銀婚式を迎える両親へ感謝を伝えよう!プレゼント候補厳選18品
こんにちは。プリザーブドフラワーのギフト通販専門店、「はな物語」店長の古河です。
節目婚という言葉、聞いたことある方は多くないのではないでしょうか。例えば、1周年なら紙婚式、15周年なら水晶婚式。馴染みのない言葉ですよね。
でも、銀婚式なら聞いた方も多いでしょう。銀婚式とは、25周年のお祝い。長く連れ添った夫婦だけが迎えられる大きな節目です。
子どもにとっても、お祝いはもちろん、普段なかなか口に出せない感謝の気持ちを伝えるいい機会でもあります。
一方、お祝いの贈り物に頭を悩ませる方は多いようです。誕生日や母の日、父の日ともまた違いますよね。
お祝いの定番であるお花にしても、どんなものがいいのか意外とわからないもの。「ただの花束」よりも、イベント性を強調するものを贈りたいところです。
また、花と一緒に贈るプレゼントにも頭を悩ませてしまいますよね。金額の相場や、最適なプレゼントを知ることができれば、ご両親に本当に喜んでもらえる銀婚式のお祝いにすることができます。
この記事では、予算別のプレゼント候補や定番プレゼントを解説し、避けたい失敗例も紹介します。また、知っておきたい銀婚式の基礎知識や熨斗(のし)紙のマナーも合わせて説明します。
ご両親へのお祝いの気持ちをプレゼントに込めるために、ぜひ参考にしてください。
目次
1章 相場は?
まず、プレゼントにかける金額の相場を確認するのが大切。
目安ですから、経済状況や子どもの人数に合わせ、身の丈にあったプレゼントを選ぶようにしましょう。高価すぎるものを贈ってしまうと、両親が快く受け取れないかもしれません。
1-1、金額の相場をおさえよう
子どもから両親へプレゼントを贈る場合は、1万円から5万円が一般的な相場といわれています。
これは子ども一人あたりの金額ではなく、持ち寄った合計金額になります。
銀婚式は結婚して25周年という節目ですから、毎年の結婚記念日のプレゼントより高めの金額になります。
一方で友人や職場の同僚からのプレゼントの場合、1万円以内といわれています。
もちろん、プレゼントそれぞれに設定以下の価格から設定以上に高額なものまであります。
例えばお酒や旅行が好例です。安いものから高いものまでありますよね。
マッサージチェアなど数十万円するプレゼントを贈る方もいます。
何を贈るにせよ、ご両親のことをよく考えることが大切です。
1-2、予算別、プレゼント候補一覧
ご両親への贈り物の金額として紹介していきます。
1-2-1、~10,000円
お花
両親それぞれをイメージした花を贈ってもいいですし、二人で協力してひとつの花を育てていける鉢植えの花も夫婦らしくて素敵ですね。
夫婦箸
お箸は毎日使うものです。夫婦がお揃いで使いやすいというのも、贈る側にとって嬉しいポイントです。
記念写真
思い出を色褪せず残しておける記念写真もこの予算内ではおすすめ。夫婦だけでもご家族一緒でも。家族揃っての写真は久しく撮っていないご家族も多いのでは?
ポエム
ご両親への感謝の気持ちを詩にして贈るのも素敵なプレゼントです。
プロのサービスに依頼すると、似顔絵付きで作成してくれるショップもあります。
自作だとさらに気持ちを込められますよ。
詩といっても固く考えず、ご両親の名前をもじった「あいうえお作文」でもいいのです。
手料理
日頃の感謝を込めて、この日ばかりは家事を休んでもらい、手料理を作ってあげましょう。
普段食べない食材をあえて選んで振る舞うのも特別感が出ます。
食後にお父さんと一緒にお酒を酌み交わすのも、お互い年を重ねたからこそできる楽しみです。
1-2-2、10,000~50,000円
銀製品
「銀」にちなんでいることから、銀婚式のプレゼントとしてはオーソドックスな銀製品。
飾っておくためのお皿から普段使いできる食器類まで、選択肢が多いのも◎。
お酒
グレードの高いワインや日本酒を贈るのもよいですし、オプションとして、ラベルに名前や写真を入れればそのまま記念品として残しておけます。
ペアウォッチ
男性でも女性でも普段使いしやすいデザインの時計もあります。「夫婦で同じものはちょっと…」というご両親でも使ってくれそうな時計を選びましょう。
旅行
ゆっくり夫婦水入らずの時間を過ごしてもらうために、旅行をプレゼントするのもいいですね。日程を自由に選べるプランや旅行券だと便利です。
似顔絵
似顔絵は、写真とはひと味違う形でご両親の今の姿を表現してくれます。
温かみとユーモアがある作品を描いてもらい、そこに感謝のメッセージを添えてみてはいかがでしょうか。
2章 もらって嬉しい!ご両親への定番プレゼント
ここからは定番のプレゼントを紹介します。銀婚式にちなんだ工夫や、注意しなければならないポイントも説明します。
比べてみて、自分の両親に贈って一番喜ばれるプレゼントをチョイスしましょう。
2-1、食品
お祝いの席に美味しい料理は不可欠です。食品をプレゼントすれば、家にいながらにしてレストランのような非日常の食卓を楽しめます。
贈る際には、消費期限や賞味期限を考え、適量を注文するようにしましょう。
もちろん、食の好みやアレルギーを事前に確認することが必要です。
お取り寄せグルメ
現地でしか食べられなかったご当地グルメも、今では通販で簡単にお取り寄せできます。
以前食べたことがある料理を避けやすいというメリットもあります。
写真入りケーキ
プリントされた写真がのったケーキです。似顔絵などではなく、写真のそのままが印刷されています。思い出の写真を使えば、それだけで会話が盛り上がりますよ。
お酒
美味しいお酒を贈るだけでもいいですが、ラベルや入れ物に写真やメッセージを入れてみるのもいいでしょう。
あるいは、銀婚式にちなんで、25年物のワインや二人にちなんだ年(誕生年や出会った年)のワインを贈るという選択肢もあります。
2-2、雑貨
形に残るものを贈れば、普段の生活の中でご両親がふと、銀婚式を祝ってくれたことを思い出してくれるでしょう。
普段使ってほしいものならば必要かどうかを、飾っておいてほしいものならば邪魔にならないかどうかを、贈る前に確認しましょう。
夫婦箸・夫婦茶碗
夫婦へのプレゼントの定番です。
せっかくですから、輪島塗や津軽塗など、歴史のある製法で作られた高級な茶碗や箸を選んでみてはいかがでしょうか。
逆に予算が少ないときも茶碗はプレゼントの選択肢になります。陶芸体験等でプレゼント用のオリジナル茶碗を作れます。費用もそれほどかかりませんから、社会人ではない学生の方などに最適です。
時計
夫婦にそれぞれ似合った時計を贈るのもいいですが、仲良くペアウォッチをつけてほしいと願うお子さんもいるでしょう。
銀婚式を迎える年齢のご両親にペアウォッチを贈るのであれば、できるだけシンプルでユニセックスなデザインの時計を選びましょう。有名でありながら飾り過ぎないSEIKOなどは男性でもつけやすいブランドです。
ペアリング・ペアネックレス
普段からカジュアルなスタイルのご両親であれば、ペアリングやペアネックレスも抵抗なく身につけてくれるでしょう。
2-3、銀製品
銀婚式のプレゼントの王道、銀製品。
味わい深く、まさにいぶし銀のプレゼントですね。大切にすれば代を引き継いで愛用することができるのも人気の理由です。
注意したいのは手入れが難しいということ。銀は手入れをしないと黒ずんでしまいます。
カトラリーセット
銀製品のプレゼントの定番です。一式揃った姿は美しく、観賞専用の商品もあるほどです。
ただ、先述の通り手入れが難しいので、セットまではいかず、フォークやナイフ、スプーン単品だけをプレゼントにしてもよいでしょう。
写真立て
銀婚式までの夫婦の思い出を入れたり、これから作られる思い出を入れたり…鑑賞・実用と両面で活躍するのも高ポイント。
2-4、食事
旅行に行くための時間が合わせられない…そんなご両親には食事のプレゼントを。
二人だけの時間を演出したいときにピッタリです。
思い切って高級なお店に招待するのもいいですが、フレンチなどは慣れていないと敷居が高く、かえって気が滅入ってしまいかねません。
そのような場合は個室のお店を選んであげましょう。料理が運ばれるとき以外には誰の目も気にせずに食事ができます。
2-5、花
花も贈り物の定番です。
ここではオススメの形式を紹介します。
ブーケ
美しい花束は存在するだけで雰囲気が華やかになるもの。花言葉や組み合わせを吟味して贈りましょう。メッセージを添えてもいいですね。
プリザーブドフラワー
いつまでも美しい姿を保つプリザーブドフラワー。造花とは違い、生花のような見た目ながらも、水やりなど手入れが必要ないのも魅力のひとつ。思い出を色褪せずに残せるプレゼントです。
銀婚式に最適なプリザーブドフラワーのアレンジメントを紹介しましょう。
プリティウッドフレーム(ブルー)
販売価格(税込): 3,800 円
壁にかけて飾ることができるプリザーブドフラワーのアレンジメントです。落ち着いたブルーのバラは、男女を問わず好まれます。メインの贈りものに添えるお花としてもいいですね。
フラワーフレームデコラ(イエロー)
販売価格(税込): 9,980 円
大輪の黄色いバラ2輪をメインにしたアレンジメントです。フレームは木製で、温かみのある仕上がりになっています。これからも両親に健康で過ごしてほしいという願いを込めて、元気なビタミンカラーの黄色いバラを贈りましょう。
深美(しんび)(グリーン)
販売価格(税込): 12,800 円
洋蘭とグリーンを合わせた、和の趣があるアレンジメントです。部屋に落ち着きと安らぎをもたらしてくれます。花を選ぶ際は色で迷ってしまう方も多いはずですよね。このアレンジメントは洋蘭とグリーンのシンプルなデザインですので、両親の好みがわからないという方にもおすすめです。
フラワークロック
時計とフラワーアレンジメントを組み合わせたフラワークロック。「これからも両親に素敵な時間をともに過ごしてほしい」という気持ちが強く伝わるプレゼントです。時計のため箱状であることが多く、花にホコリや汚れがつきません。
鉢植え
一緒に育てることができる鉢植えならば、夫婦で迎える楽しみがひとつ増えるでしょう。毎年楽しめるよう、一年に一回は花を咲かせる品種を選ぶのがベター。
2-6、旅行
旅行を贈るタイミングなら銀婚式がベスト。金婚式のときでは、ご両親に体力的な負担が大きいことが予想されます。
なかなか休みの日を合わせられないご両親のために、宿泊日を選べるプランにしてあげましょう。さらに夫婦プランだと特別なサービスが付随していることもあります。
それでも休みの予測ができない、でも旅行をプレゼントしたら喜んでくれるに違いないという場合は、旅行ギフト券を贈ってはいかがでしょうか。「旅行をプレゼントした」という形に違いはありません。
3章 喜ばれなかったプレゼント失敗例
プレゼントには贈る側の気配りがとても大事になってきます。
贈る側の自己満足に終始しては、受け取る側に迷惑をかけてしまうでしょう。
ここではありがちな失敗例を紹介します。反面教師として参考にしてください。
3-1、好みじゃないもの
食事や服飾品は個人の好みがはっきり出るプレゼントです。
無理に食べてもらったり、身につけてもらったりしても心苦しいだけです。
そうならないために、趣味嗜好をプレゼント前にリサーチすることが重要です。
「一緒に暮らしていたからそれくらい知っている」という人、いませんか?
大切なのはご両親が「今」何が好きかということです。離れて暮らすうちに好みが変わるのは珍しくありません。
事前に自分以外の兄弟に聞いて意見を集める、あるいはそれとなく両親に探りを入れて好みを確認しておきましょう。
3-2、食べきれない量の食品
お世話になった両親におなかいっぱい食べてほしい。そんな気持ちもわかりますが、限度があります。
冷蔵の生ものは早く食べなければいけませんし、冷凍保存ができても冷凍庫のスペースは限りがあります。常温保存できても多すぎれば邪魔になってしまいます。
食べるのが負担になってはプレゼントの意味がありません。
ご両親の食生活を考えた上で、食べきれる量のものや、場所を取らずに長期保存ができる調味料などを贈りましょう。
3-3、使い方がわからないもの
便利だから、高機能だから、流行ってるからなどの理由で贈るのはちょっと危ないかも!
例えば、最新のハイテク家電を贈っても使えなければ無用の長物です。
使いこなせるか、本当に両親の生活に必要なのか、よく考えて贈ることです。
ただ、最新家電は細かなニーズにも対応し、使い方次第で便利になるのは間違いありません。ご両親の役に立つようなら、両親が使えるまで自分が説明するくらいの心構えでいましょう。
3-4、すでに持っているもの
定番のプレゼントほど、以前にプレゼントで受け取っていたり、あるいは自分で買っていたりする可能性が高まります。
ご両親の生活の様子や持ち物を、普段から気にして見ておきましょう。
一方で、何度も貰うことで別の楽しみ方ができるプレゼントもあります。
例えば夫婦箸も定番のプレゼントですが、結婚記念日のプレゼントとして贈り続けることで、一本のストーリーになります。
昔に比べてグレードの高い箸が贈られれば、子どもの社会での成長が伺えますよね。このように、そのひとつひとつに思い出が宿ります。
4章 銀婚式の基礎知識
4-1、銀婚式とは?
銀婚式とは、結婚25周年を夫婦で祝う式のことです。
西洋の文化で、日本には馴染みのない習慣でした。しかし明治天皇が結婚25周年に銀婚式のお祝いをしたことで日本でも広まったといわれています。
この他には、結婚50周年を祝う金婚式が有名ですね。
銀婚式・金婚式以外でも結婚の年数を祝うタイミングは存在します。
1周年から15周年までは毎年呼び名があり、その後は5年ごとになります。例えば以下の式があります。
主なプレゼントも右側に記します。
- 1周年…紙婚式(アルバムなどの紙製品)
- 5周年…木婚式(額縁、観葉植物など木製品)
- 7周年…銅婚式(銅製品)
- 15周年…水晶婚式(水晶、あるいは水晶を使用した製品)
- 20周年…磁器婚式(食器など)
- 30周年…真珠婚式(真珠のアクセサリーなど)
- 40周年…ルビー婚式(ルビーのアクセサリーなど)
- 50周年…金婚式(金のアクセサリー、金箔を使った料理など)
- 60周年…ダイヤモンド婚式(ダイヤモンドのアクセサリーなど)
年を重ねるごとに、名称に使われているものが硬く、そして高価になっていくのがわかりますね。
4-2、熨斗(のし)紙と表書きは?
ここでは、銀婚式に贈るプレゼントでの熨斗紙のマナーについて解説します。
ただし、子どもたちからご両親へのプレゼントの場合、かえって距離を感じさせてしまいかねません。
必要かどうか、プレゼントの内容や渡す方法などから個々で判断しましょう。
4-2-1、熨斗紙は?
花結びを選びましょう。「蝶結び」とも言います。
何度も結び直せることから、何度でも繰り返したいという願いが込められています。結婚記念日のお祝いに最適ですね。
4-2-2、表書きは?
表書きの例を紹介します。
- 銀婚式祝
- 銀婚式御祝
- 祝銀婚式
- 寿
- 御祝
表書きの「銀」の部分を変えれば、金婚式やダイヤモンド婚式にも応用できますよ。
5章 プリザーブドフラワーを贈って思い出に残る銀婚式を
結婚から25年もの時間を連れ添い、そしてこれからも仲良くあってほしいご両親。プレゼント選びにも力が入ってしまいますよね。
銀婚式に贈る花としては、艶やかな色の花が好まれています。真っ赤なバラや、濃いピンク、オレンジなど、お祝いを彩る花を選んでみましょう。また、結婚式でお母さんが持ったウェディングブーケに使われた花を贈るのもいいですね。
「はな物語」では、銀婚式に最適なプリザーブドフラワーの贈り物をご用意しています。プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工し、長く楽しむことができるお花です。見るたびに、銀婚式の思い出がよみがえる、素敵な贈り物になります。
また、贈り物の中では、特にプリザーブドフラワーを入れた時計が好評をいただいております。25年という節目を記念し、「新しい時間を生きる」という意味を込めて選ばれる方が多いようですね。
ご両親のお祝いに合わせて、心からの「ありがとう」を贈りましょう。