何もなしはNG!父の日に義父へ贈るプレゼント選びのポイント

父の日のプレゼント選びで悩ましいのは、義父へのプレゼントですよね。実父の好みはある程度知っているので選びやすいけど、義父の好みはいまいちわからないもの。まして、年に数回しか会わないとしたら、義父のライフスタイルや趣味を知る機会も少ないでしょう。
中には何も贈らない人もいるかもしれません。または、適当に選んで毎年同じ物を贈っているなんて人いませんか?それではあなたの印象が悪くなってしまうかも!
この記事では、義父へ贈る父の日のプレゼント選びのポイントをまとめました。
実父と異なる点、年代別の選び方などを紹介しましょう。
お義父さんに喜んでもらえるプレゼントを選んであげてくださいね。
1章 そもそも贈ったほうがいいの?
義理の両親が遠方に住んでいるため年に数回しか会わなかったり、会ってもそれほど言葉を交わさないという人もいるでしょう。
そんな人にとっては、「そもそも父の日に義父へプレゼントを贈る必要があるの?」と疑問に思うかもしれません。
確かに実父へのプレゼントに比べると選びにくいですよね。でも、何もしないのはNG。仮に義父は気にしないとしても、義母に「何もしてくれないなんて…」と悪い印象を与えかねません。
普段は会う機会が少ないのならなおさら、親睦を深めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。一番避けたいのは、義母には母の日のお祝いを贈って、父の日に義父には何もしないパターン。「無視された!」と思うお義父さんもいるかもしれませんよ。
2章 実父に贈る場合と異なる点
義理の父親へのプレゼントは実の父親に贈る場合と違い、気をつけたい点がいくつかあります。
情報収集は日ごろから
最も頭を悩ませるのは、圧倒的に情報量に差があるということ。長年一緒に暮らしていた実父に比べれば、何を贈ればいいのか思い付きにくいはず。実父なら思い切って何が欲しいのか聞き出すこともできますが、義父には聞きづらいですよね。
ですから父の日にプレゼントを贈るためには、普段から義父についての情報を収集することが大切。
例えば、食べ物の好き嫌いはあるのか、どんな柄の服を好んで着ているのか、会話の中で最近欲しいと言っていたもの、無くて困っているものなど。そこにプレゼントのヒントが隠れています。
また、旦那さんやお義母さんからアドバイスをもらうのも有効な手です。特にお義母さんは長年お義父さんと一緒にいますから、細かい好みまで知っているはずです。
もしどうしてもわからない場合は、人気のある定番プレゼントを。
例えば、毎年食べ物を贈ると決めて、お酒、鮮魚、スイーツなど年ごとに違う品を贈るのもあり。
父の日は毎年訪れます。その度に頭を悩ませるよりは、毎年決まったカテゴリー内から贈ると決めてしまうと楽ですよ。
実父に贈るギフトと金額に差をつけない
父の日の予算の平均は3,000~5,000円あたりで、実父と同じです。
あまりに高価な贈り物は、義理の家族だといっても恐縮させてしまいかねません。気持ちよく受け取れる程度に抑えましょう。
もちろん、母の日の義母へのプレゼントと金額に差があるのも避けたいところ。義母への贈り物に比べて、明らかに見劣りするものはNGです。金額のバランスが肝心です。
3章 年代別に選ぶ際の注意点
現役バリバリで働いているお義父さんもいれば、定年退職をして第2の人生を謳歌しているお義父さんもいるはず。
年代によってライフスタイルが大きく違うので、同じ感覚でプレゼントを選ぶことはできませんよね。
50代
50代やそれ以下のバリバリ働き続けている世代は、ネクタイやシャツといった仕事にも使える衣類や小物がおすすめ。
逆に避けたいのは、旅行券などの休みを都合しないといけない贈り物。時間に余裕がある退職後に贈るのがよいでしょう。
60代
60代は仕事に一区切りがつく頃。でも、まだまだ元気な世代でもあります。お酒や食べ物など、自宅での時間を楽しめるプレゼントが喜ばれるようです。
ただし、60代は健康意識が高まる年代。糖分やお酒を控えるようにしているお義父さんもいるかもしれません。ですので、健康器具なども歓迎される傾向があるようです。
また、定年退職したばかりのお義父さんには普段着もおすすめ。というのも、特に仕事でスーツを着ていたお義父さんは仕事着以外の衣類をあまり持っていないもの。定年後、スーツ以外の衣類をあまり持っていないことに気が付く人も少なくないとか。
70代~
70代以上になると、50代や60代よりも実用性の高いプレゼントが嬉しいという傾向があるようです。
しかし、高齢になると大抵の物は身の回りに揃っていることも多々あります。ですから、きちんとニーズを知ることが必要。長年使って古くなった家電を新調してあげるのもいいですね。
それが難しいならば、食べ物や消耗品などの形に残らない物を贈るようにすると、邪魔になりません。
4章 人気の定番品
ここからは人気の定番品と、父の日ならではの選ぶ際のポイントを紹介します。
食事・グルメ
何か贈ろうにも義父に欲しい物がない、という場合には食事やグルメがぴったり。食品を贈る場合は食べきれる量かどうかをよく考えて贈りましょう。例えば、そうめん40束のギフトセットだと約26人前。さすがにお義父さんとお義母さんが2人で食べるには多すぎます。
また、一緒にレストラン等で食事をするのもいいですね。普段は会う機会が少ないのであればなおさら、家族の仲を深める良い機会になります。
お酒
どの年代でも義父人気の高いプレゼントがお酒。普段好んで飲んでいる銘柄のセットを贈るのもいいですが、せっかくなので地ビールや地酒など、希少性のあるお酒もいいですね。
普段、お義父さんが手を出さないであろうお酒を贈っても◎。
中にはオリジナルラベルを制作してくれるなんてお店も。飲み終わった後もボトルが思い出の品として残ります。同じ銘柄のお酒を買ってきて、オリジナルラベルのボトルに移し替えていつまでも使うお義父さんは少なくないとか。
衣類
プレゼントをもらったら誰でもすぐに使いたいもの。父の日から夏にかけて着られる衣類も歓迎されるプレゼントの1つです。
おすすめは半袖のポロシャツ。普段使いから、ゴルフなどのスポーツ、庭いじりなど活躍の幅が広いのが高ポイント。活動的なお義父さんなら、帽子もぴったりなプレゼントになりますよ。
あるいは、パジャマや甚平も季節感のあるプレゼントになります。
父の日がある6月は夏の気配を感じる季節。寝苦しい真夏を迎える前に、涼しげなパジャマや甚平を贈れば、すぐに使ってもらえるでしょう。
花
父の日にも定番とされる花があります。それはバラ。
これは、アメリカ人で父の日の提唱者であるソノラ・スマート・ドッドの父親が、バラが好きだったことに由来します。
特に日本では、幸福の色である黄色を父の日に取り入れた「父の日黄色いリボンキャンペーン」があることから、バラの中でも黄色のバラがより定番とされています。
ただ、母の日のカーネーションに比べるとそれほどメジャーではありません。お義父さんに好きな花があればその花を、もしくは花屋が父の日用に用意したフラワーアレンジメントを贈るとよいでしょう。
最近ではひまわり、デルフィニウム、トルコキキョウ、ガーベラなども父の日の花として人気のようですね。
また、お花のお手入れは苦手、よくわからない、というお義父さんにはプリザーブドフラワーもおすすめです。特殊な加工が施された生花は水やりの必要がないので、お手入れが楽なんですよ。また、長い間美しい姿をとどめる点も◎。
ギフト券
旅行券や食事券、図書券などギフト券は実用性でいえば一番です。ゆっくり旅行してほしい、趣味の読書を楽しんでほしい等々の贈る側の意図もわかってもらえます。
ただし、使えるお店が限定される商品券は避けたほうがいいでしょう。
趣味関係
お義父さんの趣味に関連する贈り物は歓迎されやすいです。
しかし、趣味にはこだわりがつきもの。的外れなプレゼントでは喜んでもらえません。旦那さんやお義母さんに事前にリサーチして、慎重に選びましょう。
趣味の品であっても消耗品を選ぶのは賢く無難な選択。例えば、こだわりの出やすいゴルフでもゴルフボールならOKです。
よくわからないのであれば一緒に選びに行くのもいいですね。
手紙・メッセージカード
単体ではなく他のプレゼントに添えておくと、より心のこもったプレゼントになります。
お孫さんの直筆メッセージや写真を一緒に入れると、より喜んでくれますよ。
5章 亡き義父に贈る花は何がいい?
お世話になった義父に、亡くなった後も感謝の印として父の日に何か贈りたい。そのような場合、一般的なのはお墓や仏壇に花を供えることでしょう。
ただ、父の日にお供えする花もいつもと同じ仏花では少し味気ないもの。父の日、というイベント性の演出にもなりません。
お義父さんに好きだった花があれば、その花を供えてあげましょう。
わからない場合は、白いユリの花に明るい色の花を合わせるといいですよ。白いユリは仏花として定番の花ですが、そこにデルフィニウムやミモザなど色が鮮やかな花を合わせれば、「いかにも仏花」にはなりません。
気をつけたいのはバラを供えること。4章で述べたように、バラは父の日の定番の花ですが、トゲのある花は仏花としては避けられる傾向にあります。
6章 最後に
義父へのプレゼント選びは実父に比べると配慮すること、知らないことが多く、毎年悩んでいる人もいますよね。
プレゼントを選ぶ際は自分一人ではなく、旦那さんや義母と一緒に決めることが大切。義父と過ごしてきた時間が長い人の意見を参考にしましょう。
また、仮にいつも定番品のプレゼントであっても、そこに義父のことを考えて選んだ・工夫したというエッセンスが加われば、それが伝わった時にきっとお義父さんは喜んでくれるでしょう。
もう長い付き合いだという人も、これからそうなるという人も、義父への感謝の気持ちを込めて、プレゼントを贈ってあげてくださいね。
提供・はな物語
こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
父の日に義父に贈るプレゼント選びの一助になれば幸いです。
もし、プレゼントを選ぶ時間がない、という人はお花を贈るだけで十分素敵なプレゼントになります。お花でしたらプリザーブドフラワーがおすすめ。
生花を特殊な液体で加工してあり、長い間楽しむことができます。
お花をもらっても手入れの仕方がわからない、というお父さんは少なくないはず。でも、プリザーブドフラワーは水やりの必要もないので、お手入れも楽なんですよ。
「はな物語」では入れ物にメッセージや日付を彫刻するサービスを行っています。