【100人の男性に聞いた】女性に花を贈るときに気を付けていることは何?

誕生日、プロポーズ、ホワイトデーなど、男性から女性に花を贈るイベントは多々あります。花は典型的な贈り物ですし、また品物とは違う特別感があるのも確か。「とりあえずイベントには花」と思っている男性もいるでしょう。
一方で、花を贈るのは恥ずかしい、と思っている男性も多いようです。気取っている、といいうイメージがあるようですね。
ただ、上記のような理由で花を贈ることを躊躇しているなら、とてももったいないことです。そもそも、花に詳しくない人にとっては、どんな花が喜んでもらえるのか、どんな点に気をつければいいのか不安なはず。
当編集部では、100人の男性に「女性に花を贈る際、気を付けているポイント」についてのアンケートを行いました。結果から見えてきたのは、見た目のきれいさ優先というより、しっかり考えて選んでいるということ。
「花を贈ってみたい」「他の男性はどうしているの?」と気になる男性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1章 過半数の男性は女性に花を贈っている
実際、どれくらいの男性が女性に花を贈った経験があるのでしょうか?
「女性に花を贈ったことはありますか?」という質問に「はい」と答えた人は58%。過半数の男性は贈った経験があるということになります。
男性の中には花を贈ることに抵抗がある人もいるはず。一方で、イベントは年中あるので、花を贈ることへの抵抗がなくなってきた男性が増えているのも事実でしょう。
2章 贈る際に気を付けたポイントは?
男性は女性に花を贈る際に、どのようなポイントに気を付けているのでしょうか。回答を見てみると、見た目の華やかさなどよりも、現実的な面を気にしているようです。
サイズ感
「片手で持てる大きさの花束にすること」
「あまり大げさに 派手にならないように」
「片手で持てる大きさの花束にすること」
「持ち歩きに不便しないように小さい花束にした」
「持ち運びやすい」
「片手で持てる大きさの花束にすること」
「何日か経つとゴミになるので、小さなものを選んだ」
「あまり大きすぎず、ちょこんとテーブルにおけるサイズを選んだ」
多く見られたのが、サイズ感を意識しているという回答。持ち運びに困らないサイズ、または派手になりすぎないサイズ感を意識している男性が多いようですね。
確かに、外で花を渡す場合は、その後持って帰らなければならないですよね。その負担を考えた気配りは、女性にも喜ばれそうです。
日持ちの良さ
「長く栽培できるか」
「まだつぼみの花と咲いている花を混ぜ合わせることで、長く鑑賞できるように気を使う」
「お任せだったので、そこまで気を付けては無かったのですが、できる限り長持ちする花を選んで貰いました」
「生けても長く持つように開いたばかり位のものを選んだ」
日持ちの良さも、花を選ぶうえでのポイントになるようです。せっかく贈るからには、少しでも長く楽しんでほしいという気持ちの表れでしょう。
長く日持ちさせるには、まだ咲き切っていない花を選ぶのがポイントです。ただし、つぼみばかりの花束では見栄えがパッとしないですよね。そのため、カーネーションやカスミソウなど、満開になってからも日持ちする花を入れることで、バランスをとれます。
花の品質
「バラの品質が悪くならないように購入してすぐプレゼントしました」
「花を傷めないように気をつけました」
「買ったままのキレイな状態で渡すということに気をつけました」
「質の良いもの」
「渡すまでに多少時間があったので、傷まないように冷暗所で保管した」
贈るとき、花がしぼんでいたり、花びらが散っていたりしてしまっては、贈る方もがっかりですよね。きれいな状態で渡して喜んでもらいところです。
そのため、渡す直前に買うなど、花を買うタイミングに気を配る男性の声も聞かれました。
サプライズ感
「サプライズ感を出す」
「花屋に宅配をお願いする際、必ず女性が自宅にいる時間に届けてほしいと念を押した」
「好きな彼女にばれないようにこっそりと後で配達してもらった」
花はサプライズ演出のツールとして、定番でもありますよね。この場合、花を贈ることよりもサプライズをすることの方がメインかもしれません。
渡す直前まで花を隠しておくというのも難しいので、日時を指定して宅配してもらう人も多いようです。
相手の好み、イメージ
「選ぶ際に相手のイメージに合わせる点や、渡すタイミングなど」
「贈る相手の雰囲気をイメージして花の種類を選択します」
「受け取る人が好きな百合を中心にした花束」
「相手の好きなバラの色」
花は種類や色が豊富にあります。そのため、「何を選べばいいかわからない」という男性は少なくないようです。
そのため、選ぶ基準を女性のイメージカラーや好きな花にすれば失敗なさそうです。花屋さんによっては、女性の年代や普段の服装をヒアリングし、そこから女性に合いそうな花を選んでくれることもあります。
花選びに迷ったら、相手の女性をまず思い浮かべるといいですね。
花言葉
「花言葉」
「念のため花言葉をチェックした」
多くはありませんでしたが、贈る花の花言葉を確認する男性もいるようです。花にはそれぞれ花言葉があり、中にはネガティブなものもあるんですよ。
例えば、可憐なスノードロップという花には、「あなたの死を望みます」という怖い花言葉があります。ネガティブな花言葉があること自体、知らない男性も多いかもしれませんね。
女性の中には花言葉のメッセージ性に敏感な人もいます。なので、花を選ぶ前に調べると安心かもしれません。
逆に、花言葉から花を選んで贈るのも素敵ですね。
その他
「好きそうな色を選ぶことと、前年と色や種類が被らないようにすることに気をつけています」
「毎年、ありきたり花にならないように、色に気を付けます」
毎年同じ女性に花を贈っている男性からは、似たり寄ったりにならないよう気を付けているという回答が。このような細やかな心遣いは、きっと女性にも伝わっているはずです。
「女性が喜ぶよう、他の女性にアドバイスをしてもらい、参考にしました」
女性が喜ぶものは女性に聞くのが一番、というのも合理的な考えですね。どんな花を贈ればいいか見当もつかない、という人は他の女性に助言を求めるのがベター。
「花そのものにはあまり気をつかってないです。やはり気持ちや想いを大切にしています」
また、花はあくまで気持ちに添えるもので、大してこだわらないというのも、仰々しい演出とは一線を引いていますね。
「金額が高くなりすぎないようにした」
一方で、金額を気にするという現実的な意見も。
3章 花を贈るイベント第1位は?
次に、何のイベントで花を贈ったことがあるのか、自由回答で質問してみました。
誕生日
定番の贈り物であり、誕生日プレゼントに添えて贈る人も多いのではないでしょうか。
また、プロポーズや○○記念日のように、あまり気張らなくてもよいイベントでもあるので、男性としても贈りやすいイベントといえます。
母の日
赤いカーネーションを贈るのが定番のイベントであり、誰しも1回は贈ったことがあるのではないでしょうか。初めて花を贈ったのが「母の日」という人も少なくなさそうです。
男性の中には「花屋さんに入りづらい」という人もいますよね。けれど、母の日シーズンに関しては花屋さんに行く男性も多いので、「自分だけ入りにくい」ということもないでしょう。
その他
以下のイベントが回答されていました。
- クリスマス
- 婚活パーティー
- バレンタインデー
- ホワイトデー
- 普通の日
- サン・ジョルディの日(スペイン・カタルーニャ地方における、聖人サン・ジョルディの聖名祝日)
バレンタインデーは本来女性から男性に贈り物をするイベントですが、イベント性に乗じて花を贈る男性も増えているようです。
また、「普通の日」に贈られる花ほど、特別に思う女性は多いかもしれませんね。サプライズの要素もあり、自分のことを想ってくれていることがダイレクトに伝わる贈り物です。
結婚記念日
結婚記念日は毎年豪華にお祝いするわけではないけれど、花は欠かさず贈るという男性は少なくないようです。
毎年違う品種や色にしてマンネリ化を回避してみるといいですね。
退職祝い
「寿退社する先輩の送別会」
「職場の女性上司が寿退職された時に渡しました」
退職祝いが誕生日祝いや結婚祝いと違って、少しオフィシャルなイベントにあります。そのため、相手の年代、性別、退職理由などを考慮して選ぶ必要があります。
また、「今までの感謝の気持ちと、これからの門出を祝い笑顔で渡しました」という回答の通り、感謝と労いが伝わる花を選ぶのがポイントのようです。
合コン
「合コンで花?」と思ってしまう人も少なくないはず。合コンの席で花を贈る演出は、贈り物というより、盛り上げの演出という意味合いが強いかもしれませんね。
4章 贈る花は意外とバラバラ
では、実際に男性はどのような花を贈っているのでしょうか。自由回答で質問してみました。
その他
自由回答で質問したところ、贈る花はかなりばらばらであることがわかりました。
「いろいろな花が籠に入ってアレンジされた生花」
「家にある花瓶の高さにあうように、程よい長さで色彩がはっきりとしたものを選んだ」
「その季節の花と女性が好きな色をミックスさせた花束」
「いろんな花の花束」
「詳細は忘れたが、ドライフラワー」
「女性のイメージにあった花の詰め合わせ」
基本的に、男性は「この花を贈りたい」という希望はあまりないようです。どちらかというと、色合いやボリュームのイメージを花屋さんに伝えて、あとはお任せというスタイルです。
そもそも、あまり花に詳しくない男性も多いはず。花屋さんに「どの花を使いたいですか?」と聞かれても、答えられないのではないでしょうか。
自分で選ぶというより、「相手が好きな花」「季節の花」などを基準に、選んでいる男性も多いようです。
具体的な花としては以下のものが挙がっていました。
- ガーベラ
- ひまわり
- ユリ
- スイートピー
- りんごのブーケ
バラ
「薔薇1ダースの花束」
「バラとカスミソウの花束」
「薔薇の花を贈りました」
「バラの花をこじんまりとしたかごに入れて」
花の贈り物の定番といえば、やはりバラを選ぶ人は少なくないようです。少ない本数でも見栄えがよく、またカラーバリエーションもありますよね。
特別な人または、ここぞというイベントのときほど、バラを使った花束を贈る人が多いようです。「彼女なら、バラを主体とした花束です。合コンなら、ガーベラです」と、はっきり使い分けている男性もいました。
カーネーション
「赤いカーネーションを3本」
「カーネーションなどを組み合わせた花束」
2章で紹介したように、花を贈るイベントの2位に「母の日」が入っています。そのため、カーネーションを贈る人も必然的に多くなります。
また、花に詳しくない男性でもバラとカーネーションは知っている、という人も少なくありません。そのため、男性にとって選びやすい、手に取りやすい花ともいえるでしょう。
花屋さんにお任せ
「花屋で淡い色を選んでもらった」
「お花屋さんにおまかせで」
「花屋さんのセンスにまかせました」
花をよく知らない自分が選ぶより、プロに選んでもらった方が良い、ということでしょう。希望の色合い、種類、金額、ボリューム、女性のイメージなどを花屋さんに伝えれば適切なアレンジメントや花束を作ってくれるので安心ですね。
5章 贈り物に花を選ばない理由は?
では、逆に贈り物に花を選ばない男性の理由をみてみましょう。
残らないから
「形として残らないから」
「花は枯れてしまう物だから。せっかく気持ちを込めて贈った花が枯れてしまうのはなにか縁起が悪いような感じがしてしまうから。花を贈ってもきちんと育ててくれれば嬉しいが、育てようとしない人もいると思う。一番の理由は自分が花を贈られても嬉しいとは思えないため人にも花は贈らない」
「特に役立つものでもないし、枯れてしまっては邪魔になるだけです。贈り物をするのであれば、ずっと持っていてもらえるようなものを選びます」
「思い出としてずっと残らないので。花よりは写真+写真立て、宝石などがいいかも」
「その時だけで後は枯れてしまう。モノとしては残らないので本音として特に若い女性が嬉しいとは思わない。また、送る側としても、キザすぎて気恥ずかしい」
一番多く聞かれたのは、「形に残らないから」という回答。せっかく贈るのに、枯れてしまうのは悲しい、そう思うのはもらう側だけではないようです。
特に記念日はいつまでも残るものを贈りたい、という声が聞かれました。「イベントに花は定番なので、記念日以外のイベントには花を贈る」といった使い分けをしている男性も。
花のことはわからないから
「花の意味や育て方などの花についての知識がほとんどなく、また花屋にほとんど行ったことがないので」
「普段、花に接していないので、他の贈り物候補(食べものやファッションなど)の相手の好みは分かるが、花の好みが分からない為」
「花に関して全く知識がないし、どういったものを贈れば良いのか全然わかりません。また、贈り物なら食べ物や実用的なものが良いのでは…と思ってしまいます」
「どんな花を選んだらいいかがわからないから」
意外と聞かれたのが「花のことがわからないから選べない」という声。確かに、普段花に接する機会の少ない人が、いきなり花屋さんに行って選ぶ、というのはちょっとハードルが高いかもしれませんね。
相手の負担を考えて
「おくった後の世話などで負担になるかもと思ってしまうため」
「手入れの手間などを考えると、相手の負担にならないか心配になってしまうのが理由です」
「花は渡した時は綺麗で良いのですが、持って帰る時には邪魔になるのではと思い選んでいません」
花は贈った瞬間はいいけれど、そのあと持ち帰って世話するのが手間では?と考える男性もいるようです。確かに、花束だと花瓶が必要になります。
それを考えると、普段から相手の女性がどれくらい園芸などに興味を持っているか把握しておく必要があるといえますね。
恥ずかしいから
「恥ずかしいからです」
「少し、キザな感じがして気恥ずかしい」
「お花だと気取っているみたいで恥ずかしかった。実用性のある物がいいかなと思ったからです」
「花を贈るのは貴金属などを贈るよりもさらにハードルが高い感じがしますし、また男が一人でお花屋さんに行くのも少し恥ずかしいから」
「てれくさい」
男性が花を贈らない、ありがちな理由ではないでしょうか。花屋さんに行くこと自体が嫌、花束を持って出歩くのも抵抗がある、という声が聞かれます。
また、「花=気取っている」というイメージを持っている人も。ただし、花はイベントなどで定番の贈り物に変わりはありません。むしろ、女性のために花を選べれば、株が上がるかもしれませんね。
花言葉に気を遣うから
「花は贈られる人の好き嫌いもあるし、花言葉の解釈などで気をつかうので」
「花は生ものなのでタイミングが難しい。あと、花言葉がいろいろあり場合によっては失礼な意味になる可能性があるので選びづらい」
花言葉は花にメッセージを込めてくれる一方、この花言葉ゆえに贈りにくいという率直な意見も聞かれました。
特に、贈る相手がそこまで親しくない人の場合は注意が必要。思わぬ方向に解釈される危険性があるかもしれません。
その他
「もし自分が花をもらったとしたら、その後どうすればいいか分からないからです。また、後々形として残るものの方が相手も喜ぶと思うからです」
「女性のイベントで花を贈って喜んでくれる女性がいるのは知っていますが意外と花を贈っても喜んでくれない女性がいるのも事実だからです。中には花を贈られても花が枯れる事を嫌がる人がいるからです」
「花を贈るのは難しい。例えば、花が好きな人、花を贈る意味が分かる人には意味があると思う。しかし、分からない人が多いと思うので、花以外の物を贈る」
花が好きではない女性に贈っても仕方ない、という意見も。確かに、すべての女性が花を喜ぶわけではないでしょう。花が好きな女性には贈るけど、そうではない女性には花以外のものを選ぶというのは、相手の好みを重視した選択といえます。
6章 最後に
女性に花を贈る際、男性はサイズ感や日持ちの良さなど、現実的な利便性などに注目しているようです。一方、雰囲気や見た目を左右する色やアレンジは花屋さんにお任せ、という声も多く聞かれました。
ただ、過半数の男性が花を贈った経験があることから、女性に花を贈ることへのハードルは下がりつつあるといえるでしょう。
ひと昔前は、花を贈ることに抵抗がある男性はもっと多かったのではないでしょうか?特に、プロポーズの際に花束を渡す映画やドラマのイメージが先行し、「花=気取った演出」と考える男性がいるのも事実です。
ただし、女性の側からすれば花を贈られることはとても嬉しいこと。「花の選び方がわからない」という男性は、難しく考える必要はありません。わからないときは、花屋さんにアドバイスをもらったり、他の女性の意見を聞いてみたりするのもいいですね。
提供・はな物語
こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
こちらの記事はプリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。
記念日やイベントで贈るプレゼントの定番といえばお花ですよね。贈った花を記念に長く楽しんでほしい、とお考えでしたらプリザーブドフラワーをおすすめします。
プリザーブドフラワーは生花を特殊な液体で加工した花で、美しい姿を長く保ちます。「はな物語」では、花の入れ物に無料で日付やメッセージを刻印するサービスを行っております。