バレンタインのギフトで差をつける!センスが出る厳選15品

女性が男性にチョコなどを贈る日、バレンタインデー。

どんなチョコを贈るか選ぶのも楽しみの一つです。
また、最近はチョコ以外のスイーツも人気です。ちょっとしたギフトと一緒に渡す女性も多いようです。

一方で、このシーズンは限定のチョコやスイーツがたくさん売りだされ、迷ってしまう女性もいるでしょう。

ギフトも“ちょっとしたもの”とは、意外と選びづらかったりします。

この記事では「定番品から、少しセンスをアピールできるギフトまで」を厳選して、紹介します。

贈る相手別、予算別、嗜好に応じて、最適なギフトを選んでみてください。

1章 まず基本情報を確認しよう

1-1、バレンタインデーとは?

始まり

そのはじまりはローマ帝国までさかのぼります。
当時の皇帝クラウディウス2世は、兵士の士気の低下を懸念し、結婚を禁ずる令を発しました。

それを不憫に思ったキリスト教司祭ヴァレンティヌス(バレンタイン)は、密かに兵士を結婚させていました。やがてそれが見つかり、ウァレンティヌスはローマ国教への改宗を命じられます。

しかし拒んだため、処刑されてしまいます。その日が西暦269年の2月14日でした。

また、ローマでは2月14日から15日にかけて、ルぺルカーリアという祭りが行われていました。

毎年2月14日の夜に、未婚女性たちの名前が書かれた紙が集められ、翌15日に男性たちがその紙を引きます。その紙に書いてあった女性と祭の間、または1年間交際するという祭りでした。付き合いをするというものです。

しかし風紀が乱れるとの理由で、教皇ゲラシウス一世はこの祭りを禁じました。

その代わり、聖人の名前が書かれた紙をくじのように引かせ、1年間はその聖人を模範とした生き方をするよう推奨する祭りを行うようになりました。

やがて、そのそして、ちょうどこの時期に殉教した聖ヴァレンティヌスを、この祭りの守護聖人としました。

時を経て、恋人同士がカードや花束を贈り合う習慣に変わって行きました。

日本におけるバレンタインデー

日本ではバレンタインデーは男性から女性にチョコやプレゼントを渡すイベントとして定着しています。

その始まりは、1936年に神戸モロゾフ洋菓子店が「バレンタインチョコ」の広告を出したことにさかのぼります。

本格的にチョコを贈る習慣が根付いたのは、1950年代に入ってからです。1958年に新宿伊勢丹が「バレンタイン・セール」を行ったことが、その契機となりました。ただし、当初は板チョコが数枚売れた程度だったようです。

翌年、ハート型のチョコを販売し、「女性から男性へ」というフレーズとともに売りだしました。

1960年には森永製菓がバレンタイン企画の大々的な広告を出し、チョコレート販売の促進を狙いました。次第に各社がバレンタインのチョコレート販売に乗り出し、ハート型チョコなどを生産し始めます。

近年では、チョコレートに限らずスイーツ全般やプレゼントも盛んに贈られるようになっています。

ちなみに、日本のように女性から男性にチョコなどを贈る習慣がある国は、台湾や中国、韓国などアジア圏です。ヨーロッパは花束やカードが主流です。

1-2、ユニークな習慣

バレンタインデーは女性から男性にチョコなどを贈るのが、日本における一般的な習慣です。しかし、近年では、様々な新しい習慣も生まれつつあります。

逆チョコ

男性から女性にチョコを贈るケースです。普段の感謝やサプライズの意味合いが強いです。

友チョコ

仲の良い友達同士でチョコを交換する習慣です。この場合、市販のものより手作りしたものを贈り合って一緒に食べたりします。

痛チョコ

アニメ好きな女性が、チョコレートで自分の好きなアニメのモチーフを作り、交換する習慣です。アニメに興味のない人からは「痛い習慣」ととられがちなので、このような呼び名がつけられています。

ご褒美チョコ

女性が自分に御褒美として買うチョコ。バレンタインシーズンは期間限定で、高級なものからユニークなものまで様々なチョコが店頭に並びます。その中から自分の好きなものを選ぶ高揚感を楽しむ習慣といえるでしょう。

1-3、ギフトの金額の相場をチェック

バレンタインデーの定番はやはりチョコレートです。しかし、最近はチョコレート以外のスイーツやプレゼントを贈る女性も多くなってきています。

まずは、チョコレートとギフトの金額の相場をみてみましょう。相手が本命か義理かで金額が異なるのがポイントです。

本命チョコ

・1,000~3,000円
この金額幅なら、手頃なチョコから高級ブランドのチョコまで買うことが可能です。
また、贈る相手がすでに交際している人か、交際していない関係かなどでも金額の相場は変わるでしょう。

義理チョコ

1,000円未満。
義理なので、価格を抑えている女性が多いようです。義理なのに、高級チョコを渡してしまったら、もらう側も思わぬ解釈をしてしまうでしょう。
敢えて義理だとわかる価格や量で渡すことが重要といえます。

チョコやスイーツ以外のギフト

3,000~5,000円
ギフトは基本的に本命にしか贈りません。無理なく購入でき、もらう方も気兼ねなく受け取れる範囲の価格といえるでしょう。

2章 予算別で考えるギフト

次に、予算別にどのようなギフトがあるのかをみてみましょう。

2-1、1,000~3,000円

チョコ、スイーツ

価格帯に選択肢があるので、選びやすいです。チョコ、焼き菓子などは小分け包装しているものも多いので、大人数に配る場合にも適しています。

スマホケース

実用的で、何個か持っていてもいいものです。すでに相手の好きそうなデザインを選びましょう。

男性用コスメ

ボディソープやフェイスウォッシュなど。普段どんなものを使っているか聞いてから選んだ方がいいでしょう。

靴下

消耗品なので、いくつあってもいいものです。デザイン性があり、普段着ている服装に合うものを選びましょう。

2-2、3,000~5,000円

チョコ、スイーツ

この価格帯になると、有名ブランドの高級な品になります。目上の人や本命向けです。

アルコール類

ビール、ワイン、焼酎、日本酒などから相手の好きなものを贈りましょう。お取り寄せしたものや海外産のものなど、珍しいものや希少性のあるものを選ぶのも◎。

手袋

バレンタインデーの時期にちょうどいいギフトです。毛糸のちくちくが苦手、という人もいるのでその点は確認した方がよいです。

折り畳み傘

仕事用と普段用で使い分けてもいいものです。もし1本しか持っていないようなら、使う場面を想定して選んでみるとよいでしょう。

ヘッドホン

音楽好きな人におすすめです。性能によって価格が異なります。また、デザインも豊富。

2-3、5,000~10,000円

ネクタイ

ネクタイは価格帯が広い品ですが、せっかく贈るなら光沢感のあるシルクなど、高品質のものが◎。

マフラー

マフラーはデザインが豊富なので、使う場面や服装によって変える人も多いでしょう。相手のライフスタイルを確認して、最適な1品を贈りましょう。

カフス

仕事でスーツを着用する相手におすすめです。贈る側のセンスも問われるので、吟味しましょう。

シューキーパー

必要だけど、意外と自分からは買わないものではないでしょうか。靴をたくさん持っている人や、おしゃれへの関心が高い人におすすめです。

3章 男性が喜ぶスイーツギフト

バレンタインデーの定番は、チョコをはじめとするスイーツです。でも、いろんなブランドがあって違いがよくわからない、という人もいるでしょう。簡単に、有名チョコブランドを紹介します。

また、チョコ以外のスイーツを選ぶ女性も増えています。贈る相手によって選ぶものを変えるのもいいでしょう。どんなスイーツが適しているかみてみましょう。

3-1、チョコ

バレンタインデーの王道はやはりチョコです。
このシーズンは限定で様々なチョコが販売されますので、選び甲斐もあります。詰め合わせ個数に合わせて価格帯が広いのもメリット。

まずは、チョコの有名なブランドを紹介しましょう。
本命に渡すチョコほど、高級ブランドにする傾向があるようです。

ゴディバ

1926年にベルギーで創業。
日本でも高い人気のチョコレートブランド。名前とロゴマークは、イングランドの伝説に出てくるゴダイヴァ夫人に由来します。

ピエール・マルコリーニ

1994年創業。
農園でカカオ豆を直接買い付け、ベルギーで焙煎、選別、粉砕、調合、精錬まで一通り行っています。

ジャン=ポール・エヴァン

1988年創業。
1986年にフランスの最優秀職人賞であるMOFを受賞。独創的なショコラは世界中で高い評価を得ています。

ノイハウス

1857年に創業。
ベルギー王室御用達。カカオバター以外の油脂は一切使わない製法で、繊細で上品なショコラを作ります。

デメル

1786年創業にウィーンで創業。
シンボルマークはハプスブルク家の紋章である「双頭の鷲」。当時から王室や上流階級の人々に愛されてきた高級菓子店です。ザッハトルテは特に有名。

デルレイ

1949年にアントワープで創業。
ブランドを象徴するのはダイヤモンドカット型のチョコ。アントワープがダイヤモンド取引の盛んな都市であることにちなんでいます。

ラデュレ

1862年創業。
当初はパンなども一緒に売るブランジェリーでした。マカロンで有名ですが、チョコもあります。マカロンのカラフルなイメージとは異なり、チョコはシンプルで大人向け。

ピエール・エルメ パリ

1996年創業。
「パティスリー界のピカソ」と称され、伝統と革新の技術を融合させたスイーツを発表しています。

ボワシエ

1827年、パリ16区の高級住宅地で創業。
創立者はマロングラッセを最初に作った、ベリセール・ボワシエです。当時からパリのマダム御用達のブランドです。

ダロワイヨ

1802年創業。
創業者ジャン・バティスト・ダロワイヨの先祖は、ヴェルサイユ宮殿でルイ14世に仕えていた食膳係でした。パンやお惣菜も製造しています。

カカオ サンパカ

1999年にバルセロナで創業。
スペイン王室御用達のブランドです。カカオ豆の選別からチョコレート製造までの全工程に携わっています。

ロイズ

1983年に北海道で創業。
生チョコが人気。その他にポテチにチョコをかけたものや、クッキー、マロングラッセなどバラエティー豊かな品揃えです。

次に少しユニークなチョコを紹介しましょう。職場や学校で複数人に配りながら、みんなで楽しむのもいいでしょう。

動物系

ワニ、パンダ、ゴリラ、象などの動物をリアルに再現したチョコ。詰め合わせもあるので、職場で配り、好きな動物を選んでもらうのもいいでしょう。

昆虫・幼虫・虫系

カブトムシ、カブトムシの幼虫、蚕、蜂の幼虫など。ホワイトチョコでできた幼虫類はかなりリアリティがあるので、相手によっては食べられない可能性あり。

薬風チョコ

風邪薬の瓶や箱を模した入れ物にチョコが入っています。一見すると、本当に市販の風邪薬と見間違えます。

食べ物系

・キャビアチョコ
キャビア缶を模した入れ物の中に、キャビアを模したチョコがぎっしり入っています。

・焼サンマチョコ
見た目が焼サンマにそっくりなチョコ。相手をびっくりさせたい人におすすめです。

・お弁当チョコ
牛丼や駅弁の入れ物を模した容器に、チョコが入っています。

・唐辛子チョコ
チョコに唐辛子を混ぜ込んだもの。最初は甘いですが、どんどん辛くなってきます。

惑星チョコ

惑星を模したチョコ。色鮮やかで、見た目も◎。

カード系

トランプや花札を模したチョコ。絵柄も精工に再現されています。

珍しい味系

・干し柿チョコ
干し柿にチョコがコーティングしてあります。柿のしっとり感と、チョコのパリパリ感がマッチします。

・納豆チョコ
納豆とチョコという意外な組み合わせを狙ったチョコ。わらの中に入っていて、見た目も本格的。

・いかチョコ
さきいかにチョコがコーティングされています。お酒に合うとの声もあり。

その他

・ノートパソコン型チョコ。ほぼ等身大のノートパソコンを模したチョコです。

3-2、チョコ以外のスイーツ

甘いものは好きだけど、チョコはあまり食べない、という男性もいます。また、贈る側としても毎年チョコでは代わり映えがしないのも確かです。有名なブランドのチョコは大体あげてしまった、という人もいるでしょう。

そんな人は、チョコ以外のスイーツを検討してみてはどうでしょうか。チョコ以外でおすすめのスイーツを紹介しましょう。

クッキー

味のバリエーションが豊富なのも魅力です。
また、手作りするのもおすすめです。

ワッフル

焼きたてワッフルではなく、個別包装されたミニワッフルなどがおすすめ。職場で大人数に配るのにも適しています。また、手を汚さずその場で食べられる点も◎。

マカロン

カラーバリエーションが豊富で見た目もかわいいスイーツ。1個単位で買えるので、複数人に配るのにも便利です。

どらやき

和菓子好きの男性には和菓子もありです。バレンタインデーの時期になるとハート型のどら焼きを売るショップもあります。

またガナッシュをはさんだ生チョコどら焼きなど、和菓子とチョコを融合させたスイーツも増えています。
職場の上司や、やや年配の人にあげるのにもいいでしょう。

おせんべい

普通のおせんべいではなく、期間限定のハート型やメッセージが書かれた者を選ぶのがポイント。

4章 スイーツ以外で男性を喜ばせるギフト

相手が甘いものが苦手なら、スイーツ以外のプレゼントを考えてみましょう。バレンタインデーは誕生日などのお祝いではありません。そのため、金額を抑えたものの方が、贈る方ももらう方も気兼ねがありません。

ポイントは、気軽に仕える日用品やすぐに仕える実用性の高いものを選ぶことです。

また、相手が本命だと、女性はスイーツ以外のギフトを贈る傾向があるようです。

4-1、ファッション小物

男性は女性ほどファッションの面で個性やセンスを発揮するアイテムが少ないといわれます。仕事着がスーツの場合は特にそうかもしれません。

しかし逆にいえば、センスや独自性を生かせる数少ないアイテムこそ、プレゼントとして狙い目です。

ネクタイ

仕事でネクタイを使用する男性向けギフト。
ネクタイは選ぶ側のセンスが表れる品なので、よく吟味したいとこです。

選ぶ際のポイントは、普段相手が着ているスーツ、シャツ、ベルト、靴、腕時計と肌の色に合いやすいものにすること。

ネクタイは、面積自体は小さいですが人の視線が集まりやすい存在でもあります。

相手に似合ったものを選び、あなた自身のセンスのアピールもしましょう。

マフラー

マフラーを服装や使うシーンで使い分けしていない男性は、意外と多いかもしれません。もしいつも同じマフラーをしている人なら、使うシーンを想定したマフラーをプレゼントしましょう。

スーツなど仕事時の服装を想定する場合は、紺、グレー、深緑、小豆色など、比較的落ち着いた生地を選びます。模様として、赤や青、緑、黄色など明るい色の柄が入っているとアクセントになるでしょう。

普段着に合わせるのであれば、服装をよくチェックする必要があります。特にコートとバランスのとれた色合いにすることが大事です。

カフス

男性がスーツ着用時にオリジナリティを演出できる、数少ないアクセサリーのひとつです。

一口にカフスといっても、モチーフがかなり豊富なのを知っていますか?
ディズニーキャラクターから、ワインボトル、ゆるキャラ、ト音記号、イニシャルなど様々なモチーフがあります。

相手の嗜好に合ったものを選びましょう。

ただし、会社によってはカフスを禁止しいているところもあるようです。まずはカフスをつけられる職場環境か確認することが必要です。

ネクタイピン

これも男性がスーツ着用時に演出できる数少ないおしゃれアイテムです。

大して目立つ小モノではないので、いつも同じものをつけている人も少なくないでしょう。
ぜひ、デザイン性のある1品をプレゼントしてみましょう。

男性に人気の有名ブランドもネクタイピンを販売していて、とてもデザイン性に優れたものが多いのが特徴。ワンポイントとなるものを選んでみてください。

靴下

ズボンの裾からちらっと見えたときを意識して、靴下もコーディネートの計算に入れている男性も少なくないもの。

実用的で、もらう方も重宝する品です。あげる方としても、気兼ねなく贈れる価格の品です。

4-2、雑貨・日用品

服装は気を使うのに、傘は適当な人は少なくありません。傘は意外とデザイン性の高い小モノでもあります。柄の形や色によって雰囲気も異なります。相手の服装や好みに合ったものを選んでみましょう。

実用性があり、すぐに仕えるという点も高ポイントです。

靴のお手入れセット

男性は仕事でも普段でも革靴を履いている人は多いです。革靴はお手入れしているかどうかで見栄えも変わるもの。

光沢の出るクリーム、保湿クリーム、色補正クリーム、防水スプレー、汚れ取りブラシなどをセットで贈りましょう。

ブックカバー

相手を選ばず、比較的気軽に選んで贈りやすいギフト。単行本を持っている人は多いので、文庫本用を選ぶのもよいでしょう。

一緒におすすめの本を購入し、ブックカバーをつけた状態で贈るのも◎。

4-3、食べ物

アルコール類

ビール、ワイン、焼酎、日本酒など相手の好きなものを選びましょう。

アルコールはチョコと合うものも多いので、一緒に渡してもいいでしょう。黒ビール、ワイン、ウェイスキーは特にチョコとの相性がよいです。

チョコレートリキュールなら、お酒とチョコが同時に楽しめるアルコールです。ミルクで割ってもよし、アイスにかけても美味しいです。

また、せっかくのバレンタインデーなので、チョコにちなんだアルコールにしてみるのもありです。いくつか紹介してみましょう。

チョコレート梅酒

チョコと梅酒をミックスしたお酒。チョコと梅のバランスが絶妙です。

もみじ饅頭のお酒

お土産などでよく見かけるもみじ饅頭をお酒にし、チョコの風味を加えたもの。甘いもの好きな人におすすめ。

バナナチョコのお酒

チョコバナナの味をお酒で再現。そのまま飲んでも、アイスにかけてもよし。

抹茶チョコのお酒

抹茶の生チョコをイメージしたお酒。アルコール分は低いので、お酒が苦手な人でもスイーツ感覚で楽しめます。

4-4、花

花は男性から女性に贈るイメージが強いかもしれません。男性も、女性から花を贈られる機会は少ないのではないでしょうか。
だからこそ、意表をついた花のギフトをおすすめします。

花束ではなく、一輪ざしにむいた花を1本だけ贈るのがポイント。花束だと何かのお祝いのような雰囲気になってしまうからです。
また、花束は持ち帰るのが恥ずかしい、という男性の声もあります。

かわいい花よりも、落ち着いた色合いと、凛としたたたずまいの花を選んでみてください。
男性に贈るのに適した花を紹介しましょう。

バラ

オレンジ、黄色、紫、白など。
オレンジや黄色なら元気で明るい色合いを演出できます。紫や白ならきりっとしまった高貴な印象になります。

カーネーション

白、グリーンなど。
派手さはなく、落ち着いてシックな色合いが◎。

マリーゴールド

濃い黄色やオレンジが鮮やかな花です。

スカビオサ

小ぶりな花です。青、紫、白、薄いピンクなどカラーバリエーションが豊富。小ぶりな花なので、2~3本にして贈るのも◎。

4-5、メッセージカード

長い手紙ではなく、一筆書いたメッセージカードを添えるだけで印象も変わります。

日ごろの感謝を込めて配る場合は、さらに好印象となるでしょう。

5章 関係別に考えるおすすめギフト

5-1、彼氏・夫編

彼氏・夫に贈る場合は、「本命」用ギフトになります。なので、少し高級感やボリュームがあるものを選ぶとよいでしょう。

近しい関係なので、相手の好みをピンポイントでとらえるものを選びたいところです。
おすすめをみてみましょう。

靴のお手入れセット

どんな靴を何足ぐらい持っているか、近しい関係ならよく知っているはずです。そして、彼が履いている靴の状態もよくチェックできます。

靴のお手入れに無頓着な男性に贈れば、お手入れするきっかけになるでしょう。

ビジネスアイテム

ネクタイ、ネクタイピン、カフスなど。普段どのようなスーツやシャツを着ているかよく観察できる立場を生かして、相手のおしゃれを演出する1品を選びましょう。

チョコやスイーツとセットであげると、より特別感を演出できます。

男性用コスメ

男性向けのコスメは意外と多く出ています。特に冬場は肌が乾燥するので、洗顔後に塗るクリームやボディクリームもあります。またアンチエイジングのケア用品もあります。

相手の年齢やスキンケアの悩みなどに応じて、適切な1品を選びましょう。

どういうものがいいかわからない場合は、一緒に買いに行くのがベター。

5-2、片思いの相手編

片思いの相手に贈るのなら、当然「本命」用ギフトを選ぶことになります
適度に気合をいれたいところです。知名度のあるブランドスイーツなどがよいでしょう。

ただし、まだ親しい関係ではない場合は、高価すぎるものや、物として残るものは避けましょう。

有名ブランドのスイーツ

量より質で勝負。大きな詰め合わせを選ぶ必要はありません。3~4個入りでも十分なので、見た目にも上品なものを選びましょう。

アルコール

ビール、シャンパン、ワイン、焼酎、日本酒など、相手の好きなアルコールを選びましょう。

バレンタインデーシーズンは、かわいいデザインのラベルが貼ってあるものも売り出されます。イベント性のあるものにすると◎。

コーヒーや紅茶の詰め合わせ

コーヒーや紅茶はチョコやスイーツとの相性もよいので、一緒に渡すとよいでしょう。
チョコなど甘いものが苦手な人にも向いています。また、詰め合わせは見栄えがある点もメリット。

5-3、同僚編

会社の同僚が相手の場合、「義理」用ギフトになります。
大切なのは、全員に配れる量をしっかりそろえること。

そして配る品の価格が統一されていることです。価格の異なる品をばらばらに配るのは避けましょう。不公平感のもとになります。

チョコやスイーツ

小分けで配りやすいものにするのがポイント。また、手を汚さずその場ですぐに食べられるものにすると◎。
トリュフ、クッキー、マカロンなどがいいでしょう。

メモ帳

仕事で使え、実用性があります。複数人に配りやすい価格なのも高ポイント。
ただの無地ではなく、少しデザイン性のあるものにしてみるといいでしょう。全員に同じ柄ではなく、いくつか柄のバリエーションを用意して選んでもらうのも楽しいです。

すぐに使え、実用性の高いギフトです。

個別包装のドリップコーヒーや紅茶

大手カフェチェーンのものや、産地、味のバリエーションがあるとよいでしょう。

好き嫌いがあまりないので、選びやすいギフトです。形に残らないギフトはもらう方も気兼ねなく楽しめます。

5-4、友達編

友達が相手の場合は、「義理」用ギフトになります。
高級品を選ぶ必要はなし。どちらかというと、ユニークなものや笑いをとれるもの、気軽に渡せるものがよいでしょう。

チョコやスイーツ

高級なものを用意する必要はありません。 “義理チョコ”であることが前提なので、それが相手に伝わっても問題ありません。おせんべいやポテトチップにチョコがコーティングしてあるような、やや変わり種のものもよいでしょう。

ブックカバー

ブックカバーは素材によって雰囲気が異なります。紙、オイルペーパー、布、革などから選べます。相手が年上の人なら、やや重厚感のある革。親しい間柄ならオイルペーパーなどと、選び分けるのがよいしょう。

靴下

選びやすく、男性側も気軽にもらいやすいギフト。
デザイン性があるものを選びましょう。あえて、ユニークな柄にするのもいいでしょう。

仮に相手の好みではないものを選んでしまっても、実用品に代わりないので、はいてもらえる可能性もあり。

5-5、贈る際のポイント

チョコや小物、食べ物などを相手に贈る際、共通して大事なことは、それを選んだ理由を相手に説明できることです。

例えば以下のような理由があります。

  • 「ビターなチョコが好きだって言っていたから」
  • 「手袋をなくしたって言っていたから」
  • 「こういう色のネクタイも似合うと思うから」
  • 「いつもおしゃれな靴下をはいているから」

ただあげるよりも「あなたのことを考えて選んだ」ということが伝われば、相手の喜びも倍になるでしょう。

6章 男性を委縮させた失敗ギフト例

相手を喜ばせようと張り切ったのが裏目に出たりして、喜んでもらえなかった失敗例を初回しましょう。

6-1、不慣れな手作りスイーツ

市販のものより気持ちがより伝わるだろうと考え、スイーツの手作りに挑戦する人は多いでしょう。もらう側も、手間暇を想像すれば嬉しいものです。

ただし、不慣れなのに無理に作り、失敗したものを贈るのは避けた方がいいでしょう。食品類のギフトは、もらう側としても「美味しく食べられるもの」が前提となるからです。

スイーツ作りに挑戦したい人は、失敗率の低い簡単なものにするのがよいでしょう。クッキー、ブラウニー、生チョコ、マドレーヌなどがおすすめ。

ロールケーキ、マカロン、シフォンケーキ、シュークリームなどは難易度が高いので、初心者にはおすすめしません。

6-2、彼氏・夫じゃない男性への高額ギフト

付き合っていない相手に、高級チョコの詰め合わせや、高額なギフトを贈るのはやめましょう。

相手も真意がわからず、困惑してしまう可能性があります。
バレンタインデーを本命の相手に告白するチャンスと考え、張り切る人もいます。
しかし、ギフトはあくまで相手も受け取りやすい価格のものを選びましょう。

6-3、外見だけ豪華

中身より、包装にお金や手間をかけてしまった失敗例です。

ありがちなのは、チョコやスイーツを手作りしようと材料を買いに行き、製菓材料よりもかわいいラッピング袋などに目がいってしまうケース。

袋やリボン、シールなどあれこれそろえようとすると、予想外の金額になるものです。包装に予算を使い、肝心のチョコが二の次になるのは避けましょう。

もらう側も、包装だけ豪華で中身が伴っていなかったら、ややがっかりしてしまうでしょう。プレゼントのメインはあくまでプレゼントの中身です。

6-4、相手の好みをわかっていなかった

「バレンタインデー=チョコ」と思いこみ、チョコが好きではない人にチョコを贈った失敗例です。

確かにバレンタインデーの定番はチョコです。でも、チョコが好きではない人にチョコを贈っても食べてもらえない可能性があります。

ギフトは相手に喜んでもらうことが大切。習慣にとらわれず、相手の嗜好を確認しましょう。

7章 最後に

バレンタインデーのギフト候補をまとめました。参考になりましたか?

定番はやはりチョコですが、チョコの中だけでも選択肢がたくさんあります。また、最近はチョコ以外のスイーツやギフトを贈る女性も増えています。

バラエティー豊かになった背景には、贈る側の女性も選ぶ楽しみを味わいたい、という思いがあるからでしょう。

贈る方も楽しめて、もらう方も嬉しいギフトを選んでみてください。

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