プリザーブドフラワーの作り方|自宅で試す手順と失敗しない注意点

プリザーブドフラワーは、自宅でも作ることができます。生花の水分を抜き、保存液や着色液を吸わせて、花のやわらかさや色を長く楽しめるようにする加工です。
ただし、きれいに仕上げるには花材選び、薬剤の扱い、乾燥、保管まで気を配る必要があります。初めてなら、薬品を自分で混ぜるより、市販のプリザーブドフラワー加工キットを説明書どおりに使うのが安心です。火気、換気、手袋、子どもやペットの誤飲防止にも必ず注意しましょう。
この記事では、自宅で試す場合の基本手順、失敗しやすいポイント、安全に作業するための注意点、そして贈り物にするなら完成品を選ぶほうが安心な理由を整理します。完成品を探している方は、はな物語のプリザーブドフラワーギフトもご覧ください。
目次
プリザーブドフラワーは自宅で作れる?
プリザーブドフラワーは、生花を加工して長く楽しめるようにした花です。花の水分を抜き、代わりに保存液や着色液を入れることで、生花に近い質感を残しながら枯れにくくします。
自宅で作ることもできますが、専門メーカーや専門店のような仕上がりにするには、花の鮮度、加工液、温度や湿度、乾燥、検品まで細かな管理が必要です。はじめて作る場合は、自由研究や趣味のクラフトとして楽しむくらいの気持ちで始めるとよいでしょう。
大切な記念日や贈答用に使う場合は、色ムラ、花びらの割れ、耐久性、配送中の破損まで考える必要があります。プレゼントとして確実にきれいな状態で届けたいときは、完成品を選ぶほうが安心です。
必要なもの
自宅で試すなら、まずは少量の花で始めましょう。いきなり何本も加工すると、液量が足りなかったり、乾燥中に形が崩れたりして原因が分かりにくくなります。
花材
鮮度のよい生花を選びます。開ききった花より、6分咲きから7分咲きくらいの花が扱いやすいです。花びらに傷や変色があるもの、首が下がっているものは避けましょう。
道具
- 切れ味のよい花ばさみ
- ピンセット
- 薬剤に強い手袋
- 汚れてもよい作業シートや新聞紙
- ふた付きの容器
- 乾燥用の台や網
- 必要に応じてシリカゲルなどの乾燥材
食品用の容器を兼用するのは避け、作業に使った容器はプリザーブドフラワー制作専用にしましょう。あとで間違って使わないよう、ラベルを貼っておくと安心です。
加工液
初めての場合は、脱水・脱色液と着色・保存液がセットになった市販キットを使うのがおすすめです。自己流で薬剤を混ぜると、色が出にくいだけでなく、におい、引火、肌荒れ、容器の破損などのリスクがあります。
加工液は商品によって使い方や浸け置き時間が違います。必ず購入したキットの説明書を優先し、換気のよい場所で作業してください。
加工に向く花・向かない花
プリザーブドフラワーにしやすいのは、花びらが比較的しっかりしていて、形が崩れにくい花です。反対に、花びらが薄い花、散りやすい花、大きすぎる花は難しくなります。
初心者が試しやすい花
- バラ
- カーネーション
- アジサイ
- ピンポンマム
- 小さめのラン
特にバラやカーネーションは、プリザーブドフラワーでもよく使われる花材です。花びらの厚みがあり、色や形の変化も見やすいため、練習用に向いています。
難しい花
- 桜、梅、桃など花びらが散りやすい花
- スイートピー、ラナンキュラス、アネモネなど花びらが薄い花
- ユリ、カラー、ヒマワリなど大きく液が回りにくい花
- 傷み始めている花、開ききった花
難しい花を無理に選ぶより、最初は小ぶりで元気な花を1輪だけ加工するほうが、工程を理解しやすくなります。
自宅で作る基本手順
ここでは、市販の加工キットを使う前提で、一般的な流れを紹介します。実際の時間や液の量はキットごとに異なるため、必ず説明書を確認してください。
1. 花を水揚げする
加工前に花を元気な状態に戻します。茎を斜めに切り、清潔な水にしばらくつけて水を吸わせます。水が上がっていない花は、加工中に首が下がったり、花びらがしおれたりしやすくなります。
2. 余分な葉や茎を整える
花の形を確認しながら、余分な葉や傷んだ部分を取り除きます。茎は加工容器に入る長さに整えます。花びらを無理に広げたり、指で強くつまんだりしないようにしましょう。
3. 脱水・脱色液に浸す
花を加工液に浸し、もともとの水分や色を抜きます。花が浮いて液から出ると色ムラの原因になるため、説明書の範囲で全体が液に触れるようにします。容器はしっかり閉じ、火気のない場所で保管してください。
4. 着色・保存液に移す
脱水・脱色が終わったら、着色・保存液に移します。ここで花に色としなやかさを入れていきます。濃い色にしたいからといって、花びらに直接インクを塗ると、ムラや破れの原因になります。
5. ゆっくり乾燥させる
液から取り出した花は、ピンセットでやさしく扱い、乾燥台に置いて乾かします。直射日光、ドライヤー、エアコンの強い風で急いで乾かすと、花びらが割れたり縮れたりすることがあります。
6. 花器やケースに入れて仕上げる
乾いたら、花器、クリアケース、フレームなどに入れて仕上げます。初心者は、花を大きく動かさなくても形が決まる小さめの器を使うと作りやすいです。
安全に作業するための注意点
プリザーブドフラワー作りでは、液体や着色料を使います。花のクラフトではありますが、薬剤を扱う作業として準備しましょう。
- 火気のない場所で作業する
- 換気をする
- 手袋を着ける
- 小さな子どもやペットが触れない場所で行う
- 食品用の容器、調理器具、電子レンジを使わない
- 余った液や使い終わった液は、商品の説明書と自治体のルールに従って処理する
完成したプリザーブドフラワーも食用ではありません。水を与えず、火気や高温多湿を避け、壁や布に直接触れないように飾ると安心です。
失敗しやすいポイント
自作で多い失敗は、色がうまく入らない、花びらが割れる、形が崩れる、乾燥後に縮む、というものです。原因はひとつではなく、花の鮮度、花材の向き不向き、液の浸透、乾燥環境が重なって起こります。
色ムラになる
花が液にきちんと浸かっていない、花が大きすぎる、花材の吸い上げが弱い場合に起こりやすいです。最初は淡い色の小さな花で試すと、失敗の原因を見つけやすくなります。
花びらが割れる
花の鮮度が落ちている、ピンセットで強く触った、急いで乾燥させた、といった場合に起こります。加工中の花は生花よりさらに繊細だと考え、できるだけ触る回数を減らしましょう。
思った色にならない
もとの花の色、脱色の進み方、着色液の色、乾燥後の見え方によって仕上がりは変わります。写真どおりの色を狙うより、実験として少しずつ試すのが向いています。
完成後の飾り方と保管
完成したプリザーブドフラワーは、水やり不要です。水をかけると色落ちや変形の原因になるため、生花のように花瓶へ水を入れて飾らないようにしましょう。
長く楽しむには、直射日光、高温多湿、エアコンの風が直接当たる場所を避けます。湿度が高い時期は花びらが透けたように見えたり、色移りが起きたりすることがあります。布、壁、家具に直接触れないよう、ケースや器に入れて飾ると安心です。
詳しい飾り方は、プリザーブドフラワーの保存方法でも紹介しています。
贈り物にするなら完成品が安心
自作のプリザーブドフラワーは、作る時間そのものを楽しめるのが魅力です。一方で、誕生日、退職祝い、結婚祝い、プロポーズ、開店祝いなど、きちんとした贈り物にするなら、完成度と耐久性が大切になります。
はな物語では、プリザーブドフラワーギフトを、用途や価格、色、デザインから選べます。すべてラッピングしてお届けし、メッセージカードも無料です。商品によっては名入れやメッセージ彫刻にも対応しています。
ここでは、2026年6月13日時点で公開ページを確認した商品を紹介します。価格や在庫、お届け日は変わる場合がありますので、ご注文前に各商品ページで最新情報をご確認ください。
メッセージフラワーキューブ(イエロー)【送料無料】
価格: 3,980円(税込)
コンパクトで飾りやすい、明るいイエローのプリザーブドフラワーです。ちょっとしたお礼や誕生日、気軽なギフトに向いています。
トリプルポイントドームローズ(イエロー)【送料無料】
価格: 6,800円(税込)
ケース入りでほこりが付きにくく、プリザーブドフラワーを初めて贈る方にも選びやすいドームタイプです。明るい色合いで、幅広い用途に使えます。
花時計(ホワイトフレーム・イエロー)【送料無料】
価格: 13,800円(税込)
花と時計を一緒に飾れる、記念品向きのギフトです。退職祝い、結婚祝い、長寿祝いなど、長く残る贈り物を選びたいときに向いています。
プリザーブドフラワーについて基礎から知りたい方は、プリザーブドフラワーとは?選び方・飾り方・贈り方ガイドもご覧ください。
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プリザーブドフラワーの作り方FAQ
プリザーブドフラワーは本当に自宅で作れますか?
作れます。ただし、専門店と同じ品質に仕上げるのは簡単ではありません。初めての場合は、市販の加工キットを使い、少量の花で試すのがおすすめです。
作るのに何日くらいかかりますか?
花材や加工液によりますが、脱水・脱色、着色、乾燥まで含めて数日から1週間ほど見ておくと安心です。正確な時間は、使うキットの説明書を確認してください。
消毒用エタノールやインクで代用できますか?
自己流の代用はおすすめしません。仕上がりが不安定になりやすく、引火や肌荒れ、色移りなどのリスクもあります。初めてなら、脱水・脱色液と着色・保存液がセットになった市販キットを使いましょう。
どんな花が作りやすいですか?
バラ、カーネーション、アジサイなど、花びらが比較的しっかりしている花が向いています。桜やスイートピーのように花びらが薄い花、散りやすい花、大きすぎる花は難しくなります。
自作したものをプレゼントしても大丈夫ですか?
親しい方への手作りギフトとしては素敵です。ただし、フォーマルな贈り物や配送を伴うギフトでは、花びらの割れ、色移り、耐久性が心配になることがあります。大切な記念日には、完成品を選ぶほうが安心です。
まとめ
プリザーブドフラワーは自宅でも作れますが、花材選び、加工液、乾燥、保管まで丁寧に扱う必要があります。初めてなら、市販キットを使い、換気、手袋、火気厳禁、子どもやペットの誤飲防止を守りながら、少量から試しましょう。
作る楽しさを味わうなら自作は魅力的です。一方で、贈り物としてきれいに長く残したい場合は、完成品のプリザーブドフラワーを選ぶと安心です。
誕生日、退職祝い、結婚祝い、記念品などに花を贈りたい方は、はな物語のプリザーブドフラワーギフトから、用途や価格に合う商品を探してみてください。












