【女性100人に聞いた】男性に贈る花で気を付けているポイントは何?

女性から男性に贈り物をするとき、花を選ぶ女性はそう多くないですよね。そもそも、男性に花を贈るという発想自体がない、という人もいるはず。花自体は贈り物として最適なものですが、もらって喜ぶ男性は少ないというイメージ。
これも男性に花を贈る女性が少ない理由の1つでしょう。
当編集部では、100人の女性に「男性に花を贈る際に気を付けているポイント」についてアンケートを実施しました。回答からは、男性が受け取りにくくないようにと、細かい配慮が垣間見られました。
確かに、花をもらったことがない男性も少なくないはずです。でも、ちょっとした気遣いで相手の負担にならないこともあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1章 男性に花を贈ったことがある女性は38%
まず、どれくらいの女性が男性に花を贈ったことがあるか見てみましょう。
アンケートによると、「38%の女性が贈ったことがある」と回答。3分の1以上の男性は贈ったことがあるようです。意外と多い数字ではないでしょうか。
といっても、過半数の男性は花を贈ったことがありません。男性に花を贈らない具体的な理由を2章で見てみましょう。
2章 男性に花を贈らない理由とは?
男性に花を贈らない理由として、「男性は花を喜ばないと思う」「男性に花を贈る習慣がない」といった声が多数聞かれました。男性と花が結びつかない、という人は多いようですね。
また、「花瓶を持っていなさそう」「世話の仕方を知らなさそう」というのも気になるポイントです。贈っても枯らしてしまうだけなら、最初から贈らない。男性に花を贈らない女性には、このような判断があるようです。
「男性にお花を贈るという発想がありませんでした」
「普段は選びませんが、その理由として男性にお花を贈る習慣がないからです」
「男性はお花に興味がなさそうだから」
「あまり喜ばないかなと思ってしまうので」
「枯れるのが早いのと、男の人はあんまし興味がないと思います」
「日持ちがしない。そもそも物がいいといわれることが多いから」
「男性は帰り際の電車の中などで恥ずかしい思いをされるのではと思います。自宅に花瓶がなかったらどうしよう?という思いもあり」
「男性にお花を贈っても喜ばないだろうという考えがあるのが一番の理由です。女性が男性に花を贈ること自体変なのではないかという思いもあります」
「女性に比べると花を贈って喜ぶ男性は少ないと思うので、贈る人が限られると思います」
「家に花瓶があるかどうかもわからなかったし、枯れてしまった後の処分も面倒くさいだろうと思い選びませんでした」
「男性に花束をあげても、そもそも花瓶がない方が多く、花を贈ってもその後に困ってしまう方が多いので選びません。職場で退職なので花束をあげるのは女性で、男性には使い勝手の良いハンカチなどを渡します」
「男性はすぐに枯れてしまう花よりもネクタイとか名刺入れとか実用性のあるものの方が嬉しいと聞いたことがあるので」
3章 花を贈る女性が気を付けているポイントは?
次に、男性に花を贈る際に気を付けているポイントを聞いてみました。
雰囲気、色など
多いのは、可愛くなりすぎない色合いにするという点。女性に贈るのと同じ感覚で選んでしまうと、受け取る男性もちょっともらいにくいかもしれませんね。ブルー、紫、白、黄色、緑など、比較的落ち着いた色を選ぶ人が多いようです。
「男性の上司なので、可愛らしくならないように。すっきりした感じの花束にしてもらった」
「男性にプレゼントするので、ブルーの色を入れたり、可愛すぎたりしないようにした」
「ラッピングを男性にも合う色合いにしました」
「色。あまりピンクの花を入れないように気をつけました」
「柔らか過ぎるイメージになりにくいように花と色を選びました。もって歩くのが嫌いなようだったので、外出先で渡すことにならないように祝う場所を設定しました」
「可愛らしくなりすぎないように、白、オレンジ、グリーンでまとめてもらいました。男性に花を贈ることは会社でも珍しくないため、その他は特に男性だからと気をつけていることはないです」
「明るい色で、彼が好きな色で揃えるように気を付けました。男性なので、ピンクの花は選びませんでした」
「高貴なイメージが出るように、カサブランカを中心に白と紫と緑でまとめてもらいました」
「年齢と性格に合わせた色合いや、花を選ぶようにします」
サイズ感
色合いと同じくらい女性が気を付けているのが、サイズ感です。大きな花束を持って歩くなんて恥ずかしい、という男性も少なくありません。そのため、あえて小ぶりなものを選ぶという計らいがあるようです。
また、大きい花束を持ち歩けば、人込みなどで花が傷みやすいというデメリットも。持ち運びしやすさ、花の品質維持のためにも小ぶりの方が喜ばれそうです。
「帰宅時に邪魔にならないよう、あまり大きすぎない花束にしてもらった」
「持ち歩くときに花束が壊れないか、草や花が傷まないように」
「持ち運びに便利で袋に入るようなブーケのような小さ目の花束にしました」
「持ち帰る時のことを考えて、黒い箱に入れて一輪だけ贈りました」
「持ち歩くことも考え大きすぎないように、しかしお祝いなので小さすぎて地味にならないようにとサイズのバランスを考えました」
「感動してもらえるように大きな花束にした。また、ちょっとした小物のプレゼントもつけた」
「華やかだけど派手すぎない感じにしてもらいました」
「電車通勤されている方だったので、持ち帰る時に恥ずかしくないように、箱に入った小さめのお花を買いました。長期間お花を楽しんでいただけるように、手入れ不要のプリザーブドフラワーを選びました」
「男性なのであまり甘くならないように花のチョイスを考えてもらいました」
「部屋に飾っても当人が恥ずかしくないように華美すぎないことに気をつけました」
花粉を除去
花粉は見落としがちなポイントですよね。花粉の中には、服につくと洗濯してもとれないほど強力なものもあります。男性の中には、花粉の存在を全く気にせず、服につけてしまう人もいるかもしれません。
ですので、花粉に配慮して贈るのは女性ならではの視点とも言えます。
「持った時に服に花粉が付かない物」
「花の花粉がつかないように切ったり、変な花言葉があったりする花は省きました」
手間がかからないこと
管理の手間がかからないことは、男性にとってありがたいポイントでしょう。もらってそのまま飾れるアレンジメントを選ぶという女性も。花束は花瓶がないと飾れませんが、アレンジメントならその心配がありませんよね。
「イベント当日に届くように手配する。すぐに飾れるように手間のかからないもの、アレンジメントなどを選ぶ」
4章 何のイベントで贈る女性が多いの?
次に、男性に花を贈る少数派の女性に、どのイベントで贈っているのかを聞いてみました。回答を見てみると、恋人と過ごすイベントで贈っている人は少ないということです。
退職祝い
一番多いイベントとして挙げられたのが退職祝い。退職祝いは個人から渡すというより、会社全体から渡すのもの。フォーマルで儀礼的な意味合いが強いイベントです。渡す相手として挙げられたのも、「上司」「先輩」「父親」でした。
贈る目的もはっきりしているため、贈る側の女性としても「渡しにくい」という感覚は薄いでしょう。
誕生日
花は誕生日のお祝いの定番といえます。物品のプレゼントに華を添えてくれる存在でもあります。オフィシャルなイベントでもありませんので、贈りたい花を自由に選べるのもいいですね。
一方、あまり親しい間柄ではない人の誕生日の場合、贈るものに悩む人も多いはず。そんなときにも、花は無難な贈り物として贈りやすいといえるかもしれません。
その他
お祝いの席で花を贈ることに、相手が男性であっても抵抗を感じる女性は少ないのではないでしょうか。というのも、「お祝い」という目的がはっきりしているため、受け取る側も真意に困るということがありません。
自由回答として、以下のイベントが挙げられました。
- 卒業式
- 開店祝い
- 個展祝い
- 授賞のお祝い
- 快復祝い
- 敬老祝い
- 新築祝い
- 試験の合格祝い
父の日
父の日もお父さんに花を贈るイベントとして根付きつつあります。毎年ではなくても、お父さんにお花を贈ったという人は少なくないでしょう。
贈るのは黄色いバラが一般的ですが、近年はイメージカラーである黄色の花を選ぶ人も増えていますね。6月の第3週という時期から、ひまわりも人気です。
コンサート
知り合いのコンサートを鑑賞しに行った際にも、花は定番の贈り物でしょう。派手さよりも、上品な花で、コンサートの雰囲気に合うものを選ぶことを心がけているという声が聞かれました。
昇進祝い
昇進祝いに花を贈る相手としては、上司や会社の取引先の人、お父さんという回答がありました。贈る花としては、お祝いの定番であり、落ち着いた雰囲気がある胡蝶蘭を選ぶ人が多いようです。
また、男性に花を贈る際にかわいらしい色合いにならないよう気を付けているという声を紹介しました。一方、昇進祝いはとてもおめでたいイベントなので、赤やピンクなどの派手な色をあえて選ぶ人もいるようようです。
5章 男性にどんな花を贈っているの?
実際、女性は男性にどのような花を贈っているのでしょうか?贈ったことのある花を具体的に聞いてみました。
すると、小ぶりの花よりもユリや胡蝶蘭など、大ぶりの花が選ばれている傾向があるようです。
特に、上品さのあるユリやカサブランカなどは、年齢層の高い相手に贈る花として選ばれる傾向があるようです。鮮やかさのある色味ではありませんが、大ぶりなので地味にはなりません。
一方、ひまわりやカーネーションは、適度な華やかさがあるので贈りやすい花と言えます。
また、意外とバラを選ぶ女性も少なくないようです。バラは派手にもなりがちですが、それは色次第。赤やピンクは華やかさが一気に挙がりますが、白や淡い緑、黄色、紫なら大人の落ち着いた雰囲気がります。
園芸に興味がある男性には、盆栽や観葉植物もいいですね。長く楽しんでもらえるでしょう。
花束
「ユリやらカーネーションです」
「カサブランカやカーネーション」
「ガーベラを主としたブーケ」
「オレンジや黄色系の花束(ヒマワリ、ガーベラなど)」
「バラを中心にしたものにしました」
「黄色のスイトピー、カスミソウ、ピンポンマム等の丸い花等を花カゴのアレンジにして贈りました
その他
- ひまわり
- 黄色いバラ(1輪)
- 一才桜の盆栽
- 小さい鉢植えのミニ蘭
- 多肉植物
- レインボーローズ(虹色のバラ)
- 青系の色のバラ
- プリザーブドフラワー
6章 最後に
アンケートからわかったのは、3分の1以上の男性は贈った経験があるということ。ただし、一方で「男性は花をもらっても嬉しくないのでは?」と考える人が多いのも事実のようです。
また、女性から花を贈りにくい他の理由として、「花に込められた真意がわかりにくい」というのもあります。花は贈るシーンや人によって、意味合いが異なります。女性から男性に花を贈ることは習慣として定着していないので、その真意が余計にわかりにくいところ。
ですが、「お祝い」など、目的と理由がはっきりしているイベントなら女性も男性に花を贈ることへの抵抗もあまりないかもしれませんね。
花はお祝いを彩る最適な贈り物です。気兼ねせず、ぜひ男性にも贈ってみてはいかがでしょうか。
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