイリッシュな花束にできますよ。

1-5、天国のお父さんに贈る

天国のお父さんにも、忘れずに感謝の気持ちを伝えたいですよね。

父の日が生まれたアメリカでは、亡くなった父親には白いバラを贈る風習があります。

ですから、天国のお父さんには、白を基調とした花を選びましょう。淡い色の緑や青の花でアレンジしても綺麗です。

1-6、手間が少ない花

中には園芸にあまり興味がない、花の手入れの仕方がよくわからない、というお父さんもいるはず。

そんなお父さんには手間が少なくすむ花ならプリザーブドフラワーがおすすめです。生花を特殊な液体で加工してあり、美しい姿を長い間保ちます。

水やりや剪定の必要もありませんので、気軽に飾って楽しめますよ。

はな物語ショップサイトにて、父の日のギフトにぴったりなプリザーブドフラワーギフトが見られます。

2章 お父さんのタイプ別に選ぼう

花選びのポイントをおさえたら、具体的な花の種類を選んでいきましょう。

お父さんの性格や好みを考えながら、ピッタリの花を選んであげてくださいね。

2-1、定番はバラ

バラが父の日の定番とされるのは、父の日の由来に関係しています。

父の日を提唱したのは、アメリカ人のソノラ・スマート・ドッド。彼女の父親は早くに妻を亡くすものの、再婚せずに6人の子どもを育て上げます。

ソノラはそんな父親にとても感謝し、尊敬していたそうです。そして当時既に母の日はあったものの父の日はなかったため、ソノラは父の日を作ろうと運動を始めます。

1916年、ウィルソン大統領の演説をきっかけに広まり、1972年、6月の第3日曜日が「父の日」として国の記念日となりました。

ソノラは父の墓に、生前父が好きだった白いバラを供えたそうです。このことから、存命の場合には赤いバラを、亡くなっている場合には白いバラを贈る風習となりました。

このエピソードを受けて、父の日といえば「バラ」となったのです。

日本では一般的に、父の日のイメージカラーは黄色だとされています。これは、1981年に設立された日本ファーザーズ・デイ委員会が、幸せの象徴である黄色を父の日に取り入れ、「父の日黄色いリボンキャンペーン」を始めたのがきっかけといわれています。

ただし、注意したいのは黄色いバラにはネガティブな意味の花言葉があるということ。

黄色のバラには「献身」という父親にぴったりの花言葉があります。一方で、「嫉妬」「別れ」とネガティブな花言葉も。もし気になるようでしたら、黄色は避けて他の色のバラを贈るのもいいですね。

2-2、季節感も出るひまわり

父の日のプレゼントの花として、バラに負けず劣らずの人気なのが、ひまわり。

父の日の定番色の黄色でもありますし、バラのようなゴージャス感はないので、ある意味男性が受け取りやすい花ともいえます。

そして、ひまわりは夏が始まりつつある父の日の季節にピッタリの花ですよね。夏にかけての季節感を存分に楽しめます。

明るい印象がありますから、笑顔が素敵なお父さんに贈ってみては?

2-3、落ち着いた雰囲気ならカラー

ブーケにもよく使われるカラー。父の日がある6月に見頃を迎えます。

ブーケと聞くと女性的な印象を持ってしまいますよね。

でもよく見ると、特徴的なラッパ型の花、シンプルなラインの造形、まっすぐに伸びた茎は落ち着いた印象を与えてくれるので、男性にも似合うんです。

色の種類が豊富で、育てやすいのも◎。

2-4、癒し系なら観葉植物

忙しいお父さんには、観葉植物を。空気清浄効果もあるといわれていますので、癒し効果が期待できます。

また、花束とは違い、鉢植えとして長く楽しめる点も◎。お手入れが簡単な小ぶりのものを贈ってみるといいですね。

2-5、園芸に興味のあるお父さんには盆栽

定年後に盆栽にはまるお父さんは少なくないそうです。水をやったり、剪定したり、まるで子どもの世話をしているみたい、と楽しむ人もいるとか。

長い年月をかけて育てることで、自分だけの盆栽を作ることができます。

定年を迎えた後の趣味候補のひとつとして、贈ってみてはいかがでしょう。

2-6、天国のお父さんにはユリ

バラの項で述べたように、亡くなった父親には白いバラを贈る風習があります。

しかし、日本ではあまり馴染みがありませんよね。

さらにトゲのある花は仏事では避けるべきとされています。ですので、お父さんが生前好きだったという場合を除けば、お墓や仏壇には飾れません。

そこでおすすめなのはユリの花。仏花としても定番ですよね。

もし「白いユリはいかにもお供えのイメージで嫌」という人は、ピンクやオレンジのユリなども◎。

2-7、果物や野菜の苗もあり

花を楽しむだけじゃ物足りないお父さんには、花と果実を両方楽しめる果樹を贈ってみては?

レモンやキウイ、ブルーベリーなどのフルーツ、ミニトマトなどの野菜が鉢植えひとつで育てられるのが嬉しいですね。

自宅で栽培できるモミジの苗などもあります。

買うときは、贈られた時点で既に未熟な実がついているものを選ぶと、育てるモチベーションが上がりやすいでしょう。

3章 花言葉から選ぶ花

花を選ぶなら、色、品種以外にもポイントになるのが花言葉。

自分の気持ちを代弁してくれるので、人に贈るときも、人から受け取るときも大切に考えている方もいるでしょう。

そこで、父の日に贈る最適な花言葉を持つ花を紹介しましょう。

3-1、「尊敬」「誇り」

『紫のバラ』

父の日の定番であるバラは、色別で花言葉が違います。

お父さんに贈るなら、「尊敬」「誇り」の意味がある紫を。

シックな色合いが、大人の男性にもピッタリです。

3-2、「感謝」

『カンパニュラ』

ストレートに「感謝」を伝えるのならカンパニュラがいいでしょう。

様々な種類がありますが、日本ではツリガネソウという別名を持つ品種がメジャー。

小さな花をたくさんつける姿はとても華やかである一方、横向きや下向きに花をつけるので、しとやかな印象もあります。

3-3、「家族愛」「良き家庭」「感謝」

『サルビア』

公園や庭先で誰もが一度は目にしたことがあるはず。

古代ローマ時代より薬草として使われていたことから、健康・長寿を連想させ、そこから家族の幸せを意味する花言葉になったといわれています。

開花時期が長く、父の日がある6月から11月頃まで楽しむことができます。

カラフルな花をつけ育てやすいので、鉢植えや庭に植える花として人気です。

3-4、「日々の平安」

『カンノンチク』

漢字では観音竹。ですが竹ではなく、ヤシ科の植物です。

江戸時代から栽培され、祝い事の贈り物として重宝されてきました。

主張し過ぎない和の雰囲気がある観葉植物で、置く場所を選びません。リビングにでも寝室にでも、お好きなところに飾ってみてください。

派手さを好まないお父さんにも贈りやすいですね。

3-5、「高貴」

『デルフィニウム』

ブーケのサムシングブルーとしてもよく利用される花。

やわらかな質感の花が重なりあい、美しくも清楚な印象を与えてくれます。

物静かでオシャレなお父さんに。

3-6、「幸せな家庭」

『セージ』

ハーブの一種で、肉の香りづけなど、料理に大活躍のセージ。

「幸せな家庭」という花言葉は、セージを使った料理が一家団欒の食卓をより豊かにするからかもしれませんね。

料理好きのお父さんに贈るのも◎。

3-7、「理想の夫婦」

『グズマニア』

南国を連想させる鮮やかな色が特徴。

花のように見えるのは葉の一部であることから、数ヶ月間鑑賞することができます。

管理も簡単で、観葉植物と考えてもよいでしょう。

一度花を咲かせると株は必ず枯れてしまいますが、子株を残してくれるので、それを育てることで繰り返し楽しめますよ。

両親に理想の夫婦像を重ねている人はグズマニアを贈ってみては?

3-8、「幸福が飛んでくる」

『胡蝶蘭』

贈り物の花の定番ですね。高貴で落ち着いた雰囲気のある花です。

名前の通り、蝶のような花をたくさんつけます。ひらひら舞う蝶が集まるような姿は、まさに「幸福が飛んでくる」ようです。

3-9、「幸福が訪れる」

『スズラン』

フランスには「スズランの日」という親しい人にスズランを贈る風習があります。

贈られた人には幸福がやってくるのだとか。

また、春の訪れとともに花を咲かせるので、厳しい冬が終わり、春=幸せを告げる花と考えられています。

根を増やすのが簡単な花でもあります。鉢植えで贈れば、毎年花を咲かせてくれますよ。

3-10、「若さ」

『白のライラック』

いつまでも若々しくいてほしいという願いを込めるなら、ライラックがぴったり。

フランスでは白のライラックは青春の象徴とされていたことから、「若さ」や「無邪気」といった花言葉になっています。

白のライラックは香りもよく、香水に使われるほど。

切り花では香りが失われてしまうので、鉢植えや庭で育ててみてください。

4章 最後に

お父さんに花を贈るときは、母の日にお母さんに花を贈るときとは違う配慮が必要になってきます。

女性は、基本的に綺麗な花をもらったら品種を問わず嬉しいもの。でも、父の日に贈る花は、お父さんの性格や好みの色を考えて選ぶのが大切です。

また、贈るときはその花を選んだ理由を伝えてみてはいかがでしょうか。お父さんのことを考えた、という気持ちは何にも勝るプレゼント。気恥ずかしいかもしれませんが、お父さんはきっと喜んでくれますよ。

ぴったりの花のプレゼントで、これまでと違った父の日を過ごしてみてくださいね。


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提供・はな物語

こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

父の日に贈る花の参考になれば幸いです。

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