父の日 メッセージはシンプル&ストレートがカギ!
父の日は、普段は会話も少ないお父さんに感謝を伝えられる良いチャンスです。口に出すと何だか恥ずかしいと思ってしまう感謝の言葉も、手紙やメッセージカードにすると、意外とすんなりと伝えられるものですよ。
でも、意外と言葉が出てこない、という人は多いよう。伝えたいことはあるけど、具体的な言葉で書くとなると、難しいですよね。
この記事では、実父、義父、それぞれの「お父さん」にメッセージを贈る際のポイントと、文例を紹介していきます。
物だけではなく、心のこもった「言葉」の贈り物はとてもステキなプレゼント。今年の父の日には、心に残るメッセージを添えて感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
目次
1章 実父に贈るメッセージのポイント
どうしてもちょっと気恥ずかしくなってしまうのが、実父へのメッセージ。大げさな言葉はいりません。日ごろお父さんを見ていて思っていることなどに触れてみましょう。
具体例を出す
「いつもありがとう」「お父さん大好き」というストレートでシンプルな言葉も悪くはありません。
でもせっかくなら、もう少し具体的に気持ちを言葉にしてみましょう。例えば、「ありがとう」という言葉1つとっても、漠然とした「ありがとう」よりも、何に感謝して「ありがとう」を言っているのか示す方が◎。
具体例を出すことで、メッセージ内容もより豊かになります。そして、お父さんの嬉しさも増すでしょう。
【例】
「いつもありがとう」→「家族のために遅くまで仕事を頑張ってくれてありがとう」
「大好きだよ」→「この前、学校のことで相談に乗ってくれてありがとう。いつも優しく声をかけてくれるお父さんが大好きです」
お父さんのことを見ていることをアピール
普段、お父さんと会話が少ない、という人は「実はお父さんのことを気にかけているんだよ」という文面にしてみるのもおすすめ。
【例】
「最近お酒の量が増えてない?お父さんの健康面が気になります」
「最近は趣味の釣りに行っていないようだけど、気分転換に今度一緒に行こう」
些細なことでいいので、お父さんの変化や言動を拾ってみましょう。
2章 義父に贈るメッセージのポイント
お義父さんへとなると、少し背筋を伸ばして、きちんと書かなければ、と思ってしまいがちです。でも、あまり難しく考える必要はありません。普段感じている感謝の気持ちをシンプルに文字にすればいいのです。
ただし、義父に贈るメッセージでは、実父とは違った注意点があります。
「お父さん」と書く
義理の父なので、関係性から考えると表記は「お義父さん」ですよね。でも、これではちょっと距離感を感じてしまうものです。普段「お義父さん」と意識しながら呼んでいる人も、年に一度の父の日なので、グッと距離を近くするという意味で、「お父さん」を使ってみましょう。
名前の漢字は要チェック
普段、義父の名前の漢字表記を見る機会は意外と少ないのではないでしょうか?漠然と「この字だったかな」と書いて後から違いを指摘された、という失敗例も。
名前の漢字はしっかり確認してから書きましょう。
義母のことにも触れる
お義父さんにメッセージを贈る際には、印象がぐっと良くなるポイントがあります。それは、メッセージ内で、ひとことで良いので、お義母さんについて触れることです。
もちろん、その際にも表記は「お母さん」にするようにしましょう。たったひとこと、お義母さんについて触れるだけで、細やかな心遣いができるという印象になるので、ぜひ、使ってみてください。
質問を入れる
お義父さんの趣味や、得意なものなどがあれば、「最近○○を楽しんでいますか?」などと軽く質問したうえで、「今度ゆっくりお話聞かせてください」「今度一緒に○○しましょう」みたいなフレーズを入れると、次に会うときの話のテーマになるのでおすすめです。
3章 例文 -実父編-
心のこもったメッセージを喜ばないお父さんはいません。凝った文面にする必要はないので、頭に浮かんだ素直な言葉を記しましょう。
3-1、感謝系
普段はなかなか言いにくい感謝の言葉。長く書く必要はありませんので、気持ちをストレートに表現しましょう。
「毎年家族旅行に連れて行ってくれてありがとう!私が一人前になったら、お父さんとお母さんを旅行に連れていくね」
「就職して、改めてお父さんのありがたみを痛感しました。家族のために毎日働いてくれていたお父さんを尊敬します」
「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう。家族みんなお父さんのことが大好きです」
3-2、労り系
健康を気遣うメッセージは照れくささもなく、書きやすいものです。
「いつも帰りが遅いから、少し心配しています。休日はゆっくりと休んで疲れをとってね」
「お酒の飲み過ぎには注意して、健康でいてね」
「この前、お父さんが風邪を引いて何日も寝込んでいたときは心配しました。日ごろの疲れがたまっているんだと思うよ。無理しないで、いつまでも元気で長生きしてね」
3-3、育ててくれてありがとう系
ここまで自分を育ててくれたことに感謝し、これからもよろしくという気持ちを伝えるメッセージなら、お父さんの感動もひとしおでしょう。
「結婚して、お父さんの偉大さがよくわかりました。今まで不自由なくやってこれたのは、お父さんのおかげです」
「お父さんの子どもに生まれてとても幸せです。いつまでも元気で長生きしてください。そして、これからもずっと見守っていてくださいね」
「今まで育ててくれてありがとう。なかなか会えないけど、いつもお父さんとお母さんのことを気にかけています」
「子供を育てていると、今までどれだけの愛情をもらってきたのかということを感じる毎日です。本当にありがとう!そしてこれからもよろしくね」
3-4、お父さんかっこいい系
いつまでも若々しくいてほしい、という願いも込めて、お父さんを褒めるメッセージも◎。
「一生懸命働いているお父さんがいちばんかっこいいです!」
「料理が上手なお父さん、最高にかっこいい!」
「お父さんが世界で一番かっこいいと思っています。いつまでも私の自慢のお父さんでいてください」
3-5、プレゼントの主旨系
プレゼントにメッセージカードを添えるときには、このアイテムを選んだ理由などを書いてみるのもいいでしょう。そこにちょっとしたお父さんへのいたわり、感謝、お願いの気持ちなどを含めると、より、心のこもったメッセージになります。
「大好きなお酒を飲んでリラックスタイムをすごしてね。いつまでも元気でいてほしいので、飲み過ぎには注意してね」
「お父さんにピッタリのシャツを見つけました。いつも暗い色を着ているけど、こういう明るい色もよく似合うよ。いつまでもかっこいいお父さんでいてください」
「日頃の疲れを癒せるように、旅行券を贈ります。お母さんと二人仲良く、ゆっくりと休んで来てください。次回は、一緒に行こうね☆」
4章 例文 -義父編-
プレゼントに添えるメッセージカードであれば、手短な文章で構いません。ただし、フランク過ぎない言葉遣いにしましょう。
また、父の日は、6月なので、季節に絡む文章も一言添えれば美しく仕上がります。
4-1、感謝系
改めて「ありがとう」の気持ちをメッセージにする際には、一言、二言で十分気持ちは伝わるものです。シンプルなほど、グッと心に響くものですよ。
「いつもありがとうございます。先日の家族旅行のときにはとてもお世話になりました。子どもたちもとっても喜んでいます。また一緒にぜひよろしくお願いいたします」
「いつも気にかけていただきありがとうございます。日頃の感謝の気持ちを込めて、お父さんの大好物のおつまみセットを贈ります。お母さんとの晩酌のおともに召し上がってくださいね」
4-2、長生きしてね系
一緒に贈るプレゼントについてのコメントなどと一緒に、「健康で居てほしい」という願いを込めることを意識してみましょう。短い文章でも気持ちがしっかりと伝わります。
「夏を前に少しずつ気温が上がってきていますが、こちらは家族みんな元気でやっています。大好きなビールがおいしい季節になってきますが、くれぐれも飲み過ぎには気をつけてくださいね」
「定年後も町内会活動や趣味を満喫していらっしゃるようで、何よりです。でも、くれぐれも頑張りすぎには注意してくださいね」
「最近は、ウォーキングにはまっていると伺いました。歩きやすいシューズを見つけたので贈ります。たくさん歩いて、いつまでも健康をキープしてください。今度お目にかかるときには、またお酒でも飲みながら、楽しいお話を聞かせてくださいね」
5章 最後に
日頃の感謝をストレートに伝えることができる「父の日」。普段はなかなか気恥ずかしい気分なってしまう実父、ちょっと距離感があって遠慮しがちになってしまう義父、どちらにも素直に手軽に「ありがとう」を伝えられる素敵な機会です。
ストレートに感謝の言葉を伝えるのが恥ずかしい、という人は思い出話などを書くのもいいですよ。
「旅行楽しかったね」というエピソードは、家族みんなの良い思い出がまた1つ増えた、ということ。お父さんとしても家族の絆を実感できるでしょう。
お父さんへの感謝や日頃の思いを、ぜひ言葉にして贈ってみてくださいね。
提供・はな物語
こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
父の日に贈るメッセージの参考になれば幸いです。
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