父の日のプレゼント 喜ばれるお酒選びのポイントとは

父の日に喜ばれるプレゼントといったらお酒ですよね。もらって嬉しいものランキングにも毎年上位に入っています。

夕飯を食べながら、または寝る前の軽い一杯など、お酒好きのお父さんにとって、お酒は自宅でのリラックスタイムに欠かせないもの。

また、毎日のように飲んでいるお父さんなら、毎月のお酒代も安くはないでしょう。お酒は、そんなお父さんにとって大歓迎のプレゼントなのです。

ただし、お酒をあまり飲まない人にとって、選ぶのは簡単ではないですよね。種類、産地、価格帯などを見ても多種多様です。「なんとなく飲みやすそう」と選んでみても、お父さんにとっては全く好みではない可能性も。

この記事では、父の日に贈るお酒選びのポイントを紹介します。お酒の基本的な種類から、テイスト、合うおつまみをまとめました。

お父さんが普段飲んでいるメーカーや銘柄を確認した上で、イベントを盛り上げる特別なお酒を選んでみてくださいね。

1章 お酒をなめる程度のお父さんにはビール・発泡酒


飲むお酒の量も頻度も少ないお父さんには、ビールや発泡酒がおすすめです。

1-1、好みが分かれにくいビール

例えばワインなら赤と白、甘口、辛口など好みが分かれやすいもの。焼酎は芋、米、麦、黒糖など種類があり、味だけではなく香りにも好き嫌いがあります。

その点、ビールはメーカーによる種類や味の違いがあまりありません。お店で飲むとき、とりあえず人数分のビールを注文する人が多いのも、ビールなら好みが分かれにくい、という理由もあるでしょう。

また、お酒のなかでビールがよく飲まれている大きな理由は、喉越しがよく飲みやすいことも挙げられます。アルコール度数が5%前後と低く、発泡性があります。お酒に弱く度数の高いものは苦手というお父さんでも、ビールなら飲めるという人は少なくないようですね。

ビール、発泡酒が一般家庭で他のお酒よりも飲まれていることを裏付けるデータもあります。日本政策投資銀行が総務省の家計調査年報をもとに作った表をグラフ化してみました。

すると、どの年代においてもビールと発泡酒が圧倒的に飲まれていることがわかります。特に発泡酒はビールよりも安価なため、手軽に飲めるアルコール類としても人気があるようです。

日本政策投資銀行の図表をもとに作成
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/area/niigata/pdf_all/niigata1202_02.pdf

ビールと発泡酒の違い

でも、せっかく父の日に贈るのならしっかり選びたいもの。そもそも、ビールと発泡酒の違いがわかっていない人も多いですよね。

ビールは、麦を主原料にコーンやスターチといった副原料を使って作られています。簡単に言うと、原料全体(水を除く)のうち麦を発芽させたもの(麦芽)が50%以上あるものをさします。

対して、発泡酒は麦芽が半分以下のものをさします。

また、最近CMなどで「第三のビール」「新ジャンル」と呼ばれるお酒を聞いたことがありませんか? このお酒はビールでも発泡酒でもなく、ビール風味の発泡アルコール飲料のこと。これは発泡酒に焼酎やスピリッツなど別のアルコールを混ぜたお酒です。

価格は、麦の比率が少なくなるほど安くなります。それは原材料コストが下がるだけでなく、酒税が少なくなるため。一方、味は麦芽配合率が低くなるほど落ちるのは確か。ですから、父の日のギフトとして選ぶにはビールがおすすめです。

ただし、メーカーあるいは銘柄にこだわるお父さんが意外と多いことにも注意が必要。そのこだわりは年代が高くなるほど増える傾向があります。

年代別にこだわりがある比率は、20代~30代で全体の50~60%前後。それに対し、50代~60代は80%に上がるという市場調査結果もあるんですよ。お父さんがふだん飲んでいるビールのメーカー名や銘柄を事前にチェックすることが大切です。

高級感ならプレミアムビールがおすすめ

いつもはあまり買わないような、高級感のあるビールを贈りたい人には、プレミアムビールがおすすめ。

プレミアムビールは、原材料や製法にこだわってつくられており、他のビールに比べても値段は高め。

例えば副原料を使わずに麦芽100%にしたもの、ビールの苦みと香りをよくするために高級なホップを多く用いたもの、あるいはロースト(焙煎)した麦芽で液色を黒くしたものなど、各社がいろいろなタイプを発売しています。

選択に困ったら、お父さんが日ごろ飲んでいるビールと同じメーカーか銘柄のプレミアムタイプにすれば間違いないでしょう。

もっとこだわりたい人は、地ビール(クラフトビール)を選んでみるのもおすすめ。地ビールは地方の小さな醸造所がつくるビールで、クラフトビールとも呼ばれています。最近は2ケタの伸びみせて、飲み比べて自分の好みのビールを探す人もいるとか。

飲み比べセットも販売されていますので、どれが一番おいしいかお父さんと一緒に飲んでみるのも楽しいですよ。

1-2、合うおつまみ

ビールに合うおつまみは、少し脂っこいものがおすすめ。ビールや発泡酒はのどごしが爽やかなため、後味もさっぱりしています。ですので、唐揚げ、ジャーマンポテト、手羽先、餃子、焼き鳥など油を使った料理との相性がとてもいいんですよ。

ただし、こってりしたおつまみばかりでは胃がもたれてしまうのも確か。ですので、枝豆、ピーナッツ、冷ややっこなど、さっぱりしたおつまみも一緒にあるとなお◎。特に年代の高いお父さんにはお刺し身、豆腐、するめなど脂っぽくないものが歓迎される傾向があります。

2章 いろんな飲み方と種類を楽しみたいお父さんには焼酎

焼酎は飲み方と種類が豊富なお酒。さっぱりした後味なので、食事をしながら飲むのにも適したお酒です。

2-1、気分に合わせて選べるお酒

焼酎を飲む楽しみの1つといえば、飲み方が選べること。好みでジュースや炭酸、緑茶、水やお湯で割ったり、あるいはストレートでそのまま飲むのも◎。さらに氷を入れてオンザロックにしてもいいですね。

好みや気分、その場の状況などでいろいろな飲み方ができるのは高ポイントです。

ただし、焼酎は種類によって味だけではなく香りもかなり異なるので、お父さんの好きなタイプがはっきりしているかチェックしましょう。いつも芋焼酎を飲んでいるお父さんに麦焼酎を贈っても飲んでもらえない可能性もありますよ。

甲類焼酎と本格焼酎

焼酎は、製造方法で甲類焼酎と本格焼酎(別名は乙類焼酎)に分けられます。

その大きな違いは、使う蒸留機が蒸留を繰り返して行う連続式のものか、1回だけ行う単式のものかによります。

酒税法では連続式を甲類焼酎、単式を乙類焼酎として分類しています。乙は甲より劣っているという誤解をさけるために、乙類を本格焼酎と呼ぶことが認められています。

また、甲類焼酎の原料は主に廃糖蜜や麦など、安価なものが使われています。そのため値段も甲類焼酎の方が低め。酒税は同じですが、製造コストが抑えられ、原材料費も本格焼酎に比べてかからないためです。

このためお父さんの中には、晩酌代を節約するために大きな容器に入った甲類焼酎を買ってきて飲んでいる人もいるでしょう。

一方、本格焼酎は米や麦など穀類が原料。また、芋、麦、そば焼酎など一般的によく飲まれている焼酎は本格焼酎に分類されています。父の日にプレゼントするのは、本格焼酎がおすすめです。

本格焼酎の種類と特徴を紹介しましょう。

種類が豊富

焼酎の種類は、その原料によって分けられます。一般的に人気があるのは芋、米、麦、そば、黒糖、栗、ジャガイモ焼酎。その日の気分で選べるのも楽しいですね。ちなみに、沖縄で製造されている焼酎は泡盛と呼ばれています。アルコール度数がかなり高いことでも有名ですね。

人気の種類の特徴を紹介しましょう。

サツマイモを原料とする焼酎。江戸時代から九州で造られています。独特の香りがあり、味も濃厚。そのため、焼酎の中でも好き嫌いが分かれます。

ただし、最近では臭いを抑えた焼酎もつくられています。すっきりとした味わいのものは、フレンチや和食にも合うとか。あえて「芋は苦手」と思っているお父さんに贈るのもありですね。

現在は焼き芋を原料とする「焼き芋焼酎」もあります。品のある甘みで、悪酔いもしない上質な焼酎といわれています。

米を原料とした焼酎で、日本酒のような味わい。飲みやすいため、食中酒としても人気です。お茶などで割ってもいいですが、ストレートに飲めばより米の風味が味わえます。

癖がなく、焼酎の中でも特に飲みやすい種類。さっぱりとしているので、食後に軽くなめても◎。

ただし、軽い口当たりなので、無意識にどんどん飲んでしまうことも。お父さんの飲みすぎには注意しましょう。

  • そば

そば特有の香りがある焼酎です。香りは強めですが味はさっぱりしていて、比較的若い世代に人気の焼酎。

ただし、そばアレルギーのある人は、そば焼酎でもアレルギーが出るケースがあるので要注意。

  • 黒糖

とても甘そうな焼酎をイメージしそうですが、糖分は含まないため甘みはほとんどありません。癖が少なく、飲みやすいのが特徴。

江戸時代から奄美群島で製造されてきたお酒です。現在、奄美群島で造られたものは「奄美黒糖焼酎」と呼ばれ、地域団体商標になっています。奄美以外で製造された黒糖焼酎は、すべてスピリッツといて取り扱われています。

栗の香りが楽しめる焼酎です。1970年代に宮崎県の焼酎製造工場が地元の栗を使って作ったのが始まり。

ほのかな栗の甘みにはまる人も少なくないようです。栗を贅沢に使っているので価格は他の焼酎よりも高め。その分高級感もあり、ギフトとして人気があります。

  • ジャガイモ

1970年代に北海道の焼酎製造工場が造ったのが始まり。同じ芋でもサツマイモで造られる芋焼酎とはかなり風味が異なります。

北海道産のジャガイモ焼酎はマイルドで飲みやすいタイプが多くあります。アルコール度数の高いものはブランデーのような口当たりとの評判も。

一方、ジャガイモ生産が全国で2位の長崎県でもジャガイモ焼酎が造られています。すっきりとして、アルコールが苦手な人でも飲みやすいといわれています。

上記の原料以外にも、実は焼酎にはいろんな食材が使われていることを知っていますか?下記のように少し変わった原料の焼酎もあるんですよ。「こんなものもあるんだよ」とお父さんに贈って、びっくりさせるのもありですね。

  •  ワカメ
  • トウモロコシ
  • 牛乳
  • シソ
  • かぼちゃ
  • ニンジン
  • 昆布
  • トマト
  • わさび
  • ひまわり
  • レタス
  • にんにく
  • パン
  • ネギ
  • ピーマン
  • フキノトウ

2-2、合うおつまみ

焼酎の種類によって合うおつまみも多少変わります。ただし、全体的にはさっぱりしたものがおすすめ。焼酎は原料となる米や麦、そばなどのほのかな風味が楽しめるお酒。そこに味の濃いおつまみを食べてしまうと、その風味が消されてしまうのです。

おすすめはお漬物、冷ややっこ、砂肝の煮物、アサリ蒸し、メカブ、梅きゅうりなど。お肉よりもお魚や野菜に合います。

3章 食通のお父さんにはワイン


ビールや発泡酒は毎日のように自宅で飲むけど、ワインは外食のときだけ、というお父さんは少なくないようです。理由としては、お店のワインは銘柄が複雑でどう選んでいいのかわからない、という声が多いようですね。

また、お店にあるワインは価格帯が狭いため、予算に合わせて選びにくい、という意見も。

だからこそ、自宅で気軽に楽しむ、ちょっと贅沢なワインを父の日に贈ってみませんか。ここではワインの基礎的な情報と選ぶポイントを紹介しましょう。

3-1、和食にも合うお酒

赤と白

ワインには赤と白があります。赤は黒ブドウや赤ブドウを果実ごとアルコール発酵させたもの。甘みと酸味に加えて渋みがあるのが特徴です。赤ワイン用のブドウにはカベルネソービニヨン、メルロー、ピノ・ノワールがあり、どれを使うかのよって風味も変わります。

一方の白ワインは、白ブドウなどの果汁のみを発酵させたもの。甘みと酸味があり、また辛口のタイプもあります。白ワイン用のブドウにはリースリング、シャルドネなどがあります。

また赤と白の中間でロゼワインと呼ばれるものもあります。加工方法がいくつかあり、それによって風味も変わります。

産地

ワインの産地と聞くとすぐにフランスを連想しそうですが、実はフランス以外の産地も多くあります。イタリアやスペイン、ドイツのワインも有名。

カリフォルニア(米国)をはじめチリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランドといったニューワールドと呼ばれる国で生産されるワインも年々人気が上がってきています。

価格から選ぶ

父の日ギフトの相場の金額は3000~5000円。一部のプレミアムの付いたものを除きワインは価格を正直に反映するといわれています。3000円が中級と高級の境界線ともされており、3000~5000円の予算ならほぼ間違いなくおいしいワインが買えるでしょう。

また、この価格帯ならフランスやイタリア産のワインより、ニューワールド産のワインの方がおいしいものが多いといわれています。

5000円を超えると、有名醸造家がつくったワインや有名シャトーのワインなどが手に入ります。

一方、1000~2000円のワインは、日ごろの食事と一緒に飲むテーブルワインになります。軽めでフルーティーなタイプが多く、ぶどう品種の個性がはっきりとしているのが特徴。価格は確かに低めですが、おいしくないということではありません。

というのも、高値のワインというのは味が濃厚だったり、渋みが強かったりする傾向があります。軽い口当たりのワインが好き、というお父さんには年代物の高価なワインよりも、もっとライトでブドウの甘みが楽しめる1本がいいでしょう。

お店に行ってプロフェッショナルな店員さんに選んでもらう場合は、どのようなワインがほしいのか最低限の情報を伝えてください。例えば「3000円前後で、赤で渋みが低いもの」「5000円前後で、白の辛口タイプ」などと伝えれば、適切な1本を選んでくれます。

3-2、合うおつまみ

ワインのおつまみといえば、チーズ。特に赤ワインはチーズとの相性が抜群です。ワインがフルボディタイプの重いタイプなら、カマンベールチーズ、ライトタイプならチェーダーチーズなど濃厚なチーズがよく合いますよ。

また、赤ワインは甘みのあるおつまみにも合うので、チョコレートやドライレーズンもおすすめ。

白ワインなら、少し脂っぽいものや、塩気の利いたおつまみが◎。生ハムやケッパーがよく合います。

もともと、白ワインは和食との相性がいいとされています。意外かもしれませんが、特にお刺身との相性がいいんですよ。貝類や白身魚と白ワインの酸味はよく合います。辛いおかきも◎。

4章 じっくり味わいたいお父さんにはウイスキー

4-1、大人が楽しむお酒

自宅でくつろぐ時間を大切にしているお父さんにはウイスキーがおすすめです。

ウイスキーはアルコール度数が40%以上あります。ビールは約5%、日本酒やワインが約15%なので、比べるとウイスキーのアルコール度数は3倍以上になります。

ですので、がぶがぶ飲めるものではありません。くつろぎながら少しずつ飲むのが、ウイスキーのたしなみ方といえます。自宅でリラックスしながら飲むのに最適なお酒なのです。

こんなデータがあります。お客様生活文化研究所が、ウイスキーに関するアンケート調査を行いました。「どんな時にウイスキーを飲みたい?」という質問の1位は、「1人の時に」で39.7%。他にも「雰囲気にひたりたいとき」「リラックスしたいとき」という回答が目立ちます。

(出典)
http://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/bn/200502/00072.html

やはり、ウイスキーは1人のリラックスタイムを演出してくれるお酒といえますね。

そんなウイスキーを選ぶポイントを紹介しましょう。

4-2、貯蔵年数で選ぶ

選ぶポイントの1つに挙げられるのが、ウイスキーの貯蔵年数。ウイスキーのラベルには「10年」「12年」などといった数字が記載されており、それが貯蔵年数をさしています。

ウイスキーは琥珀色の美しさと、香りを楽しむお酒でもあります。その色や香りは原酒を樽に入れて貯蔵することで生まれます。

もともと、ウイスキーの原酒は無色透明。樽の中でじっくり、または時間をかけて熟成させることで水分とアルコール成分が馴染み、樽材の成分が原酒に溶け込むのです。そして、成熟が進むにつれて、味や香りに奥行きが加わり、色も琥珀色に変化していくんですよ。

その成熟がピークに達するまでにかかる年数は10~12年。中には18~20年以上かかる場合も。ウイスキーの価格は、この貯蔵年数に比例します。

お父さんがいつも飲んでいるウイスキーよりいいものを贈りたい人は、貯蔵年数を目安にしてみてくださいね。

4-3、産地によって種類が異なる

ウイスキーは原材料や産地によって、味や香りが大きく異なります。

産地とは主に5つの国が挙げられます。

  • スコットランド(スコッチ・ウイスキー)
  • アイルランド(アイリッシュ・ウイスキー)
  • カナダ(カナディアン・ウイスキー)
  • アメリカ(バーボン・ウイスキー)
  • 日本(ジャパニーズ・ウイスキー)

それぞれの産地によって使われる原料、工程などが異なるため、飲む人によって好みもそれぞれ。

こだわりが強い人なら、スコットランドのスコッチしか飲まないなど、飲むウイスキーを決めている人もいます。そのようなお父さんには普段飲んでいるものを贈るのが無難。

いつもと同じウイスキーでは代わり映えしない、という人はセットで贈るおつまみやグラスで奮発しましょう。

4-4、こだわりがなければ

ウイスキーに関して特にこだわりがない、というお父さんもいますよね。産地や貯蔵年数に強いこだわりがある場合よりも、かえって選びにくいと思う人もいるでしょう。

そんなお父さんには、日本産のジャパニーズ・ウイスキーがおすすめです。

日本におけるウイスキー製造が本格的に始まったのは明治末期。その際にスコットランドのウイスキーの製造法を取り入れたため、ジャパニーズ・ウイスキーはスコッチ・ウイスキーをモデルにしています。

その後、日本人の味覚に合わせて味を変えていきます。スコッチ・ウイスキーはスモーキーな風味がありますが、ジャパニーズ・ウイスキーで強いスモーキーさを感じるものはあまりありません。

ジャパニーズ・ウイスキーは全般的に日本人の嗜好に合わせて造られているのです。

国内に流通しているジャパニーズ・ウイスキーは下記の3種があります。

  • モルトウイスキー

大麦麦芽(モルト)のみを使用。単式蒸留器を使用して造られる。同じ蒸留所のモルト原酒だけを使ったウイスキーをシングルモルト・ウイスキーという。

  • グレーンウイスキー

トウモロコシやライ麦が主な原料。連続式蒸留機を使用して造られる。

  • ブレンディッドウイスキー

蒸留所の異なるモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて造られる。

国内で一番流通しているジャパニーズ・ウイスキーはブレンディッドウイスキー。

各蒸留所によって香りや風味が大きく異なるため、癖のある個性的なものから飲みやすいものまであります。

3種類ともに日本人が好む味わいでありながら、各メーカーによって工夫が凝らされ、多種多様な品ぞろえがあります。それがジャパニーズ・ウイスキーの魅力の1つといえますね。

お父さんが好きなタイプのウイスキーがよくわからない場合は、甘さ、辛さ、スモーキーさ、軽さなどの好みを聞いてみましょう。お店で求めるウイスキーの特徴を店員さんに伝えれば、適切な1本を選んでくれます。

4-5、合うおつまみ

ウイスキーには、甘みと塩気のあるおつまみが合います。

例えばレーズンバター。レーズンの甘みとバターの塩気がウイスキーの甘みを引き立てます。

また、ドライフルーツとの相性も抜群。チョコレートコーティングしてあるドライフルーツも◎。甘党のお父さんには甘いおつまみが喜ばれそうですね。

一方、塩気のあるおつまみが好きなお父さんには、燻製やチーズ、生ハム、ナッツがいいですね。

5章 最後に

父の日の定番のプレゼントといえるお酒。お酒好きのお父さんには喜ばれること違いなしでしょう。

ただし、種類が豊富な分、お父さんの好みを事前にリサーチしておくことは必須。お父さんの好みや食生活を見ておくことが大切です。

また、お酒は高価ならなんでもいい、ということでもありません。赤ワインが好きなお父さんに少し奮発して高価な赤ワインを贈ったところ、「渋みが強くて飲みにくい」と言われてしまった人もいるとか。

もし、お父さんの好むお酒がよくわからない、と不安な人は、お酒はいつもお父さんが飲んでいるメーカーのワンランク上の銘柄にするのも手です。またはお酒よりもおつまみを奮発するのもいいですね。

自宅でお父さんが楽しく飲めるお酒を選んでみてください。

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こちらの記事は、プリザーブドフラワー専門店・はな物語の提供でお送りしました。

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